ダイレクトマーケティング広告の未来を仲畑貴志さんに聞いてみた。

先日、仲畑貴志さんの講演を聞きに行き、酒席もご一緒する機会に恵まれました。

その時の話。

仲畑さんに私たちがやっているダイレクトマーケティング広告におけるコピーついて、質問してみました。

いただいた内容をまとめると、

「現状は、2流のコピーライターがともかくたくさん言葉を作って、それをテストしてどれが良いか見るだけのもの。」

「そこにクリエイティビティはない。」

「係数で訴えるような言葉が当たってしまう。」

「しかし、消費者はもう気づきはじめている。」

「その手法で取りきってしまった商品がもう出始めている。」

「だから、また(コピーワークが)戻るんじゃないか。」

ということだったと思います。

正直、驚きました。
コピーライターの神様がダイレクトマーケティングのことなんて知らないだろうと、いや知っていても心の底からバカにしているだろうと、そう思っていました。
しかし、今、ダイレクトマーケティングに関わっている人と同じかそれ以上に鋭く未来を見据えいたのです。

私のような仕事の人間が大御所クリエイティブディレクターを褒めたり尊敬したりすると、そんなに仕事が欲しいのかとか旧態に媚びているとか言われてしまうこともあります。
でも、彼らはただ過去の仕事ゆえに尊敬されているのではありません。

彼らはわくわくするようなチャーミングさを持ち、ひれ伏したくなるほど鋭い示唆を与えてくれます。しばらく胸から離れないほどの。
仕事と人生が近いところにあるからでしょうか。

仲畑さんにラジオの未来も伺ってみたいなあ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?