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【夫婦秋旅】ぶらり明日香村

東大寺や奈良公園周辺、平城宮跡周辺は割と行く機会があるけど、明日香村周辺ってあまり行く機会ないよね、遠いし。

と言うわけで、倭が国のまほろば「明日香村」へ行ってきました。

▼前回の記事はこちら▼

▷朝食ビュッフェ

バランスよく取るのって難しいね

奈良ロイヤルホテルの朝食ビュッフェ。
奈良っぽく柿の葉寿司茶粥があるのが嬉しいですね。
好き嫌い分かれると思うけど、私は茶粥好きです。

朝食後少し部屋でだらけて、10時前にチェックアウト。
車で明日香村方面を目指します。

▷石舞台古墳

奈良の市街地から1時間くらいかかりましたが、無事目的地に到着しました。
大きなバイパスから逸れると結構道が狭いのが関西圏に旅行に来た感じがする。

観光地らしく大型の観光バスが何台も停めれそうな砂利敷きのデカい駐車場に車を停めました。

しばふひろば

駐車場の横には広大な芝生広場。ちょうど秋祭りのシーズンか、フォークソングのイベントがやっていました。のどかでよろしい。

石舞台古墳は、かの有名な蘇我馬子の墓ではないかと考えられている日本最大級の石室をもつ古墳です。前方後円墳とかではなく、方墳。しかも巨大方墳。

見学料300円を支払い、いざ石室へ。

石室だけでこの大きさ。当時は墳丘もあったわけなので、もっとデカかったんだろうな。

歴史上割と早い段階で墳丘の封土が失われていたようです。

ぐるっと回って、順番待ちで石室内に入ることができました。

よく落ちないな

中ではボランティアガイドらしきご老人が、家族連れに解説をしており、しれっと妻が家族連れに混ざって開設を聴いているのがツボにはまる。
修学旅行にきた小学生みたい。

キトラTシャツ

駐車場に戻る途中で売店を経由する。キトラTシャツは資金不足で買わず。実家に明日香村で採れた古代米セットを購入しました。

▷橘寺

石舞台古墳から車を10分ほど走らせて橘寺へ。
金色の稲穂が垂れた田んぼが両サイドに広がる明日香村の景色は、車よりレンタサイクルで移動したほうが楽しそう。

坂が多いので、借りるなら電動自転車かな。

奥の建物が橘寺

橘寺は、聖徳太子ゆかりのお寺です。
8世紀頃は大きなお寺だったようですね。

コンバインとかどうでも良さそうな写真ばかり撮っていて、肝心のお寺の写真が無い…
お寺の内部の写真は撮影禁止なので、仕方ない。

二面石

本堂で般若心経の写経ができたので、夫婦並んで写経会。ワンコイン写経体験ってやつですね。筆じゃなくて筆ペンでした。

往生院 天井画

橘寺と言えば、天井画のあるお寺としても有名らしい。こちらは写真OKでした。

結構綺麗だと思うんだけど、大学で美術やってた人的には「うーん、そこまで興味ないや」と辛口コメント。お気に召さなかったようで。

▷キトラ古墳

明日香村と言えば、世紀の大発見、彩色壁画が見つかったことで一躍有名になった高松塚古墳とキトラ古墳があります。
飛鳥美人図があるほうが高松塚古墳で、朱雀白虎青龍玄武があるほうがキトラ古墳です。

昔、嵐の大野くん主演のドラマ「歌のおにいさん」で、片瀬那奈さんが「元高松塚歌劇団キトラ組のミュージカル女優」って設定だったのを思い出しました。(どうでもいい)

バス停に「キトラ」

高松塚古墳とキトラ古墳は距離的に少し離れており、時間の都合上、今回は新しい展示施設のあるキトラ古墳のみ行くことにしました。

ほぼ満車の駐車場に警備員さんの誘導で車を停め、展示施設へ。
駐車場から地下通路で道路の下を潜っていく構造で既にワクワクする。

かっこいい

ちなみに入館料無料です。
地下1階の展示室は、キトラ古墳の歴史や古墳壁画のことが学べる博物館展示、1階部分は厳重な保存管理施設になっていました。

キトラ古墳の壁画は、公開時期が限定されており、今回は見られなかったのが残念です。公開時期であっても予約抽選でしか見学できないんでしょうけど…

壁画以外の出土品は、展示室で見ることができました。

展示施設から外に出て、5分ほど斜面を登っていき、キトラ古墳本体を見学することができました。2016年に史跡整備が終わったようで、整った外観をしています。
(発見されるまでは、鬱蒼とした藪の中だったのでしょうね)

栗饅頭みたいなのが、キトラ古墳
解説盤

生きている間に、本物の壁画を見学してみたいものです。

帰りは、橿原方面から名阪国道を初めて通って帰宅しました。時間かかったけど、高速代かからないって凄いな名阪国道。

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