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気功と見方|気功をすることで見方が変わり、大切なことに気づくことができるようになるというお話です。


気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

気功をすると
いろいろな変化があるのですが、
その中の1つに
ものの見方が変わる
ということがあります。

盛鶴延先生は、
ものの見方についてこうおっしゃいます。

多くの方は
ものの見方を知らないね。
見るところが違うね。


気功をすると
見方が変わるね。

実は
盛鶴延先生と一緒にいると

盛鶴延先生と
同じところで
同じようにものを見ていても、
見方を知らないから
私は気づかない。

そう思うことがよくあります。

もちろんその場合、
盛鶴延先生しか
見えていないわけですから、
私には盛鶴延先生が
何かを見ているのかどうかも、

ましてや自分が
何かを見ていないのかどうかも
わからないのですが、

たまに
ぽろっと教えてくださるのです。

そしてその度に

えっ!

と驚きます。

何となくですが、
その見えていないことが
大切なことであればあるほど、
見えにくい。
気づきにくい気がします。

今回は
見方を知らないために
目の前にある大切なことに気づかない。
でも、
気功をすると見方が変わり
大切なことに
気づくことができるようになる
というお話です。

***


ある日のことです。
盛鶴延先生と
気功教室のメンバーで
中華街に行きました。

みんなでワイワイと
美味しく中華料理を食べ、
その後、お腹ごなしを兼ねて
パワーストーンのお店を見たり、
中華食材を買ったりしていました。

その流れで
三国志でも有名な関帝(関羽)が
祀られている関帝廟に寄ったのです。

そこで
それぞれが、
それぞれでお参りをして
では帰ろうかという時、
盛鶴延先生が
なんだか何かを隠して持っているような
ちょっと不思議な様子だったのです。

何だろう・・・?

そう思って
盛鶴延先生をじっと見ていると
その様子に気づかれたのか
盛鶴延先生は
こうお話ししてくださいました。

実はね。
今、関帝廟でお参りしていた時、
小さなスーパーボールが
ぽん、ぽん、ぽん、って
私の方に跳ねてきたんだよね。

でも、
隣で一緒にお参りしていた人は
誰もそのスーパーボールに
気づいていない。
 
私だけが気づいて
見ていたら、
 
目の前に跳ねてきたので

ぱっとその
スーパーボールを取ったんだ。
 
でも
そのボールを取っても、
誰も気づいていない。

面白いね。

そう言いながら
手の平の中にある
スーパーボールを
見せてくださいました。

一緒にお参りしていた
周りの人はみんなびっくりです。

***

そしてこれもある日のことです。

盛鶴延先生と
『気功革命 秘伝奥義 集大成』の
打ち合わせをしていました。

盛鶴延先生は
その著者の中で
中国道家気功の達人
張三豊(ちょうさんぽう 1247?〜)
の教えをいくつか
紹介してくださっているのですが、

実はその日、
盛鶴延先生は
張三豊の『玄要編』を
ご持参くださっていたのです。

そして
その張三豊の瞑想の奥義、
螺旋の話が書かれている箇所を
見せてくださいました。

『玄要編』の写本だと
思うのですが、
それでもかなり
古い時代の本だったと思います。

宝物ね。

とおっしゃいながら
とても大事に扱われていました。

もちろん
私は怖くて触れません。

それでも

ほらね。
ここに書いてあるでしょう。

と盛鶴延先生が指差したページを
そーっと見せてもらったのですが、

指を指された箇所には
ある中国語(漢字)の文字が
書かれていました。

ただ
古い中国語(漢字)なので
私には読めません。

でもわからないなりに
じっと見ていると
何やら漢字の横に
小さなルビのようなものが
あることに気づきました。

正確にいうと
ルビぐらいの小さな大きさで
何かが書いてあるのです。

汚れ?

と思うぐらい
小さな模様なのですが、

よ〜く見ると
螺旋の図なのです。

えっ!?

とても驚きました。

でもそれが
張三豊の螺旋の奥義を伝える
説明図だったのです。

もし
盛鶴延先生が
指差してくださらなかったら
絶対に見過ごしていたと思います。

逆に言うと、
仮に私がこの貴重な本を持っていたとしても、
絶対に気づかなかったと思います。

なるほど。
これが見る力、見方か。
見るところが違うってことか。

***

もちろん
その張三豊の螺旋の奥義は
『気功革命 秘伝奥義 集大成』
にしっかりと掲載しています。

ただ、
実はこの話には
後日談があるのです。

張三豊の螺旋の図を
見せていただいて興奮した私は

その螺旋の奥義の図を
張り切って
どーんと
大きく掲載しようとしたのです。

そこで
バーンと図を拡大して
大きく掲載したページを
盛鶴延先生にお持ちして
「いかがでしょう?」
とお見せしたら

こういうものはね。
小さく書くものなんだよ。

と諭されてしまいました(笑)。

なので、
本には控えめな大きさで
掲載しています。

ただ、
実は少し心配だったのです。

もちろん、
わかりやすい適切な大きさで
掲載させていただいていますが、
ちゃんと
皆さんに気づいてもらえるかなっと。

でも杞憂でした。

本を読んだある方が
開口一番、

「あの、瞑想の螺旋の話。
 すごいね」

と言ってくださったのです。

ものすっごく嬉しかったです!


***

世の中の大切なことは
見る力、
見方を知らないと
目の前にあっても
見えない。

でも
見方を知ると
見えるようになる。

私自身、
まだまだ
ものの見方を知らないので
見えないことが多いのですが

でも気功を続けることで
きっと見方が変わり、
大切なことも
見えるようになると
信じています。

一緒に頑張りましょう。

では、また!

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