放送作家してるって言うと、すぐギャラや給料を質問してくる人がいる

放送作家というのはフリーランスです。

なので、歩合です。今月仕事があっても来月ない場合もあります。仕事がなくなれば暇になるし、稼げなくなります。

フリーランスだと放送作家に限らずそうですよね。

でも世の中には会社に行って毎月決まった仕事と決まった給料をもらうことが普通だと思っている人がたくさんいます。

そんな人たちに「放送作家という職業をしている」と言うと、真っ先にお金の話になってしまうのです。

これがはっきり言ってうざいなと。

いくら稼いでるの?

放送作家という仕事はとてもレアな職業なので、仕事内容を聞いてくる事には慣れてます。

担当した番組とか、雇用体系とか。全然大丈夫です。

でもそういうのを飛び越えてギャラと給料を平然と聞いてくる人が実は結構いるわけですね。

それって人としてどうなんだろうか。

フリーランスの給料は興味の対象?

一つに会社員だと給料がどんなレベルか分かるからなんだと思います。

「会社、役職、年齢」 この三つで相手の給料は大体想像がつきますよね。

逆に言うと、フリーランスは相手の給料とかギャラを予想できないのです。だから平気で聞いちゃうのかなと。

普通、会社員の人に毎月いくら貰ってるの?って聞かないですよね。聞く場合もあるかもしれませんが、ある程度予想がつくだろうし、なんだか「失礼だ」っていう感情が湧くんだと思います。

でもフリーランスの人間には普通に聞いちゃうんですよ。一番シビアな問題を。

それ知ってどうすんだよ、って思うんですけどね。

売れてない芸人に給料とか聞くの酷じゃないですか。でもみんな興味本位でやっちゃうんですよね、それを。

売れてない、お金ない。って大体答えますよ、そりゃ。

放送作家だって若手のうちは大変です。

知っててそれを聞いて、

「ダメだよ、そんなんじゃ」

と言ってくるわけです。

これは一体何がしたいんだと思うんです。

僕たちは違う価値観の中で闘っている

で、何が言いたいかというと僕は給料とかギャラの質問されるたびに思うのが、その価値観で闘ってないってことなんです。

お金稼ごうと思ったらいくらでも他の職業があるわけです。でも僕はあえて放送作家という職業をしているんです。

それはそこに僕が闘いと思う価値観があるからです。それを追いたい。

お金って人の価値観が出やすいところです。お金の考え方っていうのは生き方の考え方にも直結するので。

僕はお金にそこまで価値を置いてません。もちろん稼げるなら稼ぎたいけど。

でも放送作家になった多くの人がお金よりも、楽しいことがしたいという想いでなってます。

フリーランスになるのも金銭的なメリットでなる人って少ないですよね。

やっぱしお金の考え方をもっと日本人は変えて欲しいなと思うのです。

変えなくてもいいから柔軟にならないといけないなーと。そんなことを最近思う次第です。









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