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気功と見方|自由で捉われない気功的ものの見方についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

最近は
やっと春が来たな!
と思ったら
あっという間に
夏になってしまう。
そんな感じがします。

しかも突然、
真夏日になったり
また涼しくなったり。

その度に
身体を慣らしていくのが
大変です。

暑くなってきたな。
夏が近づいてきたな。

そう思うと、私は
実家の母の口癖を思い出します。

「暑いね」
「あー、暑い、暑い」

一日中、
「暑い、暑い」と
連発するのです。

多分、本人は
「暑い、暑い」と
口に出して
言っていることすら
気づいていない
のではないか?
と思っています。

多分、無意識で
口癖のように
「暑い、暑い」と
言っているだけ
の気がします。

しかし
横で聞いている方は
「暑い。暑い」と
聞くだけで
余計に暑さを感じます。

「うるさいな」と
いつも思っていました。

暑いと言ったところで
涼しくなるわけじゃないのに!


でも、
ある日の気功教室で
盛鶴延先生がおっしゃった
一言を聞いてから
ちょっと気持ちが変わりました。

盛鶴延先生は
こうおっしゃったのです。


暑い、暑い。
寒い。寒い。

今日は何度だ。
真夏日だ。
暑い。暑い。

そう言うけれども

そりゃ
暑い日もあるでしょう。
寒い日もあるでしょう。

今回は
自由で捉われない
気功的ものの見方について
お伝えします。


***

気功を学ぶ目的は
人それぞれ
いろいろあると思います。

私は
もちろん健康のためですが、

もう1つ
自由に
捉われない
ものの見方ができるように
なりたいな
と思っています。

盛鶴延先生の
お話を聞いていると

そこですか!

と驚くことがたくさんあります。

例えば
先ほどの

暑い日もあるでしょう。
寒い日もあるでしょう。

もそうです。

私はこの言葉が大好きです。

この言葉を知ってから
母が暑い、暑いと言っても
心の中で

「そりゃ
 暑い日もあるでしょう。
 寒い日もあるでしょう」

と思うと
何となくにやりとしてしまいます。

あと、
予定していたことが
予定通り進まず
うーんと思う時も、
ふっと、

「暑い日もあるよな。
 寒い日もあるよな」

と思うと
少し力が抜けます。


また
ある日の気功教室で
おっしゃったお話もそうです。

盛鶴延先生は
一時期、
アメリカの西海岸に
住んでいらっしゃったことが
あるそうです。

アメリカの西海岸は
1日の気温の変化が激しく
朝方と昼間の気温差が
15度以上などという時も
あるそうです。

普通だったら
そんな寒暖差が大きいと
身体がついていくのが大変!
と思うところですが、
盛鶴延先生は
こうおっしゃったのです。


私は
アメリカの西海岸。
とても好きでしたね。

1日のうちに
四季があるのです。

朝は春。
昼は夏。
夕方は秋。
夜は冬。

すごいね。
毎日、毎日、
四季を体験できるなんて
すごいね。

1年の間に
何回、四季を
体験できることになるのだろうね。

楽しいね。

1日のうちに
四季がある!

すごいな。

同じ寒暖差でも
こうも捉え方が違うのか。

と思いました。

***

盛鶴延先生の
お話をお伺いしていると

自由だな。
捉われていないな。

と思います。

そして
どうしたら
自由に
捉われない
ものの見方が
できるようになるのだろう。

と思います。

そのヒントは
気功を教えてくださりながら
ぽつっ、
ぽつっ、
と投げかけて
くださっている気がします。

ただ、
受け止めきれていない
というか
自分の中で
理解、消化できていません。

しかし
気功をしながら

いつか
自由に、
明るく、
捉われることのない
ものの見方が
できるようになったら
いいなと思っています。

では、また!

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