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あさひ「あさふゆレトロード!」

冬優子「始まりました、あさひと冬優子のレトロぶらり旅!」

あさひ「わくわくするっす!」

冬優子「本日は、ストレイライトの黛冬優子と芹沢あさひの2人でお送りさせていただきます❤️」

あさひ「冬優子ちゃんと2人だけのロケ、久しぶりっすね」

冬優子「そうね、今日は愛依ちゃんが来られなくて残念だけど…」

あさひ「愛依ちゃん、今日はガキ使の収録って言ってたっす」

冬優子「そういうことは言わなくていいのよ、あさひちゃん」

冬優子「そんなオープニングを撮影しているのはここ、浅草寺です」

あさひ「人が多いっす〜」

冬優子「浅草寺は628年に建立された、都内最古の寺院と言われています。ちなみに日本最古となると奈良県の飛鳥寺という説が有力らしいですよ」

あさひ「昔のことすぎて細かいことはよくわかっていないらしいっすね」

冬優子「隣接している仲見世商店街も、日本最古の商店街と言われているらしいです」

あさひ「調べると日本最古の商店街がいくつも出てくるっすね。はっきりしたところはわからないから名乗った者勝ちみたいな感じなんすかね?」

冬優子「あさひちゃーん、余計なこと言わなーい」

冬優子「浅草駅前には日本最古のバーである神谷バーもあります」

あさひ「住所が浅草1-1-1なんすね、ここ。あはは、なんだかおもしろいっす!」

冬優子「バーという名前ですが、所謂バーカウンターではなく食券制という他に類を見ないシステムが特徴的です。特にエビフライが美味しかったです❤️」

あさひ「冬優子ちゃん、電気ブランってお酒が有名らしいっすよ」

冬優子「そうね、一杯いただいていこうかしら……ってふゆはまだ未成年だっつうの」

冬優子「また、銀座線の浅草駅と直結している浅草地下商店街も、日本最古の地下商店街と言われています」

あさひ「地下街として古いだけで、お店は結構入れ替わっているんすね。わあっ、散髪が800円でできるらしいっす、おもしろそう、ちょっと切ってくるっす!」

冬優子「それは本当に洒落にならない!!」

冬優子「少し移動して、同じく台東区の上野に来ました!」

あさひ「すごい広い公園っすね」

冬優子「ここ、上野公園は日本最古の国定公園と言われています」

あさひ「公園の定義って難しいっすよね」

冬優子「桜や紅葉の名所でもあるそうなので、季節を問わず多くの方が訪れるそうですよ」

あさひ「そうなんすか!見てみたいっす!今度、また冬優子ちゃんと愛依ちゃんと来たいっす!」

冬優子「………そうね、また来ましょ」

冬優子「公園だけでなく、園内には様々な日本最古があります。まずはここ、日本最古の博物館、上野国立博物館」

あさひ「志希ちゃんがこの前行ったって言ってたっす。すごいワクワクするらしいっす!」

冬優子「どこでそんな話…ああ、共演してたわね…」

あさひ「行きたいっす!!志希ちゃん呼んでいいっすか!?」

冬優子「あさひちゃーんやめようねーー!!本当に来そうだから!!」

冬優子「次にこちらが日本最古の動物園、上野動物園」

あさひ「あっ、パンダ!餌あげていいっすか?」

冬優子「ポストよ」

冬優子「そしてこちらが日本最古の洋食屋、精養軒です」

あさひ「あっ、パンダ!餌あげていいっすか?」

冬優子「オブジェよ。そしてふゆたちがご飯を食べる番よ」

冬優子「というわけで、こちらがその精養軒のハヤシライスです。ハヤシライスの起源には様々な説がありますが、その中の一説によるとここ精養軒がハヤシライスの発祥となったらしいです」

あさひ「この前読んでた夏目漱石の小説にも出てきたっす。あと文豪たちが戦う漫画にも」

冬優子「『三四郎』ね、他にも森鴎外の『青年』などにも登場することから当時より人気の飲食店であったことが伺えます。……って、意外ね、あさひちゃんがそういう漫画読んでいるの」

あさひ「オルコットちゃんみたいにずっと考え事してたいっす」

冬優子「フィクションだとそういう地味なのが好きなのねアンタ」

冬優子「お腹も膨れたところで、次は移動し、三越前へ。ここは文字通り、日本橋三越、日本最古のデパートがあります」

あさひ「あっ、ライオン!」

冬優子「デパートとしては1904年に開業していますが、前身となる『越後屋』さんはなんと江戸時代から、しかもここと同じ場所で営業されているんです」

あさひ「家康も来たんすかね、ここ」

冬優子「吹き抜けになっている西洋風の建築は美しさすら覚えますね」

あさひ「ここから落ちたら痛そうっすね」

冬優子「それは高いところどこでもそうでしょ」

冬優子「日本橋三越から歩いてすぐ、現存する日本最古の駅、東京駅です」

あさひ「有名なだけじゃなくて歴史もあるんすね」

冬優子「世界の乗降客数ランキングで7位にも食い込むほど利用者が多い駅ですが、歴史もあり、また観光地としても人気です」

あさひ「ここで歌ったの懐かしいっすね!あと志希ちゃんもここでロケやったって言ってたっす」

冬優子「もういいのよ一ノ瀬志希のことは」

冬優子「移動して雑司ヶ谷にあります、こちらも現存する中で日本最古である駄菓子屋、上川口屋さんへやってきました」

あさひ「日本橋から近いと思ってルートに入れたら意外と遠かったってスタッフさんが嘆いてたっす」

冬優子「そういうことは言わなくていいのよ。……さて、こちらのお店は1781年に開業し、江戸時代から続く老舗の駄菓子屋さんです。お寺の境内にあるのが特徴的ですね」

あさひ「駄菓子屋ってあまり来たことないっす」

冬優子「あさひちゃんの歳だとそうかもね。年々、数が減りつつあるし、悲しいことに。でも、他のお店ではあまり見ることができないお菓子があったりして面白いよ?」

あさひ「なんすか、これ?」

冬優子「これはカルメ焼きよ。砂糖を膨らませるお菓子なんだけど、昔は家庭科の授業の定番だったりしたけど今はあまり見かけないわね…」

あさひ「膨らむんすか!?面白そうっす、やってみたいっす!」

内山さん「そうかい、じゃあ今からうちに来るかい?」

あさひ「あはは、行くっすー!」

冬優子「おばあちゃん、気持ちは嬉しいけどやめて!!」

冬優子「……疲れたので少し休憩します。また場所を変えて銀座へ、現存する日本最古の喫茶店、カフェーパウリスタです」

あさひ「ビルの中にあるんすね。今の店舗は関東大震災で全壊したのを建て直したって聞いたっす」

冬優子「古い建物はそうなっちゃうのも仕方ないわよね…。注文したのはお店の看板商品、ザッハトルテです」

あさひ「ケーキの中にジャムが入ってるんすか?変わってるっすね」

冬優子「滅多なことを言わないの、誰に聞かれているかわからないんだから」

あさひ「滅多刺しにされるっすか?」

冬優子「あまり上手くない上にそういうのはオンエアで使いづらいからやめなさい」

冬優子「本日ラストはこちら、現存する日本最古のビアホール、銀座ライオンです」

あさひ「あっ、ライオン!」

冬優子「名前だけでライオンはいないでしょ。こちらは珍しく創業当時とほぼ同じ内装で営業しており、有形文化財にも登録されています。まさに歴史を感じる建造物です」

あさひ「ソーセージ美味しいっす!」

冬優子「入りやすいながらも少し高めの値段設定なので、ふらっと入れる上に落ち着いた雰囲気なので少し酔いたい時に丁度いいと評判です」

あさひ「今日の締めに、冬優子ちゃん一杯どうっすか?」

冬優子「そうね、一杯いただいていこうかしら……ってふゆはまだ未成年だっつうの」

あさひ「今日は色々なところに行けて楽しかったっす!」

冬優子「そうですね、知らないことも知ることができて…とっても勉強になりました❤️」

あさひ「あっ、愛依ちゃんからメールっす。今収録終わったから、神田にある日本最古の居酒屋行かない?って来てるっすけど、冬優子ちゃんどうするっすか」

冬優子「そうね、ひと仕事終えたし、やっぱりここはビールを……ってふゆはまだ未成年だっつーの!!何回やらせるのよ!!」


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