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愛がなんだを見てから思った、その企画に愛はあるのかってこと

愛がなんだを有楽町で一人で見た。周りは女性とかが多くて、隣の女の子は正座して見てた。たぶん座高が低い子だったんだと思う。上演後に泣いてる人とかいて結構カオスな雰囲気だった。

僕は別にそこまで感想を持たなかった。良いとか悪いとかの判断をつけるのが難しかった。僕が女性だったらまた違った捉え方だったんだと思う。

だからここに愛がなんだの感想を書く気はない。批評をする気にもなれないけど、僕が上映中に考えてたのは「愛がなんだ」ってタイトルそのものだった。

この映画は「愛ってなんやねん」ってことを問うている。

その一つの極限の答えを僕たちは見せられる。人それぞれ愛の考え方なんて違うし、恋愛をするたびに変わっていくものだと思うんだけどさ。間違いもないし正解もない。その人の行きてきたプロセスの結果が「愛」って捉え方なのだ。

「企画」は愛がないといけない、とは僕が常々思っていることだ。ポリシーにも近い。

もちろんいじわるな企画もあると思うけど、それはその企画に乗っかる人たちを愛してないと「いじる」こともできない。

もしもいじめといじりに差があるのだとすれば、それはそこに愛があるかないかなのだ。そしてそれが結構重要な要素だったりする。

企画は誰かを幸せにするもので、不幸にしてはいけない。企画のゴールは誰かを良い方向へと導くことが必要なのだ。という意味で、その企画には絶対にリスペクトとか愛が必要不可欠。

企画は面白くないといけない。それは大前提。でも僕は極力誰かを傷つけたくないと思って企画を作っている。もちろんそれは不可能だ。不可能だけども傷つく人を最小限にして、できる限り多くの人にとってポジティブになるようなものを作りたい。

そこに愛があるのか。

ってことは企画を考えた時に一回自分の胸に問うてみて欲しいことだ。





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