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僕たちが生き残るために。

大量生産には敵わない。


大手メーカーなどの製品、サービスは、効率的、かつ大量に作られている。
これにより、生産コストが削減。

高品質で安価な商品を提供することが可能となっている。

しかし、僕は零細企業のメーカーで働いている。
うちの会社の全商品のうち、実に約7割以上がOEMなどの企業PB商品だ。

これら商品を取り扱うメリットは

・得意先が営業をかけてくれる為、
 自社で営業部門を持たなくても良い。

・得意先企業のネームバリューを借りるため、
 売上を作りやすい。

といったメリットがある。

しかし、反面、

・製品単価が低く、
 薄利多売のビジネスモデルになる。

・我々のような零細メーカーでは、受注量に     
対し、製造能力がキャパオーバーしてしまう。

といったデメリットがある。

受注があることは大変ありがたいのだが、これらデメリットにより、残業が増え、生産スタッフの負担があまりにも大きくなっている。

例えば、繁忙期には残業時間が1ヶ月あたり70時間を超えており、これは過労死ラインにせまる勢いだ…。

ファンを作る。

繰り返しになるが、我々は大量生産には勝てない。

言葉が悪いが、
「数の力」に、弱者は「数で対抗」しても勝つことはできないのだ。


では、どうすれば、
「数で勝てない弱者」は、生き延びることができるのだろうか。

それは、「ファンを作る」ことだ。

ここで言うファンとは、単にリピーターを差すのではない。

リピーターとは商品を繰り返し、購入してくれるお客様。

対して、ファンとは
私達を応援してくださるお客様のことである。

SNSなどで情報発信し、こうしたお客様との信頼関係を構築。

ファンになってもらう事が重要だ。

そして、こうしたファンにコミットした高品質かつ高単価な商品を開発していく。

そうすれば、あなたを応援したいをファンは、こういった高単価な商品買ってくれるだろう。

つまり、大量生産する必要がなくなるのだ。

薄利多売を目指すのではなく、
厚利少売のビジネスモデルを構築。

これからの時代、
我々のような弱者が生き延びるには、こうしたマーケティング戦略が必要だ。









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