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子どもの頃の好奇心


6歳の時の話ですが、母が妹1とお風呂に入ったので仏壇にある蝋燭の火にクレヨンをくっつけたらどうなるか実験した。何かあったら困るから水を入れたコップを左手に持っていた。

クレヨンが溶けるだけと予想していたけど、ちょっと火がついたのを覚えてる。とりあえずビックリして咄嗟に水をかけてその後の記憶が曖昧。

曖昧なんだけど私は何かやらかしたと思う。でも何をやったのか覚えていない。仏壇はキレイだったけど、なんらかのタイミングで近くにあった枕に何かが落ちて布の一部がほんの少し焦げて(小さな〇ぐらい)、お風呂から出てきた母に実験をしたことがバレた。


でもね、教育テレビで「親は子どもの好奇心をつぶさないで」って言っていたから『きっと大丈夫』なんて思っていたんだよね。


結果としては母に「何をしていたの?」と怖い顔と声で言われから、

私は「何も」と答えてしまい、耳を引っ張られて怒鳴られた。


怒鳴った理由は「妹2が近くで寝ているのに!」だそうな。2歳の妹2は少し焦げた枕とは離れた場所で寝ていた。

「なんでやったの!」とやっと聞かれ「気になったから」と答えたけどその話はどこかに置いて行かれ、妹2に何かあったらどうするの!と怒鳴られた。


やはり母は私より幼くて非常に可愛い顔の妹2が大事なんだと感じてしまった。

ズキズキとした耳の痛みを感じながら布団に入ったのを今でも鮮明に覚えている。私が布団に入ったあと、仕事から帰ってきた父にこのことを話す母の声が聞こえていた。父の声は聞こえず、私の意識は深い眠りの中へ入ってしまった。

次の日の母は何もなかったように過ごしていた。私は気まずかったが、何も言わないのなら私も何も言わず、朝食を提供してくれるから食べ物を口にしていた。

今もその話は出てこない。妹2の悪戯話は良く出てくるのに。


このことを思い出すとモヤモヤ&イライラするが、火を使う実験は大人のいないところではやるべきではありません。これはいけないことだと認識しています。


なんで「♡」はスキという表現になったのだろう。