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物語の時代について

『屋根裏散歩症候群』の舞台は、現代の日本の私たちが生活している日常と変わらない世界観となっています。
同じなんだけどちょっと違う、人によっては違う様に見える世界、程度の違和感を感じてもらえるような空気を作りたいと思っています。


ゲーム内の時代設定を決めるにあたって

当初いくつかの案がありましたが、決まっていたことは『夕闇通り探検隊』以降の時代の物語であること、スマホやSNSなどの普及している2011年以降の物語とすることは決めていました。


『夕闇通り探検隊』の時代設定

『夕闇通り探検隊』の年代はゲーム内では明記されていません(たぶん)。
ゲーム内では5月6日~8月14日までの100日間(エンディングで+数日?)という情報しかありません。一応ゲーム内のカレンダーと曜日から推測すると1992年か1998年が当てはまります(たしか)。

ゲームの発売日は1999年10月7日。物語の中で何度か携帯電話がでてくるので普及率も考えると90年代後半である1998年(平成10年)だと勝手に推測しています。
※特にネットで調べていないので確定情報あれば教えてください。

『トワイライトシンドローム』
1996年、夏。武蔵野市の外れにある雛城町は、
古きよき面影を色濃く残す土地である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『トワイライトシンドローム』に関してはWikiにこのような記載があったので、その後の物語として考えるのが自然かと思います。


『屋根裏散歩症候群』の時代設定

スマホやSNSなどが普及している時代を選んだのは、単純にスマホやSNSを使った新しいウワサが作れるからというのが一番の理由です。
また、主人公達の年齢を夕闇通り探検隊と同様に思春期としたため、社会的な背景を説明するよりも身近なツールが登場することで余計な説明なしでなんとなくこの辺の時代なんだと理解して貰えると思ったからです。

もう一つなんとなく考えていたのは大震災以後の物語であること。
これはゲーム内でも言及することはないと思いますが、なんとなくそうしたかったということしか今は言えません。

最初の時点では2015年としていましたが、私がゲーム制作をはじめた2019年が夕闇通り探検隊発売20周年であると気づいたとき、主人公の誕生日は夕闇の発売日、1999年10月7日にすることに決めました。
同時にこの日までになんらかのカタチでゲームを公開したいとも決意しました。

となるとあとは辻褄合わせの逆算です。
主人公の年齢は14歳となんとなく決めていたので、1999年から14年後の2013年が『屋根裏散歩症候群』の舞台になります。
満年齢とか数え年とか数え方間違ってたらこっそり直します^^;


COLUMN:私にとっての『夕闇通り探検隊』の時代

私は1999年10月7日の発売当日に購入してプレイしています。
2000年という節目を迎える前の何かしなきゃいけないんじゃないかという希望にも似た絶望の中。
1999年7月の人類滅亡というノストラダムスの大予言が外れ、なんで滅亡してくれなかったのかというなんとも言えない絶望にも似た希望の中。

そんな不思議な背景をもった時代に出会えたからこそ『夕闇通り探検隊』は私にとって唯一無二のゲームであり、そんなゲームへの恩返しみたいな意味も込めて今こうしてゲームを作っているのかなぁ、とふと思いました。



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自作のゲーム『屋根裏散歩症候群』の設定などについての記録です。

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