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石原くんの名刺ができるまで


編集者・ライターの石原くん(@RtIs09)と出会ったきっかけはわたしの人生を変えたSNSといっても過言ではないTwitterでした。

描いたイラストを気ままにつぶやいていたところ声をかけていただき、ひょいひょいっと一度お会いすることに。


カフェで楽しくお話ししていたら、ちょうど今つかっている名刺の在庫がきれそう!とのことだったので

あれよあれよと今回わたしのほうでデザインをさせていただく流れになりまして…


自分の名刺は作ったことがあるものの「依頼されて名刺をつくる」ということは初めてで、

それにわたしはデザイナーではないので、少し緊張しつつもドキドキわくわくしながら制作させていただきました。



当時、石原くんはまだ学生なのに出版社で働いたり、いろんな雑誌やWEBメディアでライター経験があるというパワフルかつおしゃれボーイ。


実際に会ってお話しするとインターネット上では見えてこなかった一面が見えてきて

彼のライフスタイルや、似合うだろうなあというテイストを想像してはデザインアイデアが噴水のようにポコポコぶわーっと湧き出てきました。



石原くんはファッションに詳しくて、メガネが好きで、好きで、好きで、語り出すと止まらない、メガネマニア。

そして、とっても明るく気さくで温かみのある面白い人。


一度しか会ったことがなかったけど、話した印象やTwitterでのつぶやきからそんな石原くんのイメージを名刺に落とし込んでみました。


いつか雑誌の編集者になるのが夢だと語っていたので「男性向けカルチャー雑誌」をイメージして、名前は手描きに…

編集・ライターという「文字書きさん」っぽさを出そう、

でも彼の明るさと気さくさから堅苦しくない「遊びゴコロ」と「ポップさ」残して……


そうして出来上がったのがコチラ。


シンプルな手書きイラストと手書き文字を合わせ、色味もビビッドなイエローをチョイス。気取らずお洒落でちょっぴりポップな感じを目指しました。

相手のイメージをデザインとイラストに落とし込むことができて、制作過程もとても楽しく、個人的にもお気に入りの作品となりました。

( 石原くん、ありがとう〜 )


ボツ案たち

たくさんイメージを膨らませデザインしたり描いたりしたものの、今回使用しなかったデザインたち。

せっかくなので公開したいとおもいます。 

どれもけっこうお気に入りなんですが (縦型のタイプとか ) 陽の目を浴びないのがかわいそうなので、もし使いたい人がいればお気軽におっしゃってください…!



名刺づくりって、

その人のことを考えて色を選び、絵を描き、字間や大きさを調節して作るので

まるで似顔絵みたいに相手をビジュアル化する作業のようです。

それに完成したとき、相手の笑顔を見れるとこちらも幸せになれますね。

「はあ〜〜作れてよかった〜!」と思えます。

こういった「モノづくり」が好きだなあと心から思えるお仕事になりました。


ぜひ、あなたの名刺作りもお待ちしております。


kimix(hello@kimix.jp)



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いかがだったでしょうか。

今回は数年前に書いたブログ記事に加筆修正をしてnoteに転載してみました。


昨年末から「対面コミュニケーションを通して、人の役に立つ仕事がしたいなあ」とぼんやり考えていたさなかに

「あなたはコミュニケーションが得意だけれど、絵を描くこと、デザインすること、資料をつくること、アプリの設計をすることも全てビジュアルを通したコミュニケーションの一種なんだね

と友人に言われ、大きく頷き、昔書いたこの記事をふと思い出しました。

わたしの四方八方に広がる職歴・スキルの根本はここにあったのかもしれません。

(これまでベンチャー企業でマーケティング、アプリデディレクション、UIUX設計、デザインなどをする一方で、雑誌や広告の挿絵を描くイラストレーター、コラージュアーティストとしても活動してきました。あと、趣味で写真とweb制作も。)


相手の顔がみえ、人の役に立つことができたとき、わたしはものづくりをより楽しく感じるようです。


良くも悪くも「SNSの印象と180度違う…!」と言われるくらい人見知りしない性格(?)をよく褒められるんですが(?)

とりわけ対面コミュニケーションを通して相手の趣味趣向を理解し、何かを作ることが好きなんだと思います。


ということで、話がとっちらかってしまいましたが名刺作りの背景とそこからの学びでした。


それでは、また。


kimix





もしお気に召したらサポートいただけると嬉しいです。いつか旅のZINEを出してみたいと考えています(^^)