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「お客様の邪気をもらってしまう」という方に教えた、意外なところから気をもらう方法のお話しです。


中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談など、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ビジネス本などを読むと、

チャンスを掴め。

とか、

ビジネスを成長させるには
ネットワーキング(人脈作り)が大切。
成功者や影響力のある人とつながれ。

とか書かれています。

確かにそうだろうなぁとは思いますが、

チャンスをどう見つけるのか。
とか
そんな影響力のある人とどうつながるのか。
とか

わかってはいるけど、
実際はなかなか
難しいなぁと思ったりもします。

でも、
意外と身近なところに、
気にもかけなかったところに、
大切な縁はあるのかもしれません。

今日は、
お客様の邪気をもらってしまうと
悩んでいた方が、

えっ?
そことつながるのですか!?

と意外なところにつながり、
気をもらう方法を教えてもらった時のお話しです。


***


彼女はkana(仮称)さんという名前の
33歳のエステシャンの女性です。

気功教室では普通、
個人名は言わないし、知らないのですが、
なぜか彼女はkanaさんと呼ばれています。

kanaさんは
エステの仕事が好き、
お客様に喜んでいただくことが好き、
なので、

今は大手エステサロンで働いていますが、
将来は自宅でエステサロンを開業し、
個人のお客さんを相手に
自分のペースでゆっくりと
長くやっていきたいと
思っているそうです。

ただ、最近疲れが取れないそうです。

もともと
呼吸器系が弱かったとのことですが、
以前にも増して
呼吸が浅くなってきた。
ちゃんと呼吸ができていない気がする。

そして何より
自分の気が、免疫力が弱っているせいか、
お客様の疲れ、邪気をいただいてしまう。

夕方になると
肘から先が痛くなり
どよーんと疲れてしまう。

なので、
気功でなんとかできないかと思い、
盛鶴延先生の気功教室に
通うようになったそうです。


***

彼女が気功教室に通い始めて
何回目かのある日、
盛先生は、kanaさんに向かって

Kana って名前のティッシュ。
知っている?

と聞かれました。


ティッシュ、ですか?

と、突然の質問に
kanaさんはびっくりされて、
怪訝そうに聞き返されていましたが、
(それはびっくりするでしょう!)

盛先生は続けて、

そう。
箱の絵が
とても綺麗なお花の絵のティッシュ。
知っている?

とおっしゃいました。

もちろんkanaさんは知らないので、
知りませんと答えると、

この前、ネットで
kanaって名前の
色も絵も綺麗なティッシュを
見つけて。

あっ。
kanaさんだ。
kanaさんと同じ名前だって。

そのkanaさんのティッシュには
いろいろな柄のティッシュの箱があって
どれも綺麗な柄でした。

色も素敵だし、
イラストも素敵だし。

いいなっと思ってね。

と盛先生は続けておっしゃいました。

kanaブランドの、
ティッシュ?


kanaさんはもとより
私も含めて他の参加者達も

それが、何か?

という感じで、
???
が飛び交っていたのですが、

盛鶴延先生は楽しそうに
続けておっしゃいました。


あなたと同じ名前の
kanaブランドのティッシュ。
あなたは持っていたらよいかもね。

あのkanaブランドのティッシュ。
きっと若い女性に人気があるブランドだと思う。

色も柄もとっても綺麗だった。

そしていろいろな種類があったから
きっと成功しているブランドだと思う。

そんな
あなたの名前のkana と書かれている
綺麗なティッシュ。

多くの人のエネルギーが集まっている
人気のティッシュを持っていると
そのブランドに集まったエネルギーを
もらうことができると思う。


***


そのkanaブランドのティッシュが
本当に大成功しているブランドなのか
どうなのか、それは知りません。

でも、
自分と同じ名前のティッシュがあって、
それはとても素敵なデザインのティッシュで、
多くの人に愛されている(らしい)。

若い女性達に人気がある(らしい)。

明るい、楽しい
エネルギーが集まっている(らしい)。

そう信じて
そのkanaブランドのティッシュを
身近に持つことで、

kanaブランドとつながり、
kanaブランドが持っている
明るく楽しく若いエネルギーをもらう。

自分と同じ名前だから
より波動が同調しやすく
つながりやすい。

だから、おすすめ。

そういうことなんじゃないかなっと
思いました。


***

確かに、
たかがティッシュの話です。

しかも
たまたまネットで見かけただけの
ブランドの話です。

kanaさん自体も
知らなかったブランドの話です。


「そんな。ばかばかしい。
 たかがティッシュの箱でしょう?」

「有名な歌手とか
 成功者の名前ならいざ知らず
 誰も知らないティッシュの
 ブランド名の話でしょう?」

そう思われる方も
いらっしゃると思います。

でも、自分と同じ名前、
Kana という名前で
成功している(らしい)会社がある。

それを面白いと思ってみる。

「そんなのたまたま
 同じ名前だっただけでしょう?
 単なる偶然でしょう?」

その通りなのですが、
それを面白いと思ってみる。


いつか自宅でエステサロンを
開業したいと思っている
kanaさんと同じ名前の会社が
成功している。
若い女性に人気があるブランドとして
成功している。

それを面白いと思ってみる。
そして自信にする。


***


以前、
盛鶴延先生にこう言われたことがあります。

チャンスというのは
みんな平等にやってくる。

ただ、それを
掴み取る力があるかどうかだね。

そして掴んで離さない。
掴み続ける力があるかどうかだね。

中国語でその力を

抓」

といいます。

kanaさんの話も同じで、

そういうことを
信じて掴む。
 
「抓」する。

これが大切
なのだそうです。


では、また!

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