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AIの先にある「EI」とは?

以前、

「未知×探求」の10年が来る。|キクチ・シン @Shin_Kikuchi|note(ノート)https://note.mu/kikuchishin/n/n26d1bc25827c

という投稿をしたら、キクチの造語で言うところの「EI」ってなんですか?と何人かに聞かれたので、追記します。

EIとは。

僕が言うEIとは、

Ecological Intelligence(生態学的知性)、
Experimental Intelligence(実験的知性)、

の略です。

単一解が常にない状態を「是」としながら、異なるものへの観察と対話、関係性の模索、共生という実験を続けることができる知性のこと。

ちなみに、ECO(エコ)を「環境」って訳すの、間違いです。Ecologyは正確には「生態学」の意味です。そういう間違った使われ方をしている言葉の最たるものが、この「共生」ってやつです。

生態学上の用語である共生は、皆さんがイメージする「共益(どちらにとっても良い状態)」だけでなく、「片利」や「片害」といったものも全て含みます。二人だけのことを考えても、機嫌が良いときもあれば悪いときもあり、助け合うときもあれば迷惑掛け合うときもあり、これも全て共生なんです。

産業社会に求められてきた効率性や合理性、特定のロジックに基づく単一解とは相反する立場を採り、ひたすらに異なるものの観察と対話を続ける知性。

人工知能に実装される以前に、僕も人として身につけたい知性だなぁと思います。

#EI
#Ecological_Intelligence
#Experimental_Intelligence
#生態学的知性
#実験的知性

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