気功と決断｜人生の岐路での決断の仕方についてお伝えします。
気功 ブログ｜
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室（毎週木曜日、東京自由が丘で開催）のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。
＊＊＊
盛鶴延先生の気功教室では、
通われた回数に応じて
いくつかの特典があります。
そのひとつに
オーラ診断があります。
オーラ診断というものに
少し怪しげな響きを感じる方
もいらっしゃるかもしれませんが、
「望気術」と呼ばれる
レベルの高い気功診断のひとつです。
オーラは
その人の健康状態と
心理状態に関係があります。
オーラ診断をしてもらう人は
特に何も言わずに
盛鶴延先生の前に座ります。
ただ、
何も言わなくても
盛鶴延先生にはいろいろなことが
見えていらっしゃるのだと思います。
そして、
オーラ診断は
教室の参加者の前で行いますが
本人にだけわかるような形でお話されます。
その日のオーラ診断は
30代半ばの女性の方でした。
結婚されて
1〜2年目の方で、
離婚しようかどうしようか、
悩んでいらっしゃると
いう方でした。
―――
普通はそういう
個人的な悩みは言わずに
ただ座るだけなのですが、
彼女はその前の教室の時に
離婚しようかどうしようか
悩んでいると言っていたので
知っていました。
―――
盛鶴延先生は
彼女のオーラを見ながら
こうおっしゃいました。
ピンクのオーラと
ブルーのオーラが
ぶつかり合っているね。
どっちにいこうか
常にケンカしている。
こうしなくちゃいけない。
でもこうしたい。
いつもぶつかっているね。
そして続けて
こうおっしゃいました。
違う世界に
飛び出したら、
あぁ、こんなことがあるんだな
と楽しめるよ。
楽しめばいいよ。
なるほど。
なるほど。
そうか。
思い切って、
飛び出したらいいんだ。
と普通なら
一緒にそう思いながら
聞いているのですが、
その時は
ちょっと待てよ。
と思ったのです。
確か、
しばらく前、
同じ方に対して、
盛鶴延先生が
こんなお話をされていたからです。
結婚に関して
道は3つあるね。
1つは、独身のまま過ごす
2つめは、結婚して離婚をする。
3つは、結婚生活をそのまま続ける。
あなたはどうするか。
それはあなたが決めるしかないね。
今回は
盛鶴延先生が
人生の岐路で迷っている方に
アドバイスされた決断の仕方
についてお伝えします。
＊＊＊
その気功教室で、
盛鶴延先生は
彼女に対して
結婚に関して道が3つある、
とおっしゃった後、
こうお話を続けられました。
３つの道があるね。
1つ目の独身のまま過ごす道。
独身は楽だね。
全部、自分の時間。
自分で自由に好きなことができるね。
私も独身の時、
カンフーや気功や、
一日中、好きなことをしていたね。
最高だね。
2つ目の結婚はするけど離婚する道。
これは、その後、どうするかだね。
では、あなたは離婚して、
また結婚するの？
独身でいるの？
また結婚するなら、
また離婚するの？
結婚を続けるの？
また同じ問題にぶつかるね。
一番難しいのは
3つ目の結婚生活を続ける道だね。
これは人生の修行ね。
人と生活するのは
いろいろ難しいことがあるね。
でもそれは修行。
では、あなたはどうするか。
それはあなたが決めるしかない。
この話を聞いた時、
悩んでいる彼女には
申し訳ないのですが、
面白いなと思いました。
今、離婚という選択肢をしても、
また、
再婚したら、
同じ問題が起こる。
そこまで考えていなかったからです。
それゆえ、
同じ彼女に対して
オーラ診断で
今度は聞きようによっては
離婚を後押しするような
話をされたので、
ちょっと驚いたのです。
えっ？
結局、どっちなわけ？
＊＊＊
彼女のオーラ診断をしながら
盛鶴延先生は
こうお話を続けられました。
あなたは
常にどっちにいこうか
ケンカしている。
ずーっとケンカしている。
きっと10年後も一緒。
ケンカしている。
それは
時間の無駄だね。
やりたいのなら
やればいいですよ。
やってダメだったら
引き返せばいいですよ。
それが
楽に生きる生き方です。
＊＊＊
なるほどぉ。
私は
てっきり盛鶴延先生は
離婚した方がいいのか。
結婚を続けた方がいいのか。
そのどちらがいいのかについて
アドバイスするか、
もしくは
アドバイスしないか
どちらかだと思っていたのです。
でも、
盛鶴延先生は、
そのどちらでもなく、
離婚しても、しなくても
それはどっちでもいい。
それはあなたが決めること。
ただ、
決めない状態が
続いていることが問題ですよ。
と。
そして
どっちでもいい。
どちらでも楽しめばいい。
決めることが大事。
決めると楽になるよ。
とおっしゃったのです。
私は悩む時、
彼女ほどの大きな悩みではないとしても
この盛鶴延先生の視点を思い出します。
決断しよう。
背中を押してくれる
温かな言葉だと思っています。
では、また！
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