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世界バレエフェスティバル2018 ガラ - ファニーガラ -

2018/8/15水 17:00- 東京文化会館

第5部のファニガラー、なんと今年は50分もありました・・・!(気合い入り過ぎ!)堂々たる第5部。タマラとイサックのドンキの後、NBSの高橋さんが準備のためのつなぎのトークをし(でももう内容覚えてない)、「どうやらファニーガラの設定はオーロラ姫の誕生日のお祝いの席に乱入者が現れて踊りまくるというストーリーらしいです」と言って退場。今年は、今まで以上にダンサーさん達の間に一体感があったように思いました。セットや小道具、衣装も本気度が凄い。今回、中心となってシナリオ考えたの誰なんだろう。やはりゴメ子・・・?

キャスト表は終演後に会場に貼り出されていた、ので、当日私達は誰かが登場するたびにオペラグラスをのぞき込み、「これは誰だ?!」とやりながら見ていたわけです。

以下、パートごとに感想を。

■踊らないキャスト
王: シルヴィア・アツォーニ
王妃: マチュー・ガニオ
看護士: アレクサンドル・リアブコ
侍従長: ワレリー・オブジャニコフ
キューピッド: マリーヤ・アレクサンドロワ

まず最初に登場したのは王と王妃。マチューの王妃、美しすぎ・・・✨そしてシルヴィアは、小さい体にもっこもこの衣装をつけて登場し、王座で好き放題やり過ぎ。足を椅子の上に上げるわ居眠りするわ・・・^^; ほんとサービス精神旺盛で見てて飽きなかった!出待ちであなたのキング最高におかしかったって言ったら「誰も私だって気づいてないと思った!」だって。分からないわけないじゃないすか。
サーシャのあの役は一体誰が考えたんでしょ。ちょこちょこ下手の舞台袖に出てきてはアイシングしたり足裏マッサージ器を差し出したり、水まいたり、倒れた三羽の白鳥に心臓マッサージしたり!マチューの裾をあげてマッサージして、にっかー✨ってした笑顔可愛い。コミカルな役をやるサーシャは久しぶりに見たな。
指揮者のオブジャニコフさんは前回に引き続きの参加。お付き合いくださり有難うございます(ひょっとして、こういうの好きなの・・・?)
マーシャは自分の出番が終わったのに衣装変えて出てきてずっと王座の側に侍っており、いろんな人達にちゃちゃ入れてました。お祭り女!

■「眠れる森の美女」より「ポロネーズ」
ディヴェルティスマンの人達の入場。この時点では、誰が誰やら・・・!

■フォー・ミー、フォーミーダブル
マチアス・エイマン、ダニール・シムキン、デヴィッド・ホールバーグ

何と1階中央通路から、シムキン&ホールバーグのセーラームーンを従えてディーヴァ・マチアスが登場!シャルル・アズナブールの曲を、マイクつけたマチアスが生歌でご披露です。衣装もバルーン系(?)で可愛かったー♥1階中央~後方席でいろいろやってて、前方席にいた私にはほとんど見えなかったけど、どうやら通路後ろの大理石に寝っ転がったりファンサービスしながら練り歩いてたらしい。ステージに上がってきてもすんごいノリノリで歌って&踊っていて、ラテン気質な人なんだなーと嬉しくなった!
しっかし、これうますぎるよ。絶対に今回が初めてじゃないと思う、持ちネタに違いない。

■佐々木さんのために
マリーヤ・アレクサンドロワ、ウラディスラフ・ラントラートフ

男女逆転なしの、ちょっと可笑しいパドドゥ。ごめんなさいサーシャが下手にちょこちょこ登場してたのでずっとそっち見ててこちらはあまり見てなかった。でも、男装のマーシャが見たかった。

■ジゼル
マリア・アイシュヴァルト、レオニード・サラファーノフ

真面目そうなサラファーノフがノリノリでジゼルを演じてておかしかったー!しかも、男装しても凛々しいアイシュヴァルト・・・と思ったら、帽子取ったらハゲの設定。彼女がこんな汚れ役やるなんて!可笑しすぎる。

■カルメンズ
イサック・エルナンデス、ジェルマン・ルーヴェ

最初はイサックが一人で登場し、お、本気で踊るのか?!と思ったら、ポワントうまく使えない設定。なんだ中途半端だなあと思ったら、突然もう一人のカルメン、絶世の美女が登場!ポワントに使い方も上手く、ホセを誘惑するシーンも色っぽいのなんのって。誰々?って思ってたら、最後の挨拶でレオノールと一緒に登場し、ジェルマンだったのかと驚愕。ジェルマン、メイクも物凄く上手かったし、女装は割と頻繁にやってるのでは疑惑。しかも本人ものすっごく楽しそうだった。
ところでイサックは、どうやら酔っ払い設定だったみたいです。入場のとき酒瓶抱えてスーパーのカートに入れられて登場してた。もちっと酔っ払いの演技をオーバーにしてほしかったな。次回は頑張れ。

■ホセ
ヴィエングセイ・ヴァルデス

アロンソ版カルメンのホセパートをヴァルデスが。途中まで真剣に踊ってたね!誘惑にくる美女(ジェルマン)にばかり目がいってしまった。

■眠れる森の美女より、猫
レオノール・ボラック、フリーデマン・フォーゲル

キティちゃんの大きな顔をつけてフリーデマンが雌猫役に!彼は踊りが柔らかいからこういう役に全く違和感なく、すっごい綺麗だった。ボラック、ネコの衣装似合ってたね。

■ドン・キホーテより、パ・ド・トロワ
タマラ・ロホ、ダニール・シムキン、デヴィッド・ホールバーグ

これ、何だかあまり記憶にない。他のところ見てたのかも。

■眠れる森の美女より、青い鳥
マリア・コチェトコワ、エドウィン・レヴァツォフ

あの音楽がかかり、お、コチェトコワが青い鳥に挑戦?彼女ならできるかも!と思ったら、すかさず黒子が登場し、ジャンプのシーンは高々とリフト。笑った、この背の高さはもしや・・・と思ったらやはりエドウィンでした!

■スパルタクス
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ

カマルゴ君のフリーギア、おかしなことばっかやってるけど美しかったー✨んで彼もポワントワーク結構上手じゃない?

■白鳥の湖より、3羽の白鳥
ロベルト・ボッレ、フェデリコ・ボネッリ、ウラディスラフ・ラントラートフ

美しく大きい3羽の白鳥達。割と本気で踊ってた。ポワントデビューだというボッレ様は、ポワントワークは流石にイマイチ(ていうか世界が誇る動くギリシャ彫刻ボッレ様にあんな格好させるなんてWBF凄い・・・)。ウラドのポワント使いがきれいだなと思って見てました。(よく考えるとこの白鳥、二人はオーバーフォーティー)

■白鳥の湖より、黒鳥
ドロテ・ジルベール、マルセロ・ゴメス

トリはやはりゴメ子、連続フェッテもダブル入れるわで、かなりガチ。絶対練習してきたでしょ、と思う。流石です!ドロテの男装はやはりかっこいい。そして彼女、マネージュとか足伸ばしてくるくる回るやつとか、ガチでトライしてて、男性ほどの迫力じゃないけどすっごい!

最後は、ほとんどみんなファニーガラの格好のまま挨拶しに出てきて手ぬぐい投げ。今回私は9列目だったので、残念ながらほとんど届くものがありませんでした。15列目以降の方には、番号で手ぬぐいがプレゼントされてたのですが、今回が第15回なので15番の人に、と。次回のバレエフェスのとき、手ぬぐいが欲しい方は、自力で獲得可能な5列目以内か、または、16番の席をとるといいと思います。

私達観客も楽しかったのですが、それ以上に、今回はダンサーの皆さん達が楽しそうにファニーガラをやっていたのが印象的。異性の装いをすることを笑う、というのは、いろんな意味で時代にそぐわないと思っていたのですが、今回はコントのような部分で笑いをとるようになっていて、世の中が変わってもファニーガラを安心して続けていける可能性があるな、と思えたのも嬉しかったです。

あー、バレエフェス、終わってしまった。。。2週間ほどどっぷりこの世界に浸かっていたので、何だか気が抜けてしまいそう。ヨーロッパに行ってこれるほどの投資はしましたが、精神的な充実度はそれと同じくらいだったから、まあいいか。

暑い中極東の国まで来ていただいたダンサーの皆様はもちろん、スタッフの皆様、東フィルさん、指揮者の方、ピアニストの方、本当に楽しい公演をどうもありがとうございました。3年後もまたこういう公演になりますよう、期待しています!


自分のメモも兼ねて、過去ののバレエフェスのファニーガラの感想を。
2015年↓
http://kikoworld.blog.fc2.com/blog-entry-96.html

2012年は、追記にて。(ガラ+ファニーガラ)

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世界バレエフェスティバル ガラ

いよいよ、バレエフェス最終日。1回しかない「ガラ」プログラムです。
Aプロ、Bプロ、ガラの中では、これが一番いいプログラムだったように思います。

2012年8月16日(木)17:00開演  会場:東京文化会館

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 
ピアノ:金子三勇士 (「マルグリットとアルマン」)、髙橋 望 (「椿姫」)

■「眠れる森の美女」
振付:ナチョ・ドゥアト
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
出演:オレシア・ノヴィコワ/レオニード・サラファーノフ

結婚式のパドドゥ。
さすがのナチョも、この作品はあまりいじれなかったのね・・・って感じで
若干アレンジ入っているものの、原版に近い感じでした。
この二人は本当にきれいに古典を踊るなあ。好印象です。

■「水に流して...」  
振付:イヴァン・ファヴィエ
音楽:シャルル・デュモン(作曲)、ミシェル・ヴォケール(作詞)
   エディット・ピアフ(歌)
出演:アニエス・ルテステュ/ステファン・ビュリョン

短いけど面白い演目だと思う。
前に誰で観たんだっけ・・・。ギエムとニコラかな?
ステファンはコンテのほうが生き生きとしているように見えた。
アニエスはクラシックのほうがいいかなあ。音感に難あり?

■「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
出演:ウリヤーナ・ロパートキナ/マルセロ・ゴメス

Bプロと同じ演目はこの二人だけ。でも何度観てもいいものって飽きないと思う。
11日よりも二人の息がよりぴったりと合っていて、素晴らしかった。

■「雨」
振付:アナベル・ロペス・オチョア
音楽:ヨハン・S.バッハ
出演:ヤーナ・サレンコ/ダニール・シムキン

二人ともちっちゃいなあ!ってのが第一印象。
シムキンは古典じゃないほうが味が出るような気がする。
11月のシムキン・ガラ用に、いろいろ出し惜しみしているような気がして
ちょっと食い足りない感じ。

■「カルメン」
振付:ローラン・プティ
音楽:ジョルジュ・ビゼー
出演:ポリーナ・セミオノワ/イーゴリ・ゼレンスキー

ゼレンスキー、こんなのも踊るんだ。
ポリーナはすごくスタイルいいのに、なぜか色っぽくないのが不思議。
アスリートに見えるんだよね・・・。
もう少し人生経験重ねたら、もっと変わってくるんだろうか。

■「愛と死」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:グスタフ・マーラー
出演:カテリーナ・シャルキナ/オスカー・シャコン

オスカー・シャコンって、ジル・ロマンの後継者なのかな、と
これを観ていて思った。ジュリアンとは違う持ち味。

■「海賊」
振付:マリウス・プティパ
音楽:リッカルド・ドリゴ
出演:上野水香/マシュー・ゴールディング

水香ちゃん、ちょっと踊りが素直になったかも?あと、やせたかな。
思っていたより全然よかった!
マシューは、今回のバレエフェスでは私のアンテナに引っかからなかった・・・。
なんだか、素直すぎて味が分からない。
いえ、嫌いなわけじゃないのです。好きな方ごめんなさい。

■「ネフェス」 (「ホワイト・シャドウ」より)
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:アルマン・アマー
出演:マニュエル・ルグリ/パトリック・ド・バナ

二人で踊っているのに、ルグリに目が吸いつけられてしまって
ほとんどソロとして観てしまいました。
バナが悪かったわけじゃなくて、ルグリがよすぎる。
この人の動きは、いわゆる「ねちっこい」というのとはちょっと違う。
素直な動きなんだけど、体に空気をまとっている感じとでもいうか・・・。
この、クラシックとコンテの中間みたいな感じが好きなんだよなあ。

■「感覚の解剖学」
振付:ウェイン・マグレガー
音楽:マーク = アンソニー・ターネイジ
出演:オレリー・デュポン/ジョシュア・オファルト

すごく楽しかった!オレリーってやっぱりコンテのほうがいい。
彼女の音感は素晴らしくて、音楽そのものって感じだった。
そして、ジョシュアも体が柔らかくて音感抜群。
頭がつるっとしていて、出てきたときは誰か分からなかった・・・!
Bプロ終わってからこの作品のために髪を剃ったの?
(日本が暑かっただけだったりして)
こんなのたくさん観られるんだったらパリに行きたいなあ。

■「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:フレデリック・ショパン
出演:マリア・アイシュヴァルト/マライン・ラドメーカー

さすがです。久々にガラ公演で納得いく黒のパドドゥを観た。
シュツットガルトバレエのソウル公演で観たスージン&マラインの
椿姫も素晴らしかったけど、それとはちょっと違う味。
アイシュヴァルトのほうが、強い女性なんだよね。
私はどっちかっていうと強い女性のほうが好みです。

■「白鳥の湖」 第2幕より 
振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
出演:ディアナ・ヴィシニョーワ/ウラジーミル・マラーホフ/東京バレエ団

何度も書いて申し訳ないんだけど、やっぱりマラーホフは太い。
これじゃ、王子ではなくて、王子のパパかなんかに見えてしまう。
ヴィシはマリインスキー仕込みでさすがって感じなんだけど、
彼女はもっと違う演目で観たいんだよなあ。。。
東京バレエ団が、今日は調子悪かったみたいで良くなかったのが残念。

■「モノ・リサ」 
振付:イツィク・ガリリ
音楽:トーマス・ヘフス
出演:ポリーナ・セミオノワ/フリーデマン・フォーゲル

フォーサイス作と言われたら素直に信じられるような演目。
で、すごく好きです♪
ポリーナの身体能力って本当にすごいと思う。
今は感情表現の必要なものよりこういう体を使うもののほうが観たい感じ。
フォーゲルも、今回のバレエフェスの中ではモペイの次によかった。

■「ヴェニスの謝肉祭」("サタネラ"パ・ド・ドゥ)
振付:マリウス・プティパ
音楽:チェーザレ・プーニ
出演:エフゲーニャ・オブラスツォーワ/マチュー・ガニオ

マチューって、こんなに古典をきれいに踊れるダンサーだったんだ、
と今回のフェスで見直しました。でもコンテを観たかったけどね。
オブラスツォーワは可愛くて上手くて、割と好きなダンサーです。
でもちょっと太ったねえ。

■「トリスタンとイゾルデ」
振付:クシシュトフ・パストール
音楽:リヒャルト・ワーグナー
出演:スヴェトラーナ・ザハロワ/アンドレイ・メルクーリエフ

ザハロワのキャラに合ってて、すごくよかった!
やっぱりこの人、ラテンの情熱~っていうよりは、お姫様のほうが似合う。
しかも情熱的なお姫様なのが、ザハロワとしては新鮮な感じでした。
メルクリはあまり見せ場がなくてちょっと残念。
ワーグナーになった途端、オケの気合が入ったような気がした!

■「マルグリットとアルマン」より"田舎で"
振付:フレデリック・アシュトン
音楽:フランツ・リスト
出演:タマラ・ロホ/スティーヴン・マックレー/高岸直樹

これ、すごくよかった。個人的には今日一でした。
初めて観たのですが、ノイマイヤーの椿姫はこの作品がベースにあって、
構造や振りもかなり参考にしているんだな、と興味深かったです。
でも今日一の理由は、タマラ。この人本当に女優だと思う。
アルマンの父親に身を投げ出して彼への愛を訴えるシーン、
胸が詰まりました。
ノイマイヤーの椿姫も、コジョカルよりタマラの方が
似合うのではと思ってしまった。。。
そしてマックレー、意外にアルマン役がはまるなあ。
高岸さんもいい味出してました。彼はいい役者だと思う。

■「シンデレラ物語」より  
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
出演:エレーヌ・ブシェ/ティアゴ・ボァディン

ティアゴ、今回のフェスは本当に調子よくて素晴らしい!
そして、以前に比べると少し踊りが力強くなったかも・・・♪
エレーヌは、最近大人っぽい役ばっかり観てたけど
こういう元気な役も似合うのね。
シンデレラ物語、全幕観てみたい~。

■「マノン」より"寝室のパ・ド・ドゥ"
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ
出演:アリーナ・コジョカル/ヨハン・コボー

そういえば、マノンは今回これ一回だけだったんだな。
一時期はみんな競ってやってたのに。
マスネの音楽聴くだけで世界に入り込んでしまう、大好きな作品です。
二人とも完璧でした。

■「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス
出演:ナターリヤ・オシポワ/イワン・ワシーリエフ

鉄板のオシワシドンキでバレエフェスに幕。
この二人って、いつでもすごく全力でやってくれるところがいいと思う。
二人とも正統派クラシックダンサーって感じじゃないので
好き嫌い分かれると思いますが、私は好きです。
二人とも、テクニックだけじゃなくダンサーとして成長してると感じるし。

★ファニーガラ

お約束のファニーガラ!
覚えている限りでとりあえず書いてみて、
後は他の情報参考にして随時修正しようと思います。

☆オネーギン
マルセロ・ゴメス(タチアナ)
マライン・ラドメーカー(タチアナ)
マリア・アイシュヴァルト(オネーギン)
ヤーナ・サレンコ(レンスキー)
オレリー・デュポン(侍女?掃除のオバさん)

これ相当練習したんだろうな!秀逸でした~☆
男性陣のノリはもちろん、オレリーの役者っぷりもウケた。
アイシュヴァルトの男装は、宝塚みたいでなかなか。

☆ラ・シルフィード
ヨハン・コボー(シルフィード)
アリーナ・コジョカル(ジェイムズ)

コボー様独壇場。明るい小川かと思っちゃったわ!
彼こういうの大好きなのね~。
そしてあの足さばきはポワント履いても健在でした!
コジョカル可愛かった。

☆居酒屋 間呑(まのん)

ウラディーミル・マラーホフ(マノン?)
アンドレイ・メルクーリエフ(ライモンダ)
フリーデマン・フォーゲル(壺の踊り)
ジョシュア・オファルト(壺の踊り)
マチュー・ガニオ(壺の踊り)
イワン・ワシーリエフ(キトリ)
マルセロ・ゴメス(ニキヤ)
ダニール・シムキン(ブロンズ・アイドル/悟空)

マラーホフ、メルクリ、ゴメス、本当にポワント使いが上手でした。
絶対、普段から練習してるんだろうなあ。
その中でも、ゴメスは抜きん出てすごかったです。
動きもスタイルも立派に女性ダンサーとして通用しそうな勢いでした。
シムキンは髪型まで悟空に作ってきて、かめはめ波まで出してたよ!
現代マンガ世代って感じで、新しい時代が来てるな、なんて、
ファニーガラ観ながら感慨にふけてしまった。

とにかく、ファニーガラはみんな楽しそうなのが一番いい!

ダンサーの皆様、暑いなか、日本にきてくれて、
素晴らしいものを見せてくれて、本当にありがとうございました。
3年後も、ぜひお願いします。


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