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小説とか脚本とか書いて全然ダメな人は放送作家になりましょう

小説や脚本には新人賞がある。しかもかなりの数がある。だから、それに合わせて皆さん小説と脚本書いて送ったりしてるわけですが、確率的な話をするとほとんどの人が時間を無駄にしてしまいます。

1000人に1人とかの確率でしか新人賞を取れないんだから、効率的にはとてもじゃないけど目指しちゃいけないコンテストです。

それに比べると放送作家には新人賞がありません。何かのきっかけでテレビ業界に忍び込んでしまえば、なんちゃって放送作家として仕事をすることが可能です。僕だって何も分からない状態でテレビに放り込まれましたが、どうにかやれてるし、勝手に放送作家と名乗っても誰も何も言いません。

小説や脚本を作るときに考えるのは「設定」ですよね。この設定でほとんどシナリオの面白さが決まってしまうと思ってますが、この設定は放送作家でいうところの企画と通じます。というかほぼ一緒です。

だから小説家や脚本志望の人たちは放送作家に大事な企画力や文章力をすでに持っているので、放送作家としてご飯食べていけます。あとは少しの運とコミュニケーション能力だけです。

新人賞がないということで間口が狭いように感じる放送作家ですが、資格が必要ないので逆に間口が広いのが放送作家です。今では、放送作家から脚本家、映画監督、小説家をやってる人は数多くいます。だから、まず一度放送作家になってみて、その後自分がやりたい方向へ進んでいくというのも一つの手なのかなと思っています。

放送作家は慢性的な人材不足なので、小説や脚本家しか興味ない人も「放送作家」という選択肢があることも知ってほしいです。





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