前略、乳児病棟より

諸事情あって、生まれて3ヶ月たたない次男が入院しております。
本人は元気で、なんで入院してんだ?って感じではあるのですが、2ヶ月児の38度超える発熱は即入院になるということは覚えておくといいかもしれません。

尿路感染症という、ようは膀胱に大腸菌が入って悪さしてるので、尿が逆流しやすいのかどうか検査する作業が今回の入院。

生まれてすぐも調子いい方じゃなかったから、丈夫に産めなくてなんかごめんね、って感じはありますが。

豆腐メンタル気味の当方ではありますが、母業5年ほどやってると「島豆腐メンタル」くらいにはなってきます。
「高野豆腐メンタル」が理想ですけど。

そんな島豆腐の私、毎日小児科病棟に通っていますと、乳児の悲鳴のような泣き声、ひっきりなしに鳴るアラーム音など、様々な外的要因で心が弱ってきます。

ええ、息子は元気にしてます。

周りのお子さんは重症な子も多く、経口栄養が取れない子、手術を受けた子、などなど。
他の病室にはもっと重篤な患者さんがいて、

もう、何を言うのもはばかられるのです。

早く退院しようね、と話しかけようものなら、いつ出られるかわからない子の親への配慮とか。例えばそのようなもの。

日本的だなーとは思うのですが、感情問題はどうにもならない。
何言っても炎上するあの感じ。

半年入院してるってどんな感じだろう……

その気持ちを思ったらなんだかやられてしまいました。

今日、ついに心身がストライキ起こしたので、自分を立て直すために会社を休んでみました。
結局したことは、朝病院に冷凍母乳置きに行って、次男のお食い初めのお衣装を物色、そのあとお守りを買いに神社仏閣……

自分のことなんもしてない
まあいっか

夫が「つらい、足が遠のく」と言っていた意味が初日はわからなかったんだけど、自分がポッキリ折れてやっと理解した。ああ、これかと。

ちなみに、主がいないと母乳も出なくなるのか、搾乳しても量が減ってきました。

産院で生まれた直後に搾乳する時、目の前にコットに入った自分の子を置かれたの思い出して、テレビの画面に次男の写真を出しながら搾乳してみたんだけど、夫に「夜のおかず感ある」と指摘されました。

主のいないベビーベッドは悲しみがつのります。

長男がメリーのスイッチを入れた日があって、誰もいないベビーベッドに流れるオルゴールで泣けました。

「ともくんいなくてさみしい」
長男が今朝はなんだか元気がありませんでした。

予定通りならば、来週には、4人家族に戻れるでしょうか。

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