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あえて違和感を作ることを恐れない。違和感ないとスルーされちゃうよ

デザインとか企画ってどうしても綺麗なものを作ろうとしてしまいます。整然としていて目慣れたもの、見ていて違和感のないもの。

でも違和感のないものを作っても物や企画に溢れ過ぎた現代社会ではスルーされてしまうんですね。悲しいことに。だから、広告はお金を使って露出する機会を増やして「強引にでも見てもらおう」とします。

でもこれにはお金がかかるし、何より見てもらう人との健全な関係性を作ることはできません。それに製作側からするとチャレンジはないんです。綺麗なものとか、整然とされたものは。

テレビは違和感を作る

テレビ屋がやっていることは「いかに意外性を作るのか」ということです。

たとえば、筋肉タレントが巨大魚を釣りに行ってもそこまでの人はみません。でも、たとえばか弱いアイドルとかが巨大魚を釣りに行くとみんな見ようと思ってくれます。

これは、そこに違和感があるからです。イコールの関係ではなく、ノットイコールのものを組み合わせた方が人は興味を示すのです。

なぜなら、「どうなるんだ? これは一体なんだ?」という疑問があるからです。

疑問がないと見てくれません。ちなみにですが、ミステリー小説が人気なのは、「犯人は誰だ?」という究極の疑問が最初から最後まであるからです。だから最後まで読み進められるわけです。

違和感が成功すれば人は強烈に関心を示すようになります。

違和感を恐れるな

違和感があるものに人間は拒否反応を示します。人間は基本的には保守的な生き物です。今まであることで済ませようとします。しかし、大量の物で溢れかえっている現代社会では違和感がなければ、引っかかりません。

あえて、綺麗で安全な企画や物をするより、思い切って違和感を作っていく勇気も必要なんですね。そこにチャレンジングな姿勢と新しい価値があるんだと思ってます。



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