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気功と次元|気功をしていくと、「次元が上がり、見える世界が変わる」についてお伝えします。


気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

最近、出世をしたくない
という若い人が増えている。

そういう話を聞きます。

出世したところで
忙しいだけで
それに見合うほど
給料が伸びない。

上司と部下の板挟みとなり
辛いだけ。

私も長年
化粧品メーカーに勤めていたので
言わんとすることはわかります。

ただ、
私自身はどうだったのかというと、
出世に関しては
ポジティブでした。

なぜなら、

見えない世界が見たいから。

単純に
課長なら課長、
部長なら部長、
社長なら社長
にしか見えない世界が
あるのだろうと思っていて、

それぞれのポジションで
どんな世界が見えるのか
見てみたい!

そう思っていたからです。

そんなある日の
気功教室でのことです。
盛鶴延先生が
こんなお話をされました。

気功の修行は
階段を上っていくのと似ていますね。

坂道をずっと
なだらかに上っていくのではなく、
しばらくずっと
平らな道、
踊り場を歩いている。

それがある日突然
1つ上の段に上がっている。

その突然が
いつくるのかは
自分でもわからない。

でも突然
上の階段に上がる。

そうすると
見える景色が全く変わってきます。

今までわからなかったことが
突然わかるようになる。

そんなものだね。


この盛鶴延先生のお話には
いろいろなメッセージが
含まれていると思います。

今から振り返ると
違うメッセージにも感じるのですが、

その時の私は、単純に

そうか。
気功をしていくと
いつか突然、見える世界が変わるんだ!


そして
見え方が変わった世界を見てみたい
と思ったのです。

今回は
気功をしていくと
次元が上がり、
見える世界が変わる
ということについてお伝えします。


***


この「見える世界が変わる」
ということに
私が興味を持つ理由のひとつに
小さい頃から
いろいろな土地を
転校してきたということが
あると思っています。

よく
我が家の常識は
世間の非常識
と言いますが、

自分の県の常識は
他県の非常識。

と転校するたびに
ずっと感じてきました。

例えば
ある県では
よく知っている隣のおばさんでも
家の中には決して入れませんでした。

お話をするなら
門の前か、
せいぜい玄関口です。

それがその県の常識なのです。

しかし、
次に引っ越したところは
(札幌だったのですが)
見知らぬ
集金のおじさんまで
どんどん家の中に
入ってくるのです。

ええーっ!

しかし、
よく考えれば
極寒の札幌で
門の前でお話なんて
あり得ないわけです。

だいたい、
冬の玄関先には
太く大きい1メートル以上の
氷柱が屋根から
ぶら下がっていますから、
そんなところで
立ち話なんてしていたら
凍え死ぬか
氷柱に刺されて死にます。

しかし

人の家には
決して入らない。

という
常識の下で育ってきた
私にとっては、
その
ぐいぐいと迫ってくる感じが
驚きで、新鮮でもありました。

そうか。
場所が変われば
考え方が変わるんだ。
世界の見方が変わるんだ。

子供心にそう思ったのです。

そして、
世界の見方が変わると
それに伴い
自分の気持ちも変わってきます。

あれだけ
人を家に入れるも,入るのも
抵抗があったのに、
いつのまにか

「おじゃましまーす!」

とずんずんと
平気で人に家に
入っていけるようになりました。

そして
それまでだったら
あり得なかった
友達の家でのお泊まりも
初めて経験したのが札幌です。

世界の見方が変わると
心も変わり、
どんどんオープンになって、
人との距離が縮まっていく。

そんな体験をしてきたのです。

だから会社でも
ポジションが変わると
見える世界が変わって、

新しいものの見方が
できるようになり
自分自身の意識も
変わるのではないか。

そして
それはとても面白いことだと
思っていたのです。

***

実際、
化粧品メーカー時代、
ポジションが変わると
確かに見える世界が変わりました。

情報の量が変わるのです。

勤めていた会社は
情報にオープンな会社でしたが、
それでも、
ポジションが上がらないと
見れない情報もあります。

そして
見える情報の量が
変わってくると
情報の見方、
そして意識が変わってきます。

例えば、
ボーナスの情報があります。

それまでは
会社の業績が
良かったから悪かったから、
自分の業績が
良かったから悪かったから
ボーナスが多い、少ない。

そういう視点で
ボーナスの情報を見ていました。

一方で
ポジションが変わると

自社だけではなく
競合他社の
予想ボーナスデータ。
業界における
自社の位置付け。

当然、
自社の業績データも
国内だけではなく
海外情報が集められます。

そんな情報を見ながら
今回は厳しかったけど
でも、
社員はこうこうで
頑張っていたから、
今回はここまで
ボーナスをだそうよ
という話し合いがされます。

ーーー

あっ。
ただ誤解のないように
お伝えしますと、
ボーナスのような議論は
幹部会議で行われますので
当然、
私はその会議に参加していた
わけではなく、部署柄、
たまたま、そういう会議を
傍聴していただけです。

ーーー

それでも
そういう世界を見ると
やはり
会社に対する気持ちが
変わってきますし、
ボーナスに対する
有り難みも変わってきます。

***

だから、盛鶴延先生から

気功を続けると
見える世界が変わる

とお伺いした時、

きっと
情報の量が変わるのだろうな
と思いました。

よく盛鶴延先生は
次元の話をされますが、
気功をして次元が上がるということは
情報の量と質が変わることだと
私は思ってます。

同じ現象でも
見える世界、
見える次元が変わると
全く違って見えてくる。

そして
それとともに
自分の意識が
全く変わってくる。
そう思っています。

だから
見える世界が変わることに
とても興味があるのです。

***

しかし、
気功を続けていても
そんなにすぐに
見える世界が変わるわけでは
ありません。

正直、私にはまだ
見える世界が変わった!
という経験はありません。

そんなある日の
気功教室でのことです。
盛鶴延先生が、
とても柔らかいトーンで

気功はすぐに感じるとか
すぐに
わかることではありませんね。

少しずつ、
わかってくるものです。

もし
すぐにわかったら、
みんなすぐに
気功の先生でしょう?

とおっしゃいました。

なるほどね。

少しずつ、
少しずつ、
ですね。

では、また!

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