備忘録「de-cult 1」

普段はDAWにマウス操作だけでオートメーション書いているのですが、最近実機プレイも頑張りたいと思っているのでMIDIコントローラをがっつり使った曲を作りました。

ハットはシンセのノイズから音作りしています。Spireです。
ノイズ使うとき、Key Followをはずして調整したほうが良いですね。
リズムはStepper使っています。ざっくり作って、ノートオン/オフを刻むことで複雑なリズムにしています。

キックはKick2、いつか作ったプリセット。
ベースはSylenth1。saw/-2oct/2voice, sin/0oct/1voiceです。LowMidをゆるく強調した感じ。

作業時間はハットの作成、コントロール等々で1.5時間、キックとベースで0.5時間、全体の調整とミックス・マスタリングで1時間の計3時間といったところ。

■Delay使うの楽しい

だからde-cult  = Delay Cultです。
今回はハットにディレイを4機ほど入れてMIDIコントローラで操作しています。

・Objeq Delay
・Dub Delay
・Tantra
・Fruity Delay3
それぞれ解説しましょう。

・Objeq Delay

0:40あたりでポコポコなっているのがコレ。Objectを操作することで不思議な音響を作れるので好き。

・Dub Delay

オープニングで発振しているのがこれ。フィードバック入れすぎた。
今回はあまりうまく使ってあげられなかったなあ。
今回こいつだけ無料プラグインですが、もう1つ無料で素晴らしいディレイプラグインがあるのですが、それはまた次回。

・Tantra

私の知る限り、最速のディレイタイムが叩き出せるプラグイン(本来はグリッチ系マルチ)。表示上は0.1msまでいける。
0:50からのフランジャーっぽくなってるやつです。ミックス量控えめだったせいか、派手な変化は聞こえませんね。これ以降常にミリ秒単位のタイムで鳴らしてます。

・Fruity Delay3

1:25からキュルキュルなってるやつです。派手に変化してたら大体こいつの音。
FL Studio付属ですが、ディレイタイムを操作することに関しては現状最強のプラグイン。最速1msでもう一声ほしい感じですが、なんと言ってもsmooth機能が嬉しい。どれだけ操作しても破綻しない。もっともよく使うディレイプラグインかもしれない。

■なんで変拍子?

3拍子を作ろうと思ったら、3/4じゃなく間違えて4/3に設定してしまった。アホすぎる。まあいいやと進めた結果、自分でも拍が取れない結果に。まあいいやと耳でなんとなく展開的な区切りを入れました。

スネアかクラップくらい入れればよかったかなと今は思いますが、こういうのも良いんじゃないでしょうかね、リバーブも映えますし。

またいずれ、同じ雰囲気の曲を作るつもりです。de-cult 2を。

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