こんにちは。うさぎのミミコです。
お手紙も５通目になりました。
ミミコ、感無量です。

さて、早速ですが
お手紙をご紹介します。
～・～・～・～・～・～
うさぎ村のミミコさん
私には嫌いな人がいます。
親戚なのですが、どうも苦手で困っています。
その人はとても子供っぽいのです。
みんなで談笑している時でも不機嫌になったり
かと思えば、急に機嫌よくなったり
気分にムラがあり、一緒にいると疲れます。
親戚なのでムゲにもできず・・・
どうしたらいいでしょうか？
　　　　　　　　　　　もくれん

もくれんさん
お手紙ありがとうございます。

苦手な親戚の方がいらっしゃるとのこと・・
会わなかったらいいんじゃない？
とあっさり回答したら
怒りますかね？

わざわざお手紙をくださったのですから
もくれんさんは
①この嫌いな人をどうにか好きになりたい
②この嫌いな人にどうにか変わって欲しい
と思われているのかと思います。

結論を言いますと
どちらも無理です。

もくれんさんが、この子供っぽい人を好きになることは
ないですし
この子供っぽい人が大人になることもありません

では、どうしたら
もくれんさんの心が平和で穏やかになれるか
を一緒に考えていきたいと思います。

まず、なぜもくれんさんは
この子供っぽい人が嫌いなのでしょうか
これに着目していきたいと思います。

このお手紙には書かれていませんが
もくれんさんは子供が嫌いなわけではないと思います。

あくまで子供っぽい人が嫌いなのでしょう

子供っぽいとはどういうことでしょうか
①大人であるのに子供のような振る舞いをする
②大人として求められた振る舞いができない
③大人であるのに、子供のままの状態を自分に許している
こんな感じでしょうか。

①も②も③も同じことを言っているような気もしますが
ややニュアンスを変えています。
ここで言う①は
ラブラブカップルの中には二人だけだと
赤ちゃん言葉を使う人もいるなんてことも聞きますので
そういうパターンだと思ってください。
あえて子供のふりをするパターンです。

②については
大人なのに敬語ができない人など
たまにいますよね
そういうパターン。
大人になりたくてもなれない、できないパターンです。

③はそう、ズバリ
もくれんさんが彼にムカムカするパターンではないでしょうか。
大人になったにも関わらず、子供のままの状態を自分自身にＯＫを出している。
自分自身もそうですが
恐らく昔から周りの人もＯＫを出してきた、もしくは知らん顔をしてきたので
いつまでも子供のままで許されると思い込んでいるパターンではないかと思います。

ここにもくれんさんがムカムカするのなら
もくれんさんは子供の頃
子供である状態を許してもらえなかった人だと推測できます。

通常、子供は子供であるのが当然で
周りからもそれを許してもらえます。
子供はいつか大人になりますからね。

ですが、何かの事情があって
子供であることを許されなかった人もいて

日頃は無意識に押し殺している気持ちが
大人になっても子供であることを自分に許している人を見ると
ザワザワしてしまうのだと思います。

解決方法は
意外と簡単です。

あぁ、そうだったんだと
気づくこと。
自分は昔、子供だったんだ
ワガママ言いたかったし
甘えたかったんだ
子供のままで誰かにOKを出して欲しかったんだと気づいてあげてください。

そして、子供っぽい不愉快な人からは
一目散に離れることです。
そうですね。決め台詞は
「私には無理〜！手に負えません！」
なんてどうでしょう。

でも、露骨に
嫌な顔なんかせず
そういうことに気づかせてくれて
ありがとうね。
と微笑みながら駆け出していってください。

逃げるが勝ちです

健闘を祈ります。