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有馬記念2023 最後はまみち大先生登場

💛を押すとAI◎「有馬記念」が本命にしたい馬を公開



有馬記念はまみちで締めます!!

まみち

https://x.com/mamichi777/status/1738702989505040792?s=20


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2023 有馬記念


□コースの考察 Aコース内回り

内回りで行われる中山芝2500m。スタート地点は外回りコースの第3コーナー入り口にある珍しいコースで、スタートしてすぐにコーナーが来るため、スピードのない外枠の馬は自然と後ろの集団に位置しなければならないので一般的に外枠は不利と言われている。

先ずは最初の先行争いがキモ。その後は長距離ということもあって淡々とペースは流れていき、内回りの第3・第4コーナー付近は高低差も少なく、小回りになっているのでます
前に位置取りした馬が有利な展開になりやすい。当然小回り、コーナリング性能が問われる。(コーナー6回あるトリッキーなコース) 

散々長い距離を走ったあと、ゴール前の直線は310mしかないので、後方待機組が届かずいうのも頷ける。そして最後ゴール前の残り1Fで高低差2mの急坂があるので、逃げ
行はここを凌げるのかがカギとなる。


□データ分析

【人気】
基本的には馬券になるのは4番人気までで1番人気の信頼度はかなり高いのだが、データ上
8番人気、9番人気の馬の活躍も見られたので、
後から述べる枠順、馬齢などを加味し、紐穴狙いを考えてもいいかもしれない。
1番人気 12-4-1-3 連対率80.0% 複勝率85.0%
2番人気 3-1-4-12 連対率20.0% 複勝率40.0%
3番人気 1-2-5-12 連対率15.0% 複勝率40.0%
4番人気 2-2-2-14 連対率20.0% 複勝率30.0%
5番人気 0-3-3-17 連対率15.0% 複勝率15.0%
6番人気~9番人気 2-5-5-68 連対率8.8% 複勝率15.0%
10番人気以下 0-3-3-120 連対率2.4% 複勝率4.8%

【馬齢】
馬齢は5歳以下の好成績が目立つ。
ちなみに直近の成績では関西馬優勢、牝馬の台頭も目立つ。
3歳 7-6-4-46 連対率20.6% 複勝率27.0%
4歳 8-7-3-53 連対率21.1% 複勝率25.4%
5歳 5-4-8-76 連対率9.7% 複勝率18.3%
【枠】
1枠 3-3-1-28 連対率17.1% 複勝率20.0%
2枠 2-3-2-29 連対率13.9% 複勝率19.4%
3枠 3-5-2-27 連対率21.6% 複勝率27.0%
4枠 2-3-5-29 連対率12.8% 複勝率25.6%
5枠 5-3-3-28 連対率20.5% 複勝率28.2%
6枠 2-1-2-35 連対率7.5% 複勝率12.5%
7枠 1-1-4-34 連対率5.0% 複勝率15.0%
8枠 2-1-1-36 連対率7.5% 複勝率10.0%
枠は8枠不利、内枠は有利な傾向にある。

【脚質】 
逃げ 2-1-1-17 連対率14.3% 複勝率19.0%
 先行 12-7-8-54 連対率23.5% 複勝率33.3%
 差し 5-10-7-89 連対率13.5% 複勝率19.8%
 追込 1-2-4-86 連対率3.2% 複勝率7.5%
これまでは先行差し決着が目立っており、後方待機組は届かない傾向ではあったが…。←基本はコレ 
昨年2022年はイクイノックスが中団からじりじりポジションを上げて差し切る競馬で1着。
2着ボルドグフーシュは後方で脚を溜め、一気に前に押し出したがイクイノックスには及ばずの2着(コーナー通過順:14-14-15-8)
3着ジェラルディーナは最後方から追い込むも3着
(コーナー通過順:15-15-14-14)
前で競馬した馬が総崩れで(イクイノックスが前を掃除した形)、中団からの差し、追い込み勢での決着になっている。
【上がり】
持ち時計で、上がり3F 5位以内が馬券になっている。
有馬記念の上がり最速は35秒台が普通です。
注意が必要なのは、直線の短い中山コースでは、ペースが緩い先行決着であった場合
、上がり3F最速でも出番はない。
逆に、差し決着のときは上がり3F最速馬が勝つレースになる。
【重賞成績】
さすがにこの舞台では、G3以下は厳しい。
【海外遠征】
 海外組はリスグラシュー、オルフェーブル1着、ゴールドシップが3着馬券内、アーモンドアイは9着と惨敗
 直近では、
2021年ディープボンドは凱旋門賞18着→有馬記念2着、クロノジェネシスも凱旋門賞
7着→有馬記念3着
2022年ジェラルディーナは香港ヴァーズ4着→有馬記念3着
2022年タイトルホルダーは凱旋門賞11着→有馬記念9着
個人的にはそこまで気にする必要はないのではないかと考えてはいます。
今年は、
シャフリヤールはBCターフ3着→?
ウインマリリンはBCF&Mターフ4着→?
スルーセンブシーズは凱旋門賞4着→?
【前走成績】
菊花賞の勝馬、前走3番人気以内で今回人気上位であれば好走する傾向にある。
菊花賞 2-2-2-7 連対率30.8% 複勝率46.2%
天皇賞・秋 3-2-1-12 連対率27.8% 複勝率33.3%
ジャパンカップ 2-2-4-44 連対率7.7% 複勝率15.4%
凱旋門賞 1-1-2-5 連対率22.2% 複勝率44.4% 

・好走傾向
→前走天皇賞・秋で1~3着のデータに該当する馬は、ジャスティンパレス
→前走菊花賞で1番人気だった馬は、ソールオリエンス
→前走ジャパンカップで1番人気だった馬は、イクイノックスなので該当馬なし
□1週間前追い切り→最終追い切り MY注目馬
推定1番人気
5枠10番 ジャスティンパレス 横山武騎手
・1週前追い切り
栗東・CW・良(横山武) 7F 96.9-80.3-65.9-51.8-37.3-11.8(一杯) マチカゼ(一杯)の外・0.8秒先着
横山武騎手のコメント
「弾みがいいのは変わらずでしたけど、馬が起きて走れるようになっているのがいいと思います。今回は距離が延びますし、ピリピリしていた前走と比べてリラックスしているのがいいですね」
杉山晴調教師のコメント
「1週前なので全体時計もしまいの時計も求めた。CWの馬場状態が良ければ、(6F)79秒台は出ていたと思う。
合格点の動き。距離が延びる分には、いいと思う。小回りなのでスタートがポイント」
・最終追い切り
栗東・坂路・良(高倉) 800m 53.3-38.7-25.1-12.4(馬なり)
杉山晴調教師のコメント
「想像以上に力をつけてきている。メンタルにも余裕があって、坂路の動きも終始リラックスしていた。
大一番へ悔いのない仕上げを」
池水助手のコメント
「もともと体の使い方が上手な馬でしたけど、ここにきてそこにパワーも付いて瞬発力も出てきて馬が変わりましたね。
練習では何の 問題もないのですが、レースに行くとゲートに不安があるので発馬さえ五分に決めてくれれば」
・5枠10番について
横山武史騎手のコメント
「すごく理想的なところに入りました。あとは僕がうまくスムーズにゲートを出られるようにしたいと思います」
推定2番人気
8枠16番 スターズオンアース ルメール騎手
・1週前追い切り
美浦・ウッド・良(杉原) 6F 82.6-66.3-51.6-37.2-11.4(馬なり)
リュクススティール(末強め)の内0.7秒追走・0.4秒先着
杉原騎手のコメント
「前走(ジャパンC)の1週前は挫石明けで緩さがあった。今回は全然違う」
高柳瑞調教師のコメント
「今日は時計も動きも予定通り。前走の疲れは感じません」

・最終追い切り
美浦・ウッド・良(ルメール) 6F 83.1-66.2-51.5-38.1-11.7(馬なり)
セッカチケーン(馬なり)の内0.6秒追走・0.1秒先着
C.ルメール騎手のコメント
「すごくいい追い切りができました。直線もいい反応をしてくれましたし、無理せずに馬が自分で動いていました。
コンディションは良さそうです。フットワークもすごくいい。中山コースも問題ないと思うし、距離もピッタリです。
秋華賞、大阪杯で負けたときは直線の短いコースで間に合わなかったけど、中山の2500メートルは最後に坂があって、自分のスタミナを使えます。
ずっとG1でいい結果を出しているし、今回も勝つ自信があります。有馬記念は日本のとても大事な特別なレースです」
高柳瑞調教師のコメント
「この中間も順調です。前走は休み明けのうえに一頓挫明け。それでも好メンバーを相手にスタートを決めて、力を見せてくれました。
最近は工夫の成果もあってゲートが安定しています。トリッキーな舞台ですし、今回も
まずはスタートを決めたいです」
・8枠16番について
C.ルメール騎手のコメント
「心臓が痛いです(苦笑)。ちょっと大変な番号ですが、スターズオンアースはすごくいい馬です。ポジティブな騎乗をやっていきます」
推定3番人気
7枠13番 タスティエーラ ムーア騎手
・1週前追い切り
美浦・ウッド・良(助手) 6F 80.9-65.5-50.4-35.7-11.1(G前仕掛け)
サイルーン(馬なり)の内1.1秒追走・0.2秒先着
堀調教師のコメント
「菊花賞の疲れは取れて、フレッシュないい状態。短期間の休養で体調が良くなり、力強さが加わった印象があります。
14日の調教後の馬体重は493キロ。状態を見極めて、直前の追い切りのさじ加減を決めるつもりです」
・最終追い切り
美浦・ウッド・良(助手) 6F 82.3-65.4-50.6-35.9-11.3(G前仕掛け)
チザルピーノ(強め)の内0.1秒追走・0.2秒先着
堀調教師のコメント
「17日(日曜)に坂路で追いました(4F55秒3-12秒6)が、もう一段階良く
なりそうだったので、当該週としては少し強めに。
道中の折り合い、反応ともに良かったでのすが、息の方はもう少しクリアな方が良かったかなと感じました。
ただ、強めに追ったことでちょうど良くなると思います。前走(480キロ)よりプラス体重での出走になりますが、調教の質と量は十分。
それに春よりも人の指示に反応するようになっていて、操縦性が重要という点でも、いいメンタルでレースに臨めそうです」
・7枠13番について
R.ムーア騎手のコメント
「(枠順が)決まってない注目馬が何頭もいるので今はまだ(レースについては)何も言えないですね。
(タスティエーラは)素晴らしい馬。ダービーを勝っているので、乗るのが非常に楽しみです」
推定4番人気
8枠15番 スルーセブンシーズ 池添騎手
・1週前追い切り
美浦・ウッド・稍重(助手) 5F 64.1-49.8-35.9-11.4(直強め)
尾関調教師のコメント
「この馬らしい動きはしてくれている。年齢を重ねて、心身ともにいい方にかみ合ってきた。
(池添騎手も)2回目の騎乗でイメージをつくりやすいでしょうし、グランプリジョッキーにお任せします」
・最終追い切り
美浦・ウッド・良(助手) 5F 65.9-50.6-36.3-11.2(G前仕掛け)
尾関調教師のコメント
「単走で反応を見る感じでした。思った以上の時計は出ましたが、前半から折り合いもついていたし、問題はないと思います。
体質がしっかりとして、レース後の回復も早くなった。前半からリズム良く走れれば中山巧者らしさを発揮できると思います」
・8枠15番について
池添謙一騎手のコメント
「ちょっと考えたいと思います。今年の勢いというのは一番あると思う。5勝目、親子制覇目指して頑張ります」
尾関知人調教師のコメント
「たぶんいいほうに出ると思います。順調に来ていますので、枠順も乗り越えられるように最後までいい状態に持っていきたいと思います」
推定5番人気
1枠1番 ソールオリエンス 川田騎手
・1週前追い切り 
美浦・ウッド・稍重(嶋田) 7F 95.4-80.1-65.1-50.8-36.0-11.2(馬なり)
ウインマリリン(強め)の内2.0秒追走・0.2秒先着
嶋田騎手のコメント
「先週久々に乗って、前より凄く良くなっているな、と感じていた。今週も動き、反応ともに良かった」
手塚調教師
「1週前追い切りはしっかりやった。スピードアップする前から折り合っていたし、いい動きでした。
中山の2500メートル戦になるけど、距離はいいし、皐月賞を勝ったコースなのでいいイメージで行けます」
・最終追い切り
美浦・ウッド・良(川田) 5F 69.2-53.4-38.0-11.2(馬なり)
川田騎手のコメント

「皐月賞の勝ち方が衝撃的でしたしその前も素晴らしい勝ち方をしているので、走る馬なんだなということを感じました。
先週しっかりとやっているのでオーバーワークにならないようにやって、無事に終われてホッとしています」
手塚調教師のコメント
「菊花賞は外枠から外を回ったし、距離も少し長かった感じ。前走の疲れはすぐに癒えて、ここに向けてとにかく順調にきた。
春よりパワーアップしているし、雰囲気は申し分ない」
・1枠1番について
手塚貴久調教師のコメント
「皐月賞が1番枠だったので、いい番号かなと思います。秋は勝ててはいませんが、いい体調で来ている。菊花賞の疲れもなく万全かなと思います」
推定6番人気
3枠5番 ドウデュース 武豊騎手
・1週前追い切り
栗東・CW・良(武豊) 7F 99.0-82.8-67.5-52.0-35.7-11.0(直強め)
ハーパー(一杯)の内0.7秒追走・同入
友道調教師のコメント
「使っている馬なので、しまいの反応を見てもらう程度。イメージ通りです。
ジョッキーも『天皇賞前は力みがあったけど、リラックスしていい感じだった』と話し
ていた。
一戦ごとに上向いているし、力のいる馬場も苦にしないのでチャンスだと思う」
・最終追い切り
栗東・ポリ・良(助手) 6F 80.6-63.8-49.0-35.8-11.0(馬なり)
アドマイヤソラ(馬なり)の内1.1秒追走・クビ遅れ
武豊騎手のコメント
「(騎乗した)先週もいい動きでしたし、細かいところで言えば直線に入ってすぐに左手前を出してくれるのもいいですね。
ドウデュースで有馬記念に出られることにワクワクしています。必ずいいレースをしたい。楽しみです」
友道調教師のコメント
「しまい併せる程度だったけど、折り合いもつき、いい調教だったと思う。この秋3走
目で間隔も詰まっているし、体は仕上がっている。使いつつ良くなっているので、一番いい状態で出せると思う。厩舎としても復活を願っているし、
ようやく武豊騎手とのコンビでレースに向かえる。楽しみです」
・3枠5番について
友道康夫調教師のコメント
「これで(武)豊ジョッキーも満足してくれると思います。ホントは豊ジョッキーに引いてもらいたかったのですが、半分くらい責任を果たせたと思います」
推定7番人気
2枠4番 タイトルホルダー 横山和騎手

・1週前追い切り
美浦・ウッド・稍重(原田和) 6F 83.0-66.4-51.5-36.8-11.5(馬なり)
栗田調教師のコメント
「1週前は動きは良かった。走りに軽さがあったし、左右のバランスも良かった。過去2回の有馬記念は大外枠であったり、帰国明けであったりとタイミングが良くない面もあった。やれないことはないはず」
・最終追い切り
美浦・ウッド・良(横山和) 5F 64.6-50.6-37.3-11.6(馬なり)
ホウオウルーレット(強め)の内1.2秒追走・0.2秒先着
横山和騎手のコメント
「リズム良く走ったなかで、今回はある程度気持ちを高めていくようなフィニッシュで。以前はもう少し素軽さがあったのですが、悪く感じないなかで、今(のタイトルホルダー)はそういう走りなのかなと思います」
栗田調教師のコメント
「前進気勢がありながらも我慢が利いていて、柔らかみも出ていい状態です。ジャパンCの時は和生がもうちょいという感触だったし、左回りが久しぶりというのもあった」
・2枠4番について
横山和生騎手のコメント
「もちろん内目の枠は良かったですが、タイトルホルダーと走るのが楽しみですし、今からワクワクしています。
(ラストランということは考えず)今は目の前のことに集中しています」
推定8番人気
7枠11番 ハーパー 岩田望騎手
・1週前追い切り
栗東・CW・良(岩田望) 6F 83.5-68.2-52.5-36.2-11.2(一杯)
ドウデュース(直強め)の外0.7秒先行・同入
岩田望騎手のコメント
「競馬を意識して(ドウデュースが)直線で来てからも頑張っていたし、いい雰囲気で終われました。
(レースの印象は)近くで見ていて、最後まで頑張ってくれる。長い距離の方がいいのかな」
友道調教師のコメント
「反応を見てもらうイメージ。もっと早くドウデュースが追いつくと思ったけど、かえっていい併せ馬ができた。
競馬に行くといつも100%以上の力を出してくれる馬。真面目だし、初の中山でも大丈夫だと思う。斤量差4キロもあるからね」
・最終追い切り
栗東・CW・良(助手) 7F 98.4-67.1-52.2-37.1-11.9(末強め)
友道調教師のコメント
「エンジンのかかりが遅いところがあるので、しまいの反応を確かめた。反応は良かったし、動きもいい。
ひと夏越して体はふた回りくらい大きくなった。使ったダメージもなく、体は増えている」

・6枠11番について
岩田望来騎手のコメント
「外すぎず、内すぎず良かったと思います。毎回競馬で全力を出してくれるのが魅力だ
と思っています」
推定9番人気
1枠2番 シャフリヤール 松山騎手
・最終追い切り
中山・芝・良(松山)4F 50.9-35.9-11.2(馬なり)
松山騎手のコメント
「良かったですね。しっかり一歩一歩動いていたし、迫力のある動き。
1頭でこちら(中山)に来ているのでしっかり気合をつけるような形で、ちゃんと反応してスッと動けていた。実際元気もいいですし、順調にきていると思う」
藤原調教師のコメント
「動きは良かったし素晴らしかった。香港が絶好調だったけど調子をキープしているね

雨も降らず馬場もしっかりしているしているし条件的にはすごくチャンスだと思う」
・1枠2番について
松山弘平騎手のコメント
「素晴らしい枠だと思います。昨日、今日と跨って本当に素晴らしい馬でした。あとはしっかり結果を出したいと思います」

□全頭診断(短評)


①ソールオリエンス
1枠はこの馬にとってプラスには働かない。ただどこまでポジションを下げていくか、ここがポイントだと考える。
皐月賞と同じ枠、同じように後方からの競馬で届くのか?鞍上が川田騎手ゆえに、そこまで後ろには下げず、中団やや後ぐらいを位置するのではないか、上手く4角までにポジションを上げていき、外から差してくる可能性は十分にあると考えている。
 ②シャフリヤール
この馬も内枠は歓迎できない。(松山騎手は喜んでいたが…。)好位から先行馬を見る方で差してくるタイプの馬であり、この枠だとソールオリエンス同様に一旦下げざるをえない。どのポジションまで下げていくか、ソールオリエンスと同様の競馬をするとして、前者は斤量56㌔、後者は斤量58㌔と考えてどっちをとるか?と考えるとシンプルかもしれない。
 ③ホウオウエミーズ
この枠は内枠巧者この馬にとっては願ってもないことではあるが、距離適性からかなり難しいと考える。内枠からのインベタ、ロスなく運んでくれば…。
 ④タイトルホルダー
内枠、テンの速い逃げ馬もいないメンバー構成、仮にアインバローズが死ぬ気で頭を取りにきたとしても番手追走もできる馬なので、やっと好走できる条件が揃ったというところ。ただ今回がラストランとのこと。種牡馬入りが決まっており、そこまで攻めていけるのか?ジャパンカップをメイチで仕上げていたのではないか?ジャパンカップからのローテはプラスに働くのか?抑えはしたいが、不安材料も多く軸にはできないとは思うのが本音。
 ⑤ドウデュ―ス
この枠はこの馬にとってプラスと考える。中団前目で位置しながら脚を溜めつつ、先行馬をみながら競馬をし、直線で外へ出して末脚の持続力戦という展開になれば、この馬の勝ち負けまであるかも知れない。鞍上が武豊騎手に戻るのもプラス。懸念材料はやはりジャパンカップを使ったこと。このローテで目に見えない疲れはないのか?直線で「あれ?キレない…。」なんてことがないことを祈りたいと思う。
 ⑥ディープボンド
この枠はかつて有馬記念で2着に好走した枠であり、内枠に入ればチャンスはあるのではないかと考えていた。先ずはゲートで上手く前へ出していき、逃げるであろうタイトルホルダー、アイアンバローズを見る形で追走、少し早めに仕掛けていき(持久力戦に持ち込む)、4角で上手く外に出していければチャンスだと考える。ただマーカンド騎手はテン乗り、ドラゴン和田からの乗り替わりは決してプラスであると私は考えていない。(マーカンド騎手は追える騎手ではあるが) 懸念材料はやはり馬齢、そしてこの歳ゆえのズブさ。ゲートで上手く前に出していけなければ目を覆いたくなる。
 ⑦アイアンバローズ
逃げ宣言している馬。この馬をタイトルホルダーは簡単にいかせるのか?そこが最初のポイント。今日の馬場を見る限りでは、逃げが簡単に残せるような馬場ではないと考える。また個人的にはG2以下でなら買える馬であり、また馬齢も6歳、個人的にはここまで馬券は回らない。同じ6歳ならディープボンドを個人的には買いたいと考える。
 ⑧ライラック
中団後方から競馬をする本馬、内枠に入ったら消し候補ではあったが、この枠ならまずまずといったところか。ここにきて覚醒した感もあり、侮れない1頭かも知れない。いかに後ろで脚を溜められるか、そしてどこで仕掛けてくるか、展開待ちの感は否めないところもある。
 ⑨ヒートオンビート
特に枠はどの大外枠以外ならどの枠でもよかったのではないか。この馬は距離適性と少しタフな今の中山は、絶好の条件だとは思う。アイアンバローズと同じくG2以下でなら買える馬という印象。そして馬齢、同じ6歳ならディープボンドを個人的には買いたいと考える。
 ⑩ジャスティンパレス
この馬はゲートは決して上手いとは言えない。包まれる可能性のある内枠でもなく、また極端な外枠でもなく、気性面からこの偶数枠はプラスに働くと考える。ゲートを普通に出て、中団やや後ろぐらいで脚を溜め、4角で外に出し末脚を活かす競馬ができれば勝ち負けではないかと考える。追い切り内容を見ても、今回かなりいい仕上がりであり、前走の天皇賞・秋は明らかに距離が短かったので、距離延長もプラスに働くと考える。また横山武騎手は中山を最も得意としているので期待したい。「タケシ、しっかりしなさい!」
 ⑪ハーパー
内枠に入れば買いたいと思った馬。斤量も54㌔だけに、内枠でこれを活かすことができれば…だったのだが。この枠は決してプラスには働かない。
 ⑫ウインマリリン
この馬もまた内枠に入れば買いたいと思った馬。過去何度もnoteやXでのポスト等で話してきたことだが、この馬は内ラチを上手く使っての好走が得意なパターン。また今回で引退、繁殖入りとなるので、そこまで無理させるような競馬をするだろうか。溜めて末脚という競馬になるとは思うが、そのパターンなら他に強い馬がいるのもまた事実。
 ⑬タスティエーラ
操縦性が高く、器用な馬なので、内枠のほうが望ましかったか。メンバー構成を考えると、無理に前に出していくと飛ぶ可能性もあるかも知れない。そこはムーア騎手なので、菊花賞のように溜めて末脚を活かす競馬をしてくれることを期待したいところ。前に出していったら…怖いなあ。
 ⑭プラダリア
この馬もまた内枠なら買いたいと思った馬。この枠なら溜めて末脚を活かす競馬となるのが普通の考えではあるが、この馬がそのような競馬をするイメージが全くわかないし、またそのような馬ではない。
 ⑮スルーセブンシーズ
この馬の脚質から考えたら、この枠をそこまで悲観しなくても良いのではなかろうか。やることは宝塚記念でイクイノックスをあわやと思わせたあの競馬だと思う。しっかりと後方で脚を溜め、4角では外をぶん回さなくても、器用に馬群を縫ってこれるタイプなので、外枠だから軽視!はできないと考える。鞍上はあのグランプリ男池添騎手であるところも面白い。
 ⑯スターズオンアース
ルメール騎手、わたしも「心臓が痛いです」 枠順が決まるまではこの馬が一番軸にすべき加点対象が多かったし、競馬をするほとんどの方が軽視する判断をしなかったのではないだろうか。無理に前に出していくとは到底思えず(本来は前につけたかったハズ)、溜めて末脚を活かす競馬になるとは思う。とここまで書いてきて、「後ろから溜めて末脚を活かすことができれば」といった馬がどれだけいたか?つまり同様の競馬をしたときに、どの馬が馬券になるかを考える必要があり、わたしはこの馬もまた外枠だから軽視!はできないと考える。ただ頭まではというのは厳しいかもしれないので、馬券的には3連単であれば2着付け、3着付け馬券が面白いかも知れない。

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