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クラウドファンディングを"失敗する"超具体的な9つの方法

※こちらは有料noteとしておりますが、95%は無料で読めます。本気で読んでくれている方にメリットがあると判断した情報のみ非公開とする予定です。
※恐らくこのノウハウを活用される方はワードやメモ帳に文章を貼り付けると思いますが、その際に邪魔な画像は一切使用しておりません

更新履歴(2019年)
11/8(金):時事に合わせて細かい部分の修正を入れました。
更新履歴(2018年)
11/2(金):購入者特典を削除し、無料部分をリライトしました。
※11/2より前に購入された方は、ご相談受け付けます!
10/25(木):有料部分に裏話も含めた7つのQ&Aを追加しました。
10/25(木):頂いた反響をもとに、無料部分をリライトしました。
10/4(木):無料部分をリライトしました。
10/3(水):記事を公開しました。

noteのPRアカウントにも取り上げて頂きました!

感想も頂いてます。ありがとうございます!

はじめに

WEBマーケティング新規事業立ち上げを生業としているからか、最近クラウドファンディングに関する相談を受けることが増えてきました。

いやね、みんな目をきらっきらさせながらこの世に生み出したい価値の話をしてくるわけですよ。ボードメンバーの能力もきらっきらで羨ましすぎる。

かくいう僕もずっと前、目をきらっきらさせながら新しいサービスを世に生み出すべく、クラウドファンディングをやっていたわけです。


結果は達成額の20%程度で惨敗しましたがね…。


ただ、これからクラウドファンディングに臨む方々にはこの惨敗話と惨敗理由の考察が意外と刺さるようで、皆さんありがたがって聞いてくれるんですよ。未来の成功者は心も広くてずるい。

そんな中、

「noteにまとめてみたらどうですか?」

とありがたいご提案を頂いたので、お伝えした内容の議事録代わりにこのnoteを捧げようと思います。

クラウドファンディングが成功する方法ってそれなりに出回ってますし、目立つのは成功事例ばかりなので、失敗する方法ってあまり見ないんですよね。そういう意味では参考になるかと。

クラウドファンディングに成功したことあるあなたは、「こいつバカだなwww」と思いながら楽しむ酒の肴くらいにはなりますので、うずうずする心を抑えて寛大に見守って頂ければ幸いです。

※プロジェクトの実際の画面は非公開とさせて頂きます。

対象者

・今まさにクラウドファンディングを進めたいあなた
・クラウドファンディングに興味はあるけど、いざ自分が進める時にどうすればいいか皆目検討がつかないあなた
・クラウドファンディング成功なんて、あんなのインフルエンサーの影響力のなせる業だろって思っているあなた
・影響力なんてなくても戦略と技術があればクラウドファンディングなんてお手のものやろと思っている、特に戦略系コンサル出身のあなた
・クラウドファンディングで負け知らずなため、弱者へのアドバイスに困っているあなた

クラウドファンディング準備時の僕のスペック

・Twitter運用なし(5~6年前にアカウント削除)
・Facebook友達はそれなり、日常的な投稿なし
・ブログなどのメディア運用なし
・オンラインサロンやコミュニティ無所属
・各種メディアに取り上げられる実績なし
・WEBコンテンツの制作技術なし
・人の懐にすっと入りこむのちょっと苦手

評価経済のこの世の中、クラウドファンディングを成功させるための信頼基盤は全くと言って良いほど整ってなかったですし、技術屋でもありません。その代わり…

・経営コンサルティングで培った問題解決と要素分解の考え方
・成功報酬型WEBマーケティング(広告)で培った見せ方と伝え方で新規顧客を引いてくる力

ここはそれなりに正解に近づけられる自信はあったので、無謀にも踏み切ったわけです。これらが仇となって大きな失敗の1つを引き起こすのですが、それは後述します。

クラウドファンディングを失敗する9つの方法とは?

僕が失敗したと考えている方法は以下の9つです。

①クラウドファンディング準備期間が1ヶ月きっかりと短すぎた
②成功報酬でチームを組んでしまった
③戦略構築に時間をかけすぎてしまった
④WEB広告に頼りすぎてしまった
⑤SNSでの発信準備を20日しかしなかった
⑥プラットフォーム流入を期待しすぎた
⑦クラウドソーシングで拡散を頼んでしまった
⑧デモ画面のような体験コンテンツを用意できなかった
⑨成功(失敗)している人に相談しなすぎた

あくまで「新しいWEBサービスの立ち上げ」というプロジェクト、かつ上記のような僕のスペックだった場合という前提です。

また主観が大いに入っているので、一部当てはまらない項目も出てくるであろう旨、ご承知おきくださいね。

では、それぞれの失敗事例について詳述致します。

①クラウドファンディング準備期間が1ヶ月と少なすぎた

準備期間中の僕のスペックが示す通り…

・SNSやブログが活用できていない
・自身がインフルエンサーでない
・インフルエンサーの協力者がいるわけでもない

こういった方は、認知を上げるのが最優先です。そして、SNSなどで認知を上げるために必要な期間は残念ながら1ヶ月だと不十分です。体感で3ヶ月は必要でしょう。

どんなに良いサービスを考えても、万人に刺さる社会貢献性が強いものでない限りは認知されなければ潰れてしまいます

最近も、ある現在進行系でバズっているサービスの提案者が「1年前にほとんど同じ商品を出したけど全く広まらずに撤退した」と言っていましたね。

また僕自身もどんなサービスを出そうとしていたかと聞かれた時に周りの経営者に概要を伝えると、好意的な反応が90%ですが、失敗しています。

話を戻すと、チームメンバーに認知や影響力がない場合、少なくとも3ヶ月間はSNSやブログをフル活用して認知拡大に努めましょう。会社員との兼業で1ヶ月だと「手を動かすこと」だけで終わってしまいます。

②成功報酬でチームを組んでしまった

チーム構成はクラウドファンディング成功の要です。僕は実作業の大半を1人でやっていたのですが、1人でできることなんて限界があります。

どれだけ同じ志で、同じ本気度でプロジェクトに取り組める仲間を集められるか。これが重要です。そう考えると、僕は志で仲間を集めることを結果的に怠っていたのかなと思います。

クラウドファンディングを打ち出す際、制作の力を借りることは不可欠で、主にこんな技術を持っているメンバーを集めることになります。

・動画編集
・オリジナル音楽
・動画やクラウドファンディングページに出すデザイン
・キャンペーン特設サイト
・(声優)
・(動画に出演するビジュアル受けする演者)

僕は技術を全く持っていなかったのですが、幸いなことに上記技術を持ったメンバーはすんなり見つけることができました。

しかし、予算のない僕は「最低達成額×貢献度に応じたパーセンテージ」での成功報酬でチームを組むことにしてしまいました。

結果どうなったかというと、志への共感度が強いメンバーと、そうでないメンバーで行動量にバラつきが出てしまったり、2週間もの納期遅れが発生したりしてしまいました。

しかし、労力を先出ししてもらってるのでこちらも強く言えず…。

1人1人に影響力がそこまで大きいわけではないチームの場合、全員が全力で広報してもまだ認知されるかどうかというレベルです。

それなのに、短期間での行動量にバラつきが出てしまった時点で広報パワーが著しく弱くなってしまったわけです。

メンバー集めに時間をかけたくなかったということを盾に、志への共感度が高くて技術もあるメンバーで組織できなかったのは良くなかった。

しっかりと予算を投じて責任が明確になったチームか、この志が達成できるならお金じゃない、というレベルまで共感してくれる人で組織されたチームで進めるべきだったと思います。

またこれは結果論ですが、成功報酬で普通に仕事として発注した時と同じくらいの報酬が入るように最低達成金額を決めてしまったため、最低達成金額が上がりすぎてしまったという副作用もありました…。

もう少し金額を下げられて、達成率が高く見えるようになることで、違った景色を見ることができたかもしれません。

③戦略構築に時間をかけすぎてしまった

これ、経営企画や経営コンサルティング、マーケティングを本格的にやってきた人あるあるだと思います。戦略立てるのってめっちゃ楽しいんですよね。

・リーンキャンバス
・STP
・4P
・3C
・AARRR
・サービスの画面遷移
・エレベーターピッチの内容
・商標出すとしたらどれくらいの予算と期間が必要か

軽く思い出しただけでもこれだけはがっつり考えました。構想は昔からあったので1日で仕上げましたが、ことあるごとにエクセル引っ張り出してきては眺めてニヤニヤしつつ、加筆修正を繰り返していました。

当時は会社員だったのでイメージできませんでしたが、起業した今しみじみ痛感しつつ、当時の自分に耳にタコができるほど言ってやりたいことがあります。


「戦略ってだいたい変わるんだよ!!!」


クラウドファンディング失敗したら立ち上げないと決めていたので、考えていた夢物語はすべてパーになりました。あえて戦略に時間を使うなら、「リーンキャンバス」だけで十分ですね。

外資系コンサル出身の後輩がクラウドファンディングについて相談してきた際、一番最初にブランディングについて練り込もうとしていたので、このことを伝えました。企画脳の人は陥りやすいルートなのだと思います…。

ただし、成功してプロジェクトを進める際や、投資家から資金調達する際はこういった考え方は超大切です。お近くの専門家(@kishikou11)に相談しましょう。笑

④WEB広告に頼りすぎてしまった

成功報酬制でゴリゴリのWEB広告運用をやっていた自分は、広告回せば認知の問題は解決すると思っていました。

これがSNSを本格的にやらない理由となってしまったのですが…。

認知の問題さえ解決すれば、後はクラウドファンディングのページ改善を繰り返すことで一定数の集客見込みは立つだろうと考えていました。

余談ですが、僕は当時WEB広告歴1年ながら、70程度のホームページとLPを運用・ディレクションしていて、全く成果が出ていないのはど田舎で粗利100万円レベルの商材を販売していたホームページ1つだけでした。

広告運用に関しては自信があったのです。

しかし、やり方にもよりますが広告運用とクラウドファンディングは相性が良くないことが分かりました。

クラウドファンディングを広告で成功させようと思った場合、「クラウドファンディング内容に共感してくれそうなターゲットの絞り込み」「広告を出している媒体の拡散力」の2つが命となるのですが…

・Facebook広告の場合
→実名制のためターゲットは絞りやすいが、拡散力が高くない

・Twitter広告の場合
→拡散力はあるが匿名性のためターゲットが絞りづらく、広告そのものも成果が出にくい

・Youtube広告の場合
→これが比較的正解に近いが、当時は成果に懐疑的だった

ということで、実際に回したのはFacebook広告だけだったのですが、成果は100店満点で考えるなら5点でした。

いいねだけは1週間で数十はついたので認知はできましたが、そこからの成果は恐らくゼロ。5,000円分くらいの広告を回した段階で気付き、止めることになりました。

ちなみに、同時期に僕より明らかに影響力ありそうな芸人さん?がFacebook広告を回してクラウドファンディング集客をしていましたが、そちらも失敗していました

最低目標達成額の50%を超えた場合や、残り1日で90%達成しているから最後の詰めが欲しいという場合なんかは有効かもしれません。人は行列を作っているところに並ぶ修正があるものです。

そもそも、クラウドファンディングは普段から接点があって、その人の志に共感していたり、その人の継続的な発信からの信頼があって、協力者が現れるものです。

つまり、発信者の活動や人柄の透明性が重要になります。

見ず知らずの継続的な関係性がない人をやみくもに広告で集客しようとした時点で、方向性が違ったのですね。完全に広告技術に甘えた結果です。

広告を出すなら、目の前の自分をよく知る人物や、サービスに共感してくれそうな人物1人1人に全力で依頼をする方が、はるかに効果的だと思います。

人の気持ちはお金じゃ買えないよ、という典型例ですね。

⑤SNSでの発信準備を20日しかしなかった

さて、広告でなんとかしようと思っていた僕でさえ、SNSはもちろん動かさなきゃと考えまして、

・広報用のブログ
・Twitterアカウント開設(5~6年ぶり2回目)
・Facebookページ開設

これらを設置します。開始日の20日前です。

もうこの時点でお察しなのですが、やったことと言えば「Facebookページでの投稿のシェア」「ブログ更新のたびにTwitterでつぶやく」の2つだけでした。いかにSNSを軽視していたかが分かりますね。

Twitterは#campfireなど、クラウドファンディングサイトのハッシュタグをつけてつぶやくと公式がたまにリツイートしてくれるので、完全にそれを当てにして、自分でフォロワーさんを増やしにいこうとは考えていませんでした。

やる人はTwitterで「女子高生アカウント」「女子大生アカウント」「OLアカウント」「腐女子アカウント」のように、想定ターゲットに対して10個くらい拡散アカウントを作り、それぞれの発信内容も事前に全部作り込んでリツイートを撒き散らすらしいですね。行動量が違うね…。

当時の自分にはそこまで思いつきもしなかったので、重点ポイントであるSNS流入と拡散を逃す結果となってしまったわけです。

冒頭でもお伝えした通り、SNS戦略だけで3ヶ月かけてもよかったくらいだと考えています。

SNS運用が苦手な人は、SNS運用が上手い人、ないしは自分のプロジェクトに共感してくれそうなインフルエンサーにDM送って味方につけましょう。

協力してくれるインフルエンサー数(フォロワー10,000人以上)、協力してくれるマイクロインフルエンサー数(フォロワー1,000人以上)は指標の1つにしても良いと考えます。

ちなみに、インフルエンサーに拡散されるとどのようなことになるかは、皮肉なことにこのnoteが証明してくれていて…。

実はこのnoteをTwitterで拡散頂いたアカウントの総フォロワー数は、確認できる限り記事公開から20日で30,000~40,000人にものぼり、うち50%程度の目に留まったとすると、そこから10%程度の流入があった計算になります。

ほぼノー宣伝でクラウドファンディング実施時の初動のPV数を超えてしまいました。ソーシャルの拡散力のすごさたるや…。

更に、この拡散効果などもあって記事がSEOに上位表示し、Googleの様々な変動を乗り越えて特定キーワードで上位につけた結果、1ヶ月に数百の流入が継続的に発生しています。

⑥プラットフォーム流入が少なすぎた

さて、クラウドファンディングをやっているサイトは「Campfire」や「Makuake」など、プラットフォームとしての知名度が高いものが多いです。

僕はたいして調べもせずに、「これだけ認知のあるサイトなら、趣味で回遊している人もそこそこいるに違いない。その層もつかまえられる」とたかをくくっていました。

結果的に初動から2~3日で1,000~2,000PVの流入があった中で、同期間内でのプラットフォームからの回遊層は10PVもありませんでした。

サービスの訴求力が弱い可能性もありますが、初動をつけて「急上昇中プロジェクト」にも上がっていた中でこのPV数だったため、プラットフォームからの自然流入は期待できないのかな、と考察しています。

ちなみにプラットフォームがやっているTwitterやFacebookアカウントですが、やはり成功した際の額が高くて人気が集まっている未達成のものが多く取り上げられる傾向にあります。まあ商売としては当然ですよね。

そのため、SNSに取り上げてもらっての流入は、よほど初動が良いか金額が高いものでなければあまり期待しないほうが良いと思います。

⑦クラウドソーシングで拡散を頼んでしまった

目標値には届かなかったものの初動で一定数を集めた後、全く数字は進捗しなくなってしまいました。

危機感を覚えた僕は、藁にもすがる思いでクラウドソーシングでのTwitter拡散をお願いすることになります。

本当なら志に共感してくれそうなインフルエンサーを見つけて、厚かましくもDMでお願いしたりコミュニケーションを取るべきだったのです。

しかし、コミュニケーションが超苦手な僕は、お金でコミュニケーションを省略するやり方を取ってしまいました。

それでも、詐欺まがいの業者もいることも考慮して、

「顔出しをしていて」「口コミがそれなりについていて」「値段が安すぎず」「セールスライティングに説得力のある」

そんなサービスを選びました。そして、結論それすら失敗しました。

その業者は中身のない5,000人くらいのフォロワーさんを買ったアカウント十数個持っていて、それで一斉リツイートしていました。

もちろんTwitterアカウントを5~6年ぶりに開設した僕には、それが中身のないフォロワーさんだとは分かりませんから、一見すごそうです。

しかし、実際のPVやツイートへの反応に面白いくらいなんの影響もありませんでした。そこで初めて気付いたのです。


「やられた。。。」


人間って必死になると思いがけないところに足をすくわれるものです。クラウドファンディング中盤で思うように進捗していなかったとしても、泥臭い人間関係の構築を怠らないようにしましょう。

⑧デモ画面のような体験コンテンツを用意できなかった

これはやらないと失敗するというよりは成功確率を高めるための施策になりますが、未完成でもデモとして見せられる程度の体験コンテンツを作っておけばよかったです。

僕の進めようとしていたサービスって言葉で説明し切るのが難しいんですよね。だから動画を作ったのですが、それでも伝わりきらない層はいる。

だから、実際のデモ画面で使ってもらって、ああ、こんなに便利なのかと体感してもらうべきだった。

成功報酬で労力を先出ししてもらっている中で、ここまでやってくれとはとても言えなかったです。開発工数がかかりすぎるので。

クラウドファンディングで出すような新しい試みは、理解が難しいものも多いです。だからこそ、体験を挟むことで共感度は変わっていたのかなと思います。

ちなみにマーケティング的に言うとお客様の声は最強のコンテンツであり、なくてはならないコンテンツです。デモや試作品を作ったら必ずお客様の声を集めましょう。

⑨成功(失敗)している人に相談しなすぎた

僕がなぜ①~⑧のようなことをやらかしたのか。それは、成功している人の生の声を聞かなかったことに尽きます。もはや失敗している人に聞いても良かったかもしれない。

だって、失敗している僕にすら一定数の相談が来るのです。そして、リップサービスもあるとは思いますが例外なく「役に立った」と満足して持ち帰ってくれている。

もちろん、企画趣旨そのものに関しては、経営者も含めた周りの人に意見をもらいました。それで、反応が良かったことで進める決心をしたのです。

しかし、肝心のクラウドファンディングについてのアドバイスを受けることを疎かにしていました。

成功したプロジェクトのページを見れば、誰が成功したかなんて一目瞭然ですから、似たような成功プロジェクトを見つけて何とかしてコンタクトを取って会いにいくべきだった。

未経験者が成功するためのコツはTTP(徹底的にパクる)です。ある程度の基礎知識があったとしても、驕らずに教えを仰ぎに行きましょう。

ちなみに失敗談に関してはここまで読んで頂いているあなたであればもう聞く必要はありません。成功した人の話を聞きに行ってください。

余談(失敗者の僕が語る成功の肝)

失敗してみて、また終わった後に接点のあったクラウドファンディングアドバイザーの意見をもとに振り返って、これが肝だったなと思う項目をいくつか挙げます。

・SNSからの流入をどれだけ増やせるか
→自分がインフルエンサーになる
→インフルエンサーの力を借りる
→インフルエンサーとすべくキャラクターを作る
・リターン設計でどれだけ多くの人を巻き込めるか
→地域性のあるもの(イベントなど)は参加できない人のパイを逃しやすい
→どんなに価値のあるものでも、集めたいターゲットと合っていないリターンは全く集まらない
※ノベルティ販売は原価と労力がかかりすぎるのでやっちゃダメ
→複数商品を支援できるように設計すると支援人数が多く見える
・初動でいかに達成金額に対する割合を上げられるか
→初日に達成金額の20%~30%入ると60%は決まるというデータが出ているが、ぶっちゃけ自費でもなんでも100%近くまで入れると良い
→達成金額を高くしすぎない方が結果的に欲しい金額より集まりやすい
→逆に低くしすぎるとそれはそれで低止まりしてしまう

今回は"成功する方法"が趣旨ではないのでこれ以上詳細は控えます。この辺の話はキンコン西野さんの「革命のファンファーレ」でも読んだ方がはるかに有益ですので、ぜひ見てみてください。

あとがき

やってしまった失敗事例を取り上げてきました。

このことは自身のマーケティングの考え方を見直すいいきっかけになったとともに、今はこれからクラウドファンディングを進める志のあるあなたのお役立てになっているという意味では良い経験になったと思います。

ただ、失敗して良い経験にするのは僕だけで十分です。

これを見ているあなたは是非ともプロジェクトを成功させて、志を実現してください。そして、僕にできることがあったらぜひお声がけください。

↓↓滅多に更新しないがDMは見ているTwitter
@kishikou11)

きしこうについて

キャリアなどは他の記事に記載していますが、WEBマーケティングの会社をやっています。

経営コンサルティングの知見とマーケティングの知見を活かし、新規事業立ち上げ+マーケティング、営業力強化のためのマーケティングなど、施策にとらわれることのない、経営改善のためのマーケティングを得意としています。

マーケティングについて色々聞いてみたいなというあなたは、お気軽にDMください!


★★この先は有料エリアになります★★

クラウドファンディングの話に純粋に興味があるだけであれば、ここまでの情報で十分満足だと考えます。

有料エリアには現在、裏話も含めた7つのQ&Aを掲載しています。このnoteをきっかけにご質問頂いた内容や、リアルで話した内容などを随時追記していく予定です。

もう少しクラウドファンディングを実行するにあたり、深く調べないといけない情報をぱっと解決したい方はご覧ください。

<Q&Aの内容>
・クラウドファンディングに使用したサービスってどこ?
・ある程度の認知があれば作り込みに時間かけなくても成功すると思う?
・PRのものを外注しようとするとどのくらいの費用がかかるもの?
・失敗したクラファン内容をもう一度やってみる気はあるの?
・クラファンの掲載期間はどれくらいが適切だと思う?
・成功事例のリターン内容を見て、これは勝ちパターンだと思ったものはあった?
・成功させるための魔法の杖(最終手段)みたいなものってあると思う?


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