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気功と因果|宇宙の揺るぎない唯一の真実、因果応報についてお伝えいたします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の気功教室のことです。
盛鶴延先生が
こんなことをおっしゃいました。

因果応報。

これは
この宇宙の揺るぎない
唯一の真実ですね。

因果応報については
全ての宗教が言っていますね。

どのようなお話の流れだったかは
忘れてしまったのですが、

「因果応報は
 唯一の真実」

とおっしゃったことが
記憶に残りました。

ただ、
「因果応報」
という言葉自体は
なんとなく知っていますし、
日常生活でも
よく使う言葉でもあったので

その時は
「なるほど」とは
思ったのですが、
その後、
なんやかやで忘れていました。

しかし、
それからしばらくしたある時。
この因果応報について
全く別の視点から
考えさせられる
出来事がありました。


盛鶴延先生の本の
発売日近くの時のことです。

当然ですが
発売前の一番の心配事は
売れ行きです。

ちゃんと売れるだろうか……。

でも、
だからと言って
盛鶴延先生に、

「ちゃんと売れますかね?」

などと言うこともできません。

そんな時、
(もちろん、
 そんな話は一切していませんが)
盛鶴延先生から
ぽんとメールがきました。


決まっていることだから。
良いものを作ったから心配ない。

今回は
宇宙の揺るぎない
唯一の真実、因果応報について
お伝えいたします。

***

実は
気功教室での因果応報の
お話を伺った時、
盛鶴延先生は
続けてこういわれました。

皆さんは、
結果を見て

良かったとか
悪かったとか
いろいろ言います。

でもそれは違います。

種、因を見ることが大切。
見えていない段階。
これが大切です。


そのお話をお伺いした時も、
因果応報と同じように、

そうだよな。
全ては「因」からだよな。
見えていない段階が大切だよな。

と思ったのですが、
これも、
全ては見えていないところから
始まるというのは
よく聞いていた話なので、
すっと
聞き流していたのです。

しかし、
盛鶴延先生のメールをいただいて

あれ?

と思いました。

もちろん、
メールを受け取った時は
嬉しかったです。
そしてとてもほっとしました。

そうだ。
しっかり作ったのだから
結果はついてくる。
心配ない。

実際、
その後、無事発売され、
お陰様で売れ行きも順調で
ほっとしていたのですが、

でも、
メールをいただいてから
しばらく経った頃、ふと

あれ?

と思ったのです。


メールを受け取った時は、
単純に

良い本を作ったから、
結果は大丈夫だよ。

良い本を作った段階で
結果は決まっているよ。

そう励ましてくださっていると
思いました。
確かにそれも
多いにあったと思います。

ただ、

「決まっていることだから」

には、もっと
深い、別の大切な意味が
あるのではないかな
と思い始めたのです。

そして、

「決まっていることだから」

という盛鶴延先生の言葉に
静かさと揺らぎのなさを感じました。

一方、私は、

そうだ。
決まっていることだから。

と言いつつ、
自分自身に揺れを感じたのです。

心のどこかでは心配している。
つまり、
心は揺れているのです。


もし本当に
因果応報を理解していたら、

見えない世界の段階で
決まっているのだから、

見える世界に出てくる今の段階で
じたばたしたって無意味である
ことも理解しているはずなのです。

でも、
思いっきり、じたばたしています。

つまり、
因果応報という
宇宙の揺るぎない真実を
理解していない。
もしくは
受け入れていないのです。

もし
本当に受け入れていたら
今更じたばたしても
仕方ないと、
諦観できると思います。

そして、
逆に、
現時点の
見えない世界に目を向け、
今、やるべきことをするべきだ
と考えると思います。

なるほどね。

そう思った時、

そうか。
私は本当の意味で
因果応報を理解していないんだな。

と気づいたのです。


***

因果応報。

あれから
この言葉の意味を
考えるようになって、

少しずつですが、
ものの捉え方が
変わってきた、

いやもとい、
変わろうとしてきている
気がします(笑)。

「すべて決まっている」

そう
思えることで
楽になります。

その感覚は
諦めるのとは
少し違って

今、すべきことに
目が向くということは
積極的な
明るい気持ちになるというか
そんな感じになるのです。

因果応報。
すべては決まっている。

とても短い言葉ですが、
とても優しい言葉だなぁと
思っています。

では、また!

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