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【昔テスト嫌いだった皆様へ】◯◯テストと言われて違いを理解する5分

木村です。会社で最近小〜中学校で学んだテストやりましたが、算数は良かったんですが社会は難しかったです。悔しい。

本日は皆さん適当に覚えてるテストと言われるフェーズや種類について営業が知っておけば良い内容を記載させていただきます!
最後にざっくりの金額感なども解説していきますのでぜひご覧いただければ幸いです。

■ドキュメント
■テスト工程
■テストフレームワーク
■最後に



■ドキュメント


【テスト設計】テスト仕様書を考えるのってこんなに難しかったのか

テストと言われた時にテスト●●書というものが多く存在しますので、
まず流れに沿ってドキュメントを分けると、大きく4つに。

①テスト計画書(テストフェーズの要件定義)

②テスト設計書(仕様書)

③テストシナリオ

④テスト項目書(テストケース)

ここで営業がレベル感判断すべきポイントも4つ。

計画書やってるならテストPMやテストリーダーでしょ!

テスト設計(仕様書)書いてるならリーダーもしくはレベル高いでしょ!

テストシナリオかけるなら新人ではないでしょ!

テスト項目書作成とかテストケース作成レベルか、、、きちいな


ぶっちゃけ③④はメンバーレベルです。
が、シナリオテストはユーザーが使う複雑な動きまで想定して作らなきゃいけないので大変なのです。
逆に項目書はテスト設計/仕様書から項目を決めていけるのでイメージしやすいため、若手でもやり方さえ覚えてしまえば作れちゃうんです。

【計画書や設計書で抜け漏れがなければ若手テスターが活躍できる】

ということですね!



■テスト工程


続いてテストの行程のお話。

■単体テスト(1機能毎のテスト)

■結合テスト(機能を合わせてテスト)

■総合テスト(機能面だけじゃなくてシステムに関わるいろんなテスト)

■受入テスト(発注元がチェックするテスト)

よく見ますね。
特に必要な知識として、

単体テストはエンジニアがやっちゃうケース多い!

結合テストや総合テストはテスターにやってもらうことが多い!

受入テストはPMさんや事業会社のSEさんがやること多い!



■テストフレームワーク


みなさんが知っているLaravelやSpringbootなどのフレームワークとは違いテスト用のフレームワークが存在します。
言語特有のものから様々なテストの自動化をするためのもので、よく案件に出てくるのはこちら。

バックエンド:
JUnit(ジェイユニット)/PHPUnit/RSpec(アールスペック)/Pytest(パイテスト)
フロント:
JEST(ジェスト)/Puppeteer(パペッター)/Mocha(モカ)
その他:
Selenium(セレニウム)/Appium(アピウム)/Jmeter(ジェイメーター)

覚えておくのは、

JUnitをテスターで使えたらとりあえず案件はある

ユニットとか書いてあるけど単体テストで使われる!

JESTを使えるフロントエンドエンジニアはレベル高い

SeleniumやAppium使いはテスターQAエンジニアと呼ばれる



■最後に


テスターとして見る場合かなりざっくりの分け方になりますが、これくらいの感じで覚えておけば良いかなって思います!


①テスト計画〜設計〜テストシナリオできればテストPM/リーダー
→60~70万
②受入テストやってたらPMやSE
→80万〜
③テストフレームワーク使えたらとりあえず案件ある
→40~55万
④SeleniumとかあったらDev-opsできるかも
→60万〜
⑤結合テスト/総合テストのみはただポチポチテスト(打鍵テスト/実機テスト)しただけかも
→35~45万

ぜひ色々テストの案件や人材見てみて、今後テスト人材へ見合う案件を出していってもらえれば幸いですー!

補足:ゲームにはデバッグという総合テスト的なものが存在します。
世に出る前にいろんなプレイをしてみておかしくならないかってやってくれてるんですが、ちょっと羨ましいですよね。

画像提供元:ドラクエのデバッグメニュー

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