夕闇の少年3

屋根裏散歩症候群ってなに?

前にちょっとだけnote使ってたりしましたが、いろんなところに浮気したりして再び戻って参りました。
2019年6月に急にゲームが作りたくなってRPGツクールMVというソフトで作っているキコリノ イズミと申します。


自作ゲーム『屋根裏散歩症候群』

というわけでいきなり記事タイトルの答えですが、『屋根裏散歩症候群』とは私が現在制作中の「夕闇通り探検隊」をオマージュしたゲームの名前です。

現在、開発中でプレイ出来るものは『屋根裏散歩症候群:dream walker』として各所で公開されています。
これは表記用に省略したもので、プロジェクト名から全部表記すると

PROJECT : After Twilight
屋根裏散歩症候群 BEYOND THE TWILIGHT
Episode / dream walker

となります(長い)。
この記事ではゲームのタイトルについて解説していきますのでゲームをプレイされて興味のある方や、タイトルから興味を持っていただいた方向けの内容となります。

下記はゲームの予告PVです。

※下記サイトにて開発中のものをプレイ出来ます。

フリーゲーム夢現
ふりーむ
RPGアツマール

よろしければプレイしていただき、感想などいただけるとうれしいです。


PROJECT : After Twilight

これはそのままプロジェクト名になります。
何のプロジェクト?と聞かれれば、現時点では私が一人でゲームを作るプロジェクトです。
※「現時点では」とした件については長くなるので別記事にて説明します。

ではどんなゲームを作っているプロジェクトか?
わかる方にはわかる説明だと「夕闇通り探検隊」や「トワイライトシンドローム」をオマージュしたアドベンチャーゲームで何となくおわかりいただけると思います。

知らない方への説明は難しいので画像が早いですね。

屋根裏散歩症候群 2019_10_11 15_12_16

こんな感じの3Dではなく2Dだけどリアルなグラフィックで、主人公達が街中のウワサを集めてその真相を解明していくゲームです。
走ってジャンプしてゴールを目指したり、レベルを上げて敵を倒したりするゲームではありません。
人の話を聞いて街の中を歩き、ちょっと怖い目に遭ったりしながら謎を自分なりに解決していくゲームです。

Twilight」は意味的には「夕方」ですが、ここでは前述の「夕闇通り探検隊」「トワイライトシンドローム」のことを指します。
そこにそれらの作品の続編的な意味合いを込めて「After」を冠することにしました。
また「After Twilight=夕闇のあと」をゲーム内で重要になる夕方と夜の狭間(謎)を示唆する言葉として位置づけています。


屋根裏散歩症候群

これがこの作品のタイトルです。
読みは「やねうらさんぽしょうこうぐん」です。
最初はタイトルはこれのみでしたが、制作の過程で三部作構想とかでてきたため、「屋根裏散歩症候群シリーズ」的な扱いになるかもしれません。

タイトルを見て、本を読む方であれば、江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」が頭に浮かんだかもしれません。まさにそれです。

・・・・たぶん。
というのも実はこれは20年前の私が考えたタイトルを活かしたモノです。

20年前、「夕闇通り探検隊」をプレイした私はその世界観にどっぷりハマってしまいました。何回も何回もプレイし、いつしかその続編を作りたい!と思うようになっていました。
その時に考えたのが「屋根裏散歩倶楽部」というタイトルで、エドガー、アラン、ポーというあだ名で呼ばれる少年少女が現代の都市伝説を追う内容でした。
その後ゲーム制作とは一切無縁の生活をおくって来ましたが、4ヶ月前に急にゲームを作りたくなり、題材を考えたときに思い出したのが「屋根裏散歩倶楽部」でした。

残念ながらエドガーたちは不採用となりましたが、「屋根裏散歩」という語感は気に入っていたのでそのままに、「倶楽部」だとちょっと柔らかい印象に感じてしまったので、もう少し不気味な「症候群(シンドローム)」を採用しました。これはトワイライトシンドロームまんまです。

結果「屋根裏散歩症候群」としたことで、全体としての語感も「夕闇通り探検隊」に近づき、不気味さとポップさがブレンドされた良い感じのタイトルになったと思っています(自画自賛

ここで気になるのはどうして20年前の私はタイトルとして「屋根裏の散歩者」をぱk・・・オマージュしようとしたのか、という点ですが、実は私自身も憶えてないのです(笑)
実際その当時も今も本嫌いの私は作品自体をちゃんと読んでいないはずなんです。内容は何となく知ってます。でも何で知ってるかは知りません。たぶんあらすじだけググったんだと思います。

推測では「屋根裏から隣人の秘密を覗き見るような行為」を「見てはいけない・知ってはいけないものを覗き見ること=身近な怪異を追うこと」のような思考だったのではないかと思いますが、真相は不明です。

この作品を完成させることでその答えが見つかるかもしれないですね。
いや、当時の私を救うためにも見つけてあげないといけないんだと思います。


BEYOND THE TWILIGHT

これはサブタイトルだったり、英語タイトルだったり、私の想いだったりします。

意味としては2つあります。
ひとつは「夕闇の向こう側」です。
予告PVなどで一部解禁していますが、主人公達の住む街には「夕闇の向こう側を覗いてはいけない」という謎めいた言い伝えがあります。
これは完全にネタバレなので以下略・・・。

もうひとつは「夕闇を超えて」。
この「夕闇」は「夕闇通り探検隊」「トワイライトシンドローム」を指します。つまりこれは単なるオマージュではなく、それらを超える作品にしたい!という私の想いだったりします。


Episode : dream walker

当初「屋根裏散歩症候群」は、街の中を自由に歩き回り街のウワサを追うゲームの予定でしたが、よくよく考えてみればたった一人で街のすべてのグラフィックを作り、そこに暮らす人々を作り、物語を作り、ゲームとしてまとめるのは到底無理な話でした。

ではどうしよう?
そこで思いついたのは章ごとの発表形式でした。トワイライトシンドロームと同じように、ウワサ単位でエピソードを進めていく方法にすれば一気に街をすべて作る必要は無くなります。章ごとにちょっとずつ街を作っていって最終的にすべてを繋げればいいじゃん!天才かよ!←遅い

さらにちょうど自作ゲームを公開しているサイトで、シナリオ重視のコンテストがあり、それに応募するのを目標に調整したのがこの「Episode : dream walker」となります。

この意味についてはゲームの内容のネタバレにもなりますので実際ゲームを遊んでみて確かめてください
・・・と言ってもまだ完結していないのでわからないんですけどね^^;


今回のまとめ

というわけでタイトルについて自分のメモ的な意味も込めてまとめてみました。

「夕闇通り探検隊」や「トワイライトシンドローム」では、それらはあくまでタイトルであって、ゲーム内の単語として出てくることは無かったと思いますが、今作ではゲーム内で「屋根裏散歩症候群」という単語がでてくる予定です。
ただしそれは「Episode / dream walker」内では出てきません。
おそらくその次のエピソードか、前述した街の中を自由に歩き回り街のウワサを追うゲームとなった時、その言葉の意味を解き明かす物語が始まる・・・かもしれません。


おわりに

ゲームのタイトルって難しいですね。
完全に自分の中で決定していろいろ作ってから、同じタイトルの作品があったらどうしよう?とかものすごく初歩的な部分に気づき焦りました。
幸いにもかぶるモノはなかったようで安心しました。

でも例えば将来的にこの作品を売り出すことになったりしたら、先に商標なんちゃらをどーのこーのしておかないと、悪い人たちに獲られてしまうかもしれない!とかどうでもいい不安がよぎったりもしますが、そういうのも含めてゲーム制作諸先輩方の記事を読んで勉強させていただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします




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