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各国の無香料ポリシー【カナダ】ダルハウジー大学の無香料”プログラム”編


カナダ、ダルハウジー大学が主催する無香料プログラム

を和訳したものを掲載します。

ダルハウジー大学が作成し、ダルハウジー環境安全衛生委員会などとともに現在も推進している、いわゆる香害対策の内容です。
ダルハウジー大学HPに掲載されていて、各国、各地域から問い合わせを受けているそうです。
ダルハウジー大学は、香害対策の先駆者であり、けん引する存在でもあるようです。1995年にはこの対策、始まっていました。
ただし、他の地域や機関が無香料ポリシー(fragrance free policy)と銘打った動きをしていることが多いのに対し、こちらは無香料プログラム(scent free program)です。
政策や規則(policy)ではなくて、あくまでも教育課程の提供(program)であるという立場です。規則による強制ではなく、自発的に無香料を選ぶよう促す教育をすることに主眼を置いています。
ここで日本人の我々が注目すべきは、強制をしないという理由が日本のような消極的なものではなく(使いたい人の権利や自由を奪うことはできないから止められないなどの)、人権尊重の基本的理念と立場から、誰もがこの意識を持つべきで、権利と自由と責任を持って自立した人であればそれができて当然であるから、規則で縛るのではなく自発的に行動できるように教育すべきとの趣旨であるのは、このページに同時に記載されています。
自由と権利と責任への考え方からして日本と違いますよね。

そしてある意味辛辣です。fragranceではなくscentという単語を選んでます。
fragranceは香り、香気、芳香、香料ですが、scentはにおい、においの中でも不快なにおい全般を指す単語です。カナダはこの点容赦なくて、カナダ肺協会も香気をscentとして、また呼吸器疾患に悪影響を及ぼす要因として、香害への配慮や無香料化を推進しています。そちらはそちらでまたご紹介しますね。


↓↓↓↓↓ではダルハウジー大学のScent Freeの和訳は以下に↓↓↓↓↓








Scent Free


無香料プログラムの歴史


1990年代中盤前、ハリファックスでは香りつきの製品やその他の材料からの曝露を受けた人の何人かが病を得ていた。医学会やメディアにあまり注目されていない案件だったため、このような人々は大なり小なり疎外されていた。

だが1990年代半ば、ハリファックス市内の主要な病院の一つであるキャンプヒルで深刻な室内空気環境問題が起きた。ピーク時には600人以上が発症して休職を余儀なくされたが、この中には医師、看護師、その他医療の専門家が含まれていた。これが解決されてから数年経過しても、一部の人々はまだ復職できず、事案前の健康状態に戻れずにいる。この人々の多くにとって、香り製品が症状の発作を誘発する環境ストレッサーの一つだと報告がある。もちろん、キャンプヒルで就労していた人々に限らず、大学関連の他のコミュニティにも同様の症状を持つ人々が確認された。

大学コミュニティと病院間にはかなり密接な専門的あるいは個人的な接点があるため、大学はこの状況で大きな影響を受けることになった。より広い視野でハリファックスの小さな都市全体を観察した。その結果、ハリファックスの住民すべてが、必ず一人はその影響を受けた人を知っているという規模であることが解った。ハリファックスの住民は、キャンプヒルの事案の影響を受けた人を必ず一人は個人的に知っている。この状況を受けて、大学コミュニティと一般市民の両方が、病院で起きた問題の被害者の訴えを十分信頼た上で対処することになった。この個人的な経験は地域の行政機関が香りに感受性の高い人々のニーズに合わせて対処するうえで、他の地域ではありがちなように、同じ問題を扱う上で懐疑的になる事を防げたと言える。

ダルハウジーでは、自らをこの分野のリーダーシップをとっていると考える向きがあるが、ハリファックスの地域と周辺の大規模な組織の一部であり、実際にはマリタイム(訳注・ハリファックスが属する群島全体の総称)全域が、香り軽減の努力に動いていることはおそらく驚くべきことではない。

1995年にダルハウジー環境安全衛生委員会のイニシアチブとして初めて導入されたこのプログラムは、大学コミュニティのメンバーと訪問者に、香りのパーソナルケア製品の使用を避けることを奨励している。背景として、委員会は、大学の香りに対する立場の声明として論文を準備した。これは、無香料環境に優しい立場およびメンテナンス製品を選択し、タバコの煙や同様の影響を出すものを排除することにより、室内空気環境の問題を回避することを目的とした、より大きな動きの一部である。

大学の文化を考慮し、必然的に罰則の執行を含むことになるため、その点が疑問となる正式な政策(訳注:policy=政策、規則)ではなく、意識と教育プログラムを作成する方向に進むという決定が下された。本質的に、このプログラムは、香りの製品を使用することによって、教授、大学職員、学生、訪問者に害を与える危険性があることを人々に周知することを目的とした。これは実際にそれらが他者に害を与えることを避けるために人々の高尚な本能に訴えるプログラムであり、その有効性が判明した。

しかし、政策/規則の枠組みではなく(教育)プログラムであるもかかわらず、香りに敏感な人々を支援する大学の運動は、法的義務の元チェックされる。ノバスコシア人権委員会は、香りの感受性(香料過敏)を障害として扱う用意があることを示している。これは、大学などの組織は、これらの個人を保護する法的義務を負っているということだ。これらの法的義務を果たし、香りに敏感な個々人をサポートする為、 大学は、いくつかのケースで業務を刷新した。あるケースでは、個人を一般の人々との接触をより簡単に制限できる気密性の高い場所に移動した。大学は、人権を保護するために協力が必要な人々が、香りの曝露においても大学が義務を果たすと周知、保証した。

プログラムが開始された1995年以来、本件は成長を続けており、現在、カナダの他の地域や世界中からの学生や社会人の割合が増加している。キャンプヒルの規模で室内空気環境の危機を経験した人はほとんど存在しない。その結果、プログラムと大学が注目を集め、香りやその他の屋内汚染物質が私たちの同僚や学生の一部に与える影響を人々に継続的に教育する事が必要となる。

ほぼ7年の間、運動は多大な成功を収め、さらにプログラムを活性化する必要を見出した。そこで2002年、環境安全衛生委員会と雇用公平評議会(およびそれらを支援する事務所)が協力してプログラムを取り入れ、見直しを行った。この取り組みは、キラム図書館のスタッフからの意見を周知し、収集することを目的としたパイロットプロジェクトから始まった。電子フォーカスグループ的なプロジェクトは、図書館自体の香りの曝露問題を解決するのに役立ち、問題について大学コミュニティに伝え、知らせる手段として、新しいグラフィックスとポスターとウェブサイトを作成し多くの情報を生成した。入ってくる学生に毎年与えられるフロッシュパックに無香料プログラムのメッセージを入れた。同様のメッセージは、新参者に与えられりるオリエンテーション資料(大学のカレンダー、大学の電話帳、安全と公平性に関するオフィス資料)にも含まれる。ほとんどの大学掲示板には、無香料プログラムのメッセージが掲示されている。

再度徹底のもう一つの結果として、大学の喫煙問題と無香料プログラムの促進を融合した。どちらも潜在的に有害な曝露から人々を保護することを目的としているので、同じ「WE SHARE THE AIR」のスローガンの下で両方の取り組みを促進することは賢明であると言える。

我々の居住地と議会(商工会?)の人々は、毎年キャンパスに多く訪れる。彼らはまた、我々のプログラムに関する情報を将来のクライアントに提供していくことになる(彼らはまた、市内の他の場所で無香料文化を目の当たりにする可能性が高いというのも事実である)。

プログラムはかなりの成功を博し続けている。明らかに成功と判断できる最も重要な判断材料は、人々が大学において香り製品を使用するかどうかである。常にプログラムを更新し、キャンパスへの訪問者やハリファックスの香りの製品広告キャンペーンと競合することは継続的な課題であるが、このプログラムの成功度は感銘を受けるほどである。キャンパス内では時折香りの製品を身に着けている人は見かけるが、ハリファックス、特にダルハウジーには顕著な香害がないことは間違いないと言える。

しかし、香りに敏感な人の視点からは、大学において香りが自由であるという事実は満足できるものではない。ホール、エレベーター、教室などで香り製品使用者に遭遇するだけで、症状を引き起こす可能性はある。これには、必要に応じ、雇用条件平等課(法?)安全事務所のスタッフが支援を試みる。極端なケースでは、大学の管理役職メンバーには、香り製品使用者に大学の建物から離れるよう依頼する権限を与えられている。この事実を人々に警告する看板は2005年に導入された。

プログラムを実施して以来、我々には何十件も依頼が来ている - おそらく大陸全体から、さらには地域全体から、さらに遠くから、そしてもっと遠くから、彼らの無香料イニシアチブに我らのプログラムの側面を組み込む許可が欲しいと。

「あなたのプライバシーの問題とは思わないでください。化学物質が原因で起きている、すべての人々の問題です」








香料感受性の問題への対処法

訳注:ここから、実際に香害に遭遇して困った場合の対処法(交渉方法の例とその相談先を含む)です。




学生、職員、教職員へのガイドライン



多くの人々にとってデリケートな問題に対処するためのガイドラインを以下に記す。オフィス、教室、大学の公共スペースでの苦情にどのように対処していくべきか?


従業員と管理者向け



香料入り製品に対する反応に苦しむ人で、就業場所の環境に香りがある場合、次の事を行う必要がある。


オフィスの誰かが香料を身に着けている場合、その人は知り合いであるので、彼らに直接アプローチすることができる。問題が何であるかを説明する - 反応していると思うもの、香料が引き起こす反応の種類を説明する。



詳細については、この Web サイトにアクセスするよう依頼。

同僚に、無香料製品への切り替えを検討してもらう。

香料との接触が反応を悪化させると感じたり、香料を着けている人に近づくのが苦痛である場合は、上司に話す。必要に応じて、香りがなくなるまで別のエリアに移動するように上司に依頼。

病気になった場合は、職場で病気を報告するための通常の手順に従う。職場復帰後、環境安全衛生局または人権・公平・ハラスメント防止局にインシデントレポート(上司にフォームを依頼)を提出。

状況が改善されない場合は、人権・公平・ハラスメント防止局または環境安全衛生局にさらなる助言を求める。


香料に対する感受性を持っており、新しい部門で作業を開始する場合,または最近香りに対する有害反応が起き始めた場合:



上司と同僚に伝える。

反応の原因と発生している問題の種類について説明。彼らの援助を求める。このウェブサイトに誘導して、より多くの情報を提供。

塗装、ニス、燻蒸、カーペットクリーニングなどの活動が予定されている場合に警告できるように、建物内の施設管理責任者に周知するよう上司に依頼。






上司の立場で、部門の従業員が香料によって引き起こされる健康上の問題に苦しんでいる場合:



積極的に取り組む。あなたがその問題について理解がある事を知らせるよう、従業員に話しかける。従業員が問題を報告した場合は、できるだけ迅速に対応。


従業員が問題を訴えた場合



問題の原因となっている香りから従業員を遠ざける。

香料を身に着けている個人に慎重に接触し、丁寧に問題を議論。大学には、無香料プログラムがあることを指摘し、詳細については、このWebサイトを訪問する従業員を奨励.

(香りに)反応を経験している従業員に、香料入り製品を使用している個人には説明したことを伝える。問題が修正されるまで、状況を継続して注視。

問題が解決しない場合は、人権・公平・ハラスメント防止局または環境安全衛生局に問い合わせる。




あなたが、香料入り製品を身に着けている従業員の立場で、他の従業員または上司からアプローチを受けた場合:



香料入りの製品を使用することを控えるようにという要求を、ごくプライベートな問題だと受け取らないように ― これは、あなたのプライベートな問題ではなく、化学物質が原因のすべての人々の問題である。

反応を引き起こしている製品や製品を見つけるために他の人と協力.

社会の一員として自覚を持ち、無香料製品に切り替える。






教授、講師、ティーチングアシスタント向け



香料入りの製品に対する反応に苦しんでいる教授、講師またはティーチングアシスタントであり、教室に反応を引き起こしている香料がある場合は、次のことを行う必要がある。



大学には、無香料プログラムがあることを学生に知らせる (各学期の最初のクラスでプログラムを生徒に思い出させると有効)。

彼らがより多くを学べるように、このウェブサイトを紹介。

香料入り製品があなた個人に与える影響を説明。

クラスに社会の一員としての自覚を促し、クラスやキャンパス内のどこでも香りの製品を乱用する事をやめるように依頼。

状況が続く場合は、香り製品を身に着ける学生らに接触。

何が問題で、どのような反応が引き起こされるのかを説明。

再びこのウェブサイトに誘導し、無香料製品の着用に切り替えるように依頼。



学生向け



居住環境でルームメイト/隣人の香りに反応している学生の場合



その人をよく知っていて、彼や彼女と一緒にいることを快適に感じているなら、あなたは彼または彼女に直接接触。何が問題なのか、あなたが反応していると思うものを説明し、香料が引き起こす反応の種類を説明。

詳細については、彼または彼女に空気を共有する立場をとる自覚を持つよう依頼。

ルームメイト/隣人に、無香料製品への切り替えの検討を依頼。

香料との直接接触があなたの反応を悪化させると感じたり、香料を身に着けている人に近づくのが落ち着かない場合は、レジデントアシスタントに伝えて彼らへの説明を依頼。

これ以外の手配が必要な重大な問題が発生した場合は、レジデンスのレジデンスマネージャーにお問い合わせる。




クラスメートが身に着けている香りの製品に反応する場合:



特定のクラスメートが着用する香料の場合:

その人をよく知っていて、快適に感じるなら、彼または彼女に直接接触を試みる。問題が何であるかを説明し、あなたが反応していると思うものを説明し、香料が引き起こす反応の種類を説明。

彼女または彼に、大学のWe Share The Airのウェブサイトを案内。

クラスメートに、無香料の製品への切り替えを検討するかどうか尋ねる。

香料との直接接触が反応を悪化させると感じたり、香料を着ている人に近づくのが落ち着かない場合は、教授やティーチングアシスタントに相談、クラスメートにその件について説明するよう依頼。

問題が解決しない場合は、受講者用ユーザー補助サービスアドバイザーに相談。




あなたが香料入り製品を身に着けている学生で、他の学生またはあなたの教授からアプローチされた場合:



香料入り製品を使用することを控えるようにという要求をごくプライベートな問題だと受け取らないように ―これは、あなたのプライバシーの問題ではなく、化学物質が原因の、すべての人々の問題である。

反応を引き起こしている製品や製品を見つけるために他の人と協力.

社会の一部である自覚を持ち、無香料製品に切り替える。




キャンパス内の香りの製品に反応している場合 - ダルプレックス、レベッカコーンオーディトリアム(例)



香料を身に着けている人に直接接触。何が問題なのか、あなたが反応していると思うものを説明し、香料が引き起こす反応の種類を説明。

どこで情報を得ることができるかを紹介。このユーザーをこの Web サイトに誘導。

無香料製品への切り替えを検討するかどうか、香料を身に着けている人に尋ねる。

香料との直接接触が反応を悪化させると感じたり、香料を着ている人に近づくのが不安な場合は、カウンターで働く人や上司に近づいて、その人と話すかどうかを確認。

コーンオーディトリアムなどの場所では、香料を着ている人から離れて、別のセクションに移動できるかどうかも尋ねる。





あなたが香料入りの製品を身に着けていて、化学的に敏感な人や彼らの代わりに行動する誰かからアプローチされた場合:



香料入り製品を使用することを控えるようにという要求を、ごくプライベートな問題だと受け取らないように ―これは、あなたのプライベートな問題ではなく、化学物質が原因となるすべての人々の問題である。

反応を引き起こしている製品や製品を見つけるために他の人と協力。

社会の一員として自覚を持ち、無香料製品に切り替える。

彼らが身に着けている香料入りの製品について誰かに立ち向かわなければならないあらゆる状況で、教育がこのイニシアチブの鍵であることを覚えておく。多くの人々はダルハウジーの無香料イニシアチブについて無知である。文化の違いを考慮すべき時もある。この状況での最善のアプローチは次の通り。


 慎重に人に近づく。

 ダルハウジーがなぜ無香料イニシアチブをとっているのか、また香料のな   
 い習慣を採用することの利点を明確に丁的に説明。

 その人に、さらに情報を得ることができる場所(ウェブサイトとパンフレッ
 ト)を案内。




外部リソース



カナダ職業安全衛生センター - 職場の無香料政策


カナダ肺協会 - 香りのない職場を開発するためのポリシー 
(訳注:この元のページにあるリンクはPDFファイルになっていたが、リンク切れのため、カナダ肺協会が提唱する香害の危険性を啓発するページへのリンクを代わりに貼ります。)









以上、ダルハウジー大学のScent Free Program和訳でした。
なるべくページ内の文章を忠実に訳しましたが、表題等少し見やすいように変えています。日本語に忠実に訳そうとすると、凄く回りくどくなるんすよね、英語…

日本でもこういうガイドラインを作って提示してくれるといいですよね、権威ある団体が。厚労省でも医師会でも看護師会でもいい。ちなみに、ダルハウジー大学は地域の行政機関や医師の団体や、カナダの肺協会とも連携しているようです。
また、アメリカでは看護協会がこういったガイドラインやテンプレート的なものを公表して配慮を呼び掛けています(また後日こちらに移動しますね)。

自分がこのwebページを見つけたのは2018年頃なんですが(この文も昔書いたのを持ってきただけです(^-^;)、文中にあるこのハリファックス、キャンプヒル地域で起きたという1990年代の健康被害の案件、気になりますよね。しかも問題の中心は病院のようです。凄いですよね…「地域の人なら必ず知り合いに一人はこの健康被害の当事者がいる」状態。何がまん延していた、どういう事案だったんでしょうか???
けど、その件について何年も、いくら探しても、見つかるのは「ハリファックス大爆発」ばかりで。さすがにこれは関係ないでしょうが、その後の灰や粉じん被害を考えると空気環境に気を付けようという土壌にはなったのかなとは思います。

ハリファックス大爆発

カナダのノバスコシア州ハリファックスで1917年12月6日の朝に発生した大災害。ノルウェー船「イモ(Imo)」が、高性能爆薬を積んだフランスの貨物船「モンブラン(Mont-Blanc)」と衝突し、モンブランで発生した火災が積荷に燃え移り、ハリファックスのリッチモンド地区を破壊する大爆発を起こした。
爆風や破片、火災、建物の倒壊により約2000人が死亡、推定9000人が負傷した。この爆発は、核兵器開発以前に発生した人によって引き起こされた最大の爆発であり、およそTNT換算で2.9キロトンに等しいエネルギーを放出した。
モンブランはフランス政府の依頼で、ニューヨークからハリファックス経由でフランスのボルドーまで高性能爆薬を運搬中だった。午前8時45分頃、モンブランは1ノットの低速で、ニューヨークでベルギー向けの補給物資を積むためベルギー救援委員会が用船した空荷のイモと衝突。モンブランで発生した火災はたちまち手が付けられないほど燃え広がり、約20分後の午前9時4分35秒、モンブランが爆発。リッチモンド市街を含む、半径800メートル内のほぼすべての建物が吹き飛んだ。

ハリファックス大爆発 - Wikipedia

これだけの規模の爆発なら、二次的な健康被害が発生してないわけがないですよね。

けどもしもキャンプヒルの病院での案件について何かわかったら、また記事にしたいと思います。見つけたいなぁ。このころ問題になってたとするとシックビル関連?にしてはすぐに香害製品を使わない呼びかけにつながってるんだよなぁ。
また、もしキャンプヒルの室内空気環境の問題について詳細を見つけたり、ご存じだという方がいらしたら、ぜひ教えてくださいませ…!!


2024年3月

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