40代オバサンの骨折日記31「生まれたてのコジカのように…」(骨折88日目/手術後75日)

6月3日(月)、朝からリハビリに行った。昨日は一日中イベントで外でカフェ出店と夜はライブ出演でヘトヘトになり、夜中帰ってきたときは足がぱんぱんだったけど、一晩寝たら戻っていて、体はまだ疲れているけれど、なんとなく足首の調子は悪くない。リハビリは、たまにしかあたらないPTさんだった。内くるぶしの傷口も、何回か皮がむけたりしているうちに少しは強くなってきたのか、前ほどヒヤヒヤしなくなって、マッサージもそれほど引っ張られる感じではなかった。一番頼りにしているPTさんに比べたら弱いだけなのかな??歩く練習では、膝を少し曲げてお能みたいな歩き方をやったら、なるほど、右足にうまく力が入らないからグラグラするのがよくわかった。全体的に筋肉がなくなって、足裏全体でバランス良く体重が支えられていないのがわかる。片足立ちも、左ならずーっとバランス崩さずに立っていられるけど、右は10秒測るのに、せーのでもうグラグラしてしまう。これも家でテレビでも見ながらやらないと。それでも片足で立てるようになっただけでも進歩してるはずなので、前向きに頑張ろうと少しは気持ちが上向いた。帰りに近くのスーパーに寄ってお買い物。ひとりで買い物できるようになって、本当によかった。

週末の振り返り。土曜日はリハビリで、初めて杖なしで歩く練習。ひょこひょこでかくんかくんで生まれたてのコジカか、、、という感じ。松葉杖は取れたけど、遠出するときはやっぱり補助があった方がいいとのことで、家族や親戚で使っていない杖を持ってたらしばらく借りるといいとのこと。たしかに松葉杖片方だけでもかなりかさばって邪魔だし。リハビリのあと買い物して帰ったら、やっぱり疲れてしまった。買い物行く途中にナース服の人に声をかけられ、何かと思えば近くの訪問鍼灸の宣伝だった。足のしびれの後遺症のことでネットで調べていたら、鍼灸で良くなったと書いてる方がいたから、実は近所の鍼灸院を調べたりしていてちょっと興味があった。そこは保険医療ができるらしいけど、訪問しかやってないとのこと。うーん、訪問はいらないので残念ながらお断りした。保険が適応されるところとそうじゃないところがあるのか。またいろいろリサーチしてみよう。

家に帰ってちょっと休憩して、日曜日のイベント出店用のお菓子作り。ピーナツバタークッキーを焼いた。パウンドケーキを焼こうとしたら卵が足りなくて、しかもかなり疲れてしまったので夫が帰ってくるのを待った。夕方夫がケーキを買ってきてくれたのでちょっとティーブレイク。そのあとパウンドケーキ作りと思ってたけど、疲れてしまい、晩ごはんも食べないといけないし、諦めて明日の朝にやることにした。やっぱり夜なべは苦手。

日曜日は6時に起きてケーキ作りと水出しコーヒー作り。コーヒーをセットして、ケーキを焼きながら朝ごはん。そのあとシャワーを浴びて着替えて準備して、もう出発しないといけない時間に。夫が実家に用事でなかなか帰って来なくてヤキモキ。ようやく帰ってきて出発するもすでに入り時間。他のメンバーも渋滞やら寝坊で30分くらい遅れてリハ。でも寝坊したひとりは結局間に合わず。他のバンドもあるのでとりあえずいるメンバーでリハやって、そこからお店の準備。どうにか開場に間に合ったけれど、小雨が降り出して、庭の出店ブースに急遽テントを立ててもらう。テントが足りないのでお隣と合体する感じ。ほそぼそやってるのでほそぼそと売れた。暑いかなと思ってたけど、やや肌寒くなってしまったので、意外にホットコーヒーの方が出た。どうにか夜の演奏まで頑張った。松葉杖は卒業したけれど、やっぱり外出するときはまだ不安で片松葉持参で、使ったり使わなかったりで、まだまだヨロヨロかくんかくん。内くるぶしの傷口もかなり塞がってきたけれど、たくさん歩いたり動かしたりしたあとは少し赤くなって熱を持つので油断できない。最後はやっぱりむくみがすごくて、帰ったらむくみ防止のストッキングを脱ぐのが大変なくらいぱっつんぱっつんだった。でも楽しかったし、手伝ってもらいながらも1日乗り切れたので、諦めずにやってよかった。

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