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Club Foot #19 【EPL 第2節】Arsenal vs Chelsea

シーズン開幕して2試合目。アーセナルは、ホームにチェルシーを迎え撃つビッグロンドンダービー。結果は内容でも圧倒される完敗。正直チェルシーとの対戦成績自体は悪くないという、根拠のないフワフワした希望を持っていたなかで、現実を思い知らされ打ちひしがれた気分だ。

メンバー

開幕戦、体調不良により欠場となったラカ・オーバはその後コロナだったことが判明。この試合はオーバはベンチ入りするもラカは間に合わず。前線はマルティネッリがCFに入り、ぺぺとESR、サカが2列目で並ぶ、ヤングカルテット。前回は若さと勢いで圧倒したんだけど、今のチェルシーのチームとしての完成度では、以前のようにはなかなか通じなかった。

圧倒的ルカク

今夏、インテルからチェルシーへ実に7年ぶりに復帰したルカク。ラウカクって結構すきだったんだけどな。7年前と言えば2度目のモウ監督で、シュールレやウィリアン、エトオ辺りがやってきた頃らしい。あんま知らんけど。とにかく、当時も注目選手ではあったけど強力なタレント陣に割って入られず、その後エバートンに行ってからが本領を発揮した記憶がある。

当たり前だけど7年前とは違って、この日は圧倒的存在感だった。コバチッチやジョルジーニョからのパスを納めてジェームズやマウントにはたく。マッチアップしたマリは流石にタレント的にミスマッチ感があって、終始手を焼いていた。ルカクが真ん中に居ることで、強力なセカンドトップも生きるしチームの完成度が上がる。まったく恐ろしい。

左サイドを突かれる

ルカクと同じくらい存在感があったのが右WBのジェームズ。状況によってジャカとティアニーで対応することになっていたようだったが、どうも空いてしまう場面が多く、先制点のクロスや2点目の場面などこの試合のジェームズを止められなかた。前線でルカクやハヴェルツ、マウントで納めて、急に逆サイドに展開した時のジェームズやアロンソの攻撃力が何とも恐ろしかった。

ホームの声援をバックにプレスする

一方の攻撃は、相手の深い位置まで運ぶことはできる(運ばせてもらえる)のだけど、早い帰陣で強力に構築する守備ブロックの前に弾き返されることが多かった。奪われてのカウンターを恐れてか、リスクをとらずに後ろへ戻す選択をすることが多く、なかなかシュートチャンスまでは作ることができない。前半で2点をリードされてからは余計にブロックが強力になった感があって、見てる側はジリジリと時間が過ぎていく展開だった。

54分にマルティネッリが猛烈にGKにプレスに行ったときにエミレーツが盛り上がったけど、DAZNで見ている僕も同じ感覚。ホームなので2点ビハインドでも敵に食らいつく意地を見せて欲しい。若い攻撃陣が必死にそれを体現するのがアツい気持ちになった。

それでもチームを信じよう

サニャがご立腹だったようで、タレントを見るとここ数シーズンのフロントの振る舞いには言いたくなる。この日のゲーム前にウーデゴールの完全移籍が発表された!

まだ移籍期間は残っている。フロントの頑張りに期待しつつ、次の苦手・シティーに向けて若いチームを信じよう。






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