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正夢


前回は実際に体験した明晰夢を書きましたが、正夢も何度か体験しています。私の中で一番覚えている正夢は、その夢を見てから1年後に現実になった夢です。


まず高校1年生の3学期頃に正夢を見ました。

バドミントン部に入部していた私は、体育館にある舞台で友人とおしゃべりをしていました。私は舞台下に立ち、友人は舞台に座って話しをしていました。

フッと私は後ろを振り返り、体育館の南側の方を見ると窓際のコートで知らない女子2人がラケットを持って軽くバドミントンのシャトルの打ち合いをしていました。

奥にいた女子はオレンジ色のトップス、手前にいた女子はネイビーのトップスを着ていました。なんで知らない子たちがバドミントンをしているのかなと思った所まで私は覚えていました。


それから約1年後。


部活の休憩中に私は体育館の舞台で友人とおしゃべりをしていました。私は舞台下におり、友人は舞台上に座っています。

急に私はどこかでこの状況を体験したな、見たことがあるな、デジャブ感があるなと感じます。友人と話しながら瞬時に1年前の夢を思い出しました。


そうそう、このまま私は後ろを振り向くんだ…



そう思いながら私は後ろを振り向きます。振り向くと体育館の南側の窓際のコートで1年生が打ち合いをしていました。


もちろん、コートの奥にはオレンジのトップスを着た女子、手前にはネイビーのトップスを着た女子。


嗚呼、あの時の夢の中の女子は今年度入部してきた1年生だったんだ。

また、正夢をみたんだな。今回の夢はなかなか怖いな。


と思ったのでした。

なんで「♡」はスキという表現になったのだろう。