見出し画像

革の端の使い道

------------------------------------------------------------
『お知らせ』

現在のオーダーメイド完成予定時期は
2024年7月末完成、2024年8月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。

オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html


LINE公式アカウントを作りました。
来店のご予約やお問い合わせはこちらからどうぞ。
https://lin.ee/H5Mkmry

------------------------------------------------------------

こんばんは。野島です。

じょんじょん厚ヌメくくりというデザインがあります。

この踵ベルトは長年色々と試した上で気がついた形です。

実は元々完全にまっすぐに裁断した革で、癖付けすることでその形状が現れます。


これはトップ画像のような場所を使っています。

革の端、特に脇や首に相当する部分は柔らかく伸びやすい特徴があります。
人体でもそうですが、動きやすくするために薄く柔らかく伸縮するわけですね。

革製品を作る際にまずどこで裁断するのかというのは非常に重要で、爪先、甲、ふまず部、踵などなどそのパーツに合う場所を見極める力が必要です。

下は濡らしてから引っ張って捻って伸ばしたものです。
約5㎜の分厚い革を使っていても、濡らすとこれだけ伸びます。

これを靴型に合わせて癖付けしていきます。



このパーツは足にぴったりすぎると痛くなるので、少し余裕を持たせつつ柔軟に動くように柔らかな場所を使っています。

僕の中で会心の思いつきだった作り方と仕様なのですが、なかなかそのテンションが伝わらないシリーズでした。


それではまた明日。


------------------------------------------------------------------------
革靴寺子屋生徒募集


吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。

型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。

作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、音楽、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。

デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。

進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。

ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html

実践革靴製作専門習得コースも立ち上げました。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22840528.html


075-414-0121
nojima@kikkabo.jp


副業で夜にアルバイトをしてみたいという方もおられましたらご連絡ください。
(募集締め切られせていただきました。また募集するかもしれませんがご検討いただいた方には申し訳ありません。)

お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
--------------------------------------------------------------------------
-----------------------------------------------------------------------------
吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。

nojima@kikkabo.jp
075-414-0121

どうぞよろしくお願いします。
-----------------------------------------------------------------------------

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?