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リアリティショーって結局、僕たちは一人で生きれない事を教えてくれる

僕たちは結局一人で生きていくことができないので、誰かとの関わりの中で生きていく必要がある。

人と人を結びつけていくものは世の中に溢れかえっていて、それが全部なくなったら死ぬしかないと思うんですが、例えば愛とか夢とか金です。

恋愛リアリティショーは愛を求めた男女が集まってくるし、格闘代理戦争は夢を求めた若者が集い合う。ヤバいバルは一発芸能界で当ててやろうと思う若手タレントが仕事を求めてやってくる。

そうやって実は人を求めるよりも、人を結びつける何かを求めて集まってくるのがリアリティショー番組です。

その求めるものを得て、自分の人生を変えたいと願うわけです。

だから人間の関係性が希薄化してしまった現在、リアリティショーを求めるのは世の常だし、必然だよなーって思うんです。

変わる機会をかつてより失ってしまったので、リアリティショーで人生を劇的に変えていく人たちに憧れるんです。

テラハを筆頭にリアリティショーが全盛期。特にAbemaなんてリアリティショーだらけですね。地上波でも徐々にリアリテーショーが増えてるし、今後も増えてくと思います。

見てる方は色んな人間模様が見れるから面白いんですが、出る方は当然リスクも抱えています。そのリスクをおっても尚、出るだけのメリットがあるからエントリーしてます。

でも同時に危険もはらんでます。それは自分の人間性をさらけ出して世間からバッシングを受けたりすることです。

そのリスクってなんだろう

リアリティショーを見ていると、時々悪い部分ばかりがクローズアップされて少しだけ悪者扱いされたり、イジられてしまう人がいる。

テレビ的にはそうやって出演者たちに「キャラ」をつけていかないと、みんな同じように写ってしまうし見ている方も退屈してしまう。

本人の性格と行動とテレビ的な演出がかかって、下手をすると世間から嫌われてしまうこともある。それはリスクと言えるかもしれない。けれどもそうやって認知度をあげることで次につながることもあるし、一概に失敗とも言い切れない。

少なくとも番組を見ている視聴者よりは闘いに挑んだわけだし、その姿勢は評価されていい。何も動かなければ何も変えることができないからだ。

逆に番組に出たことで好感度をあげる人だっている。応援したいと思ってもらって番組のその後もフォローしてくれる人だっている。

リアリティショーに出る出演者はみんな必死に「何かを得て変わる」ために頑張る。けれども集団の中で頑張らないといけない。自分の思うようにいかないことが多いし、失敗することだってある。

生身の人と人との関係性の中でやっていかないといけないから、自分の悪いところだって出る。その悪い一面だけで叩かれてしまうのもテレビだけど、世の中って実はそういうことが多い。

でもそういうのをさらけ出せるのも人と関わったからだ。

部屋にこもっているだけで変わるのは難しい。番組に出たことで、例え目標とする何かを得ることができずとも、集団と触れ合ったことできっと何かが変わる。

この一連の流れ自体がとてもリアルだと思う。

良い面が出るのも悪い面が出るのも人間と関わったからこそ。だからやっぱし人間は一人でいるだけじゃ輝けないし、生きている心地を味わうことができない。そういうことをたまにリアリティショーが教えてくれる。






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