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家電のレンタルを申し込んだ話

日本人の習性でしょうか、年末が近づくと身の回りを掃除したいという気持ちが芽生えてきます。

結婚してから不用品をメルカリなどで処分したこともあり、それなりにすっきりしました。
それでも生活しているとだんだんと物が溜まってしまうのです。

現在自分の部屋で最も存在感を出しているのが本たち。
できるだけ小さい本棚1つにまとめようと思っているのですが、とうとうあふれて床に何冊か積んであります。
加えてかなり場所を取っているのが仕事関連の書類など。大事そうな書類、リーフレットやカタログ、家電マニュアルなどが地層のようになって積み重なっています。
本と違うのが、サイズがまちまちでなかなか本棚に入ってくれないこと。
これはなんとなしなきゃ、という気持ちが生まれるわけです。
しかも実家にもまだまだ本があるのです。

これらを処分する方法は大きく3つ。

A:新しく本棚を買ったり収納スペースを増やす
B:心を鬼にして捨てたり売却したり処分する
C:スキャンしてデジタル化する

まずAは論外。自由に動けるスペースが減るのはあまり気分のいいものではないし、本の勢いに負けた気がします。
Bもちょっと勘弁です。いくつか絶版になっている本もあるので捨てたりするのは惜しいです。かといってお金になりそうな本もそれほど多くありません。

となると浮上してくるのがCのデジタル化。
しかし、資料的に価値が高そうなものなどはデジタル化をするための踏ん切りがなかなかつかないもの事実。

実は10年ほど前にスキャナと裁断機を買っておりまして、持っていた漫画などを1000冊以上電子化した記憶があります。
実家の物置を見てみると裁断機はまだまだ使えそうです。
一方でスキャナは所在不明。仮に見つかったとしても10年以上前のモデルなのでおそらく使いものにならないでしょう。

ではスキャナを購入……と考えたのですが、はたと止まってしまいました。
まずスキャナって結構するんです。信頼できるメーカー品だと4~6万程度します。
そして買ってもそれほど使わないのです。10年前に買ったことがある自分はよくわかります。
さらにスキャナは結構邪魔です。それなりのモデルだとPS4くらいのサイズになります。
自分の場合では利用頻度はおそらく数年に一度程度にもかかわらず、それだけのスペースが取られてしまうのは邪魔だという感想になりますね。

なんとかスキャナを安く使う方法はないかと検索していたところ
『家電レンタルサービス』というものを発見しました。

スキャナのレンタル料金は往復の送料込みで3泊4日5000円ほど。
休みの前日に届くようにして必死にスキャンしまくれば、なんとかなりそうです。
値段も買う10分の1程度に抑えられますし、使い終われば返却すれば邪魔にもならない。

自分にとってとてもよいサービスに思えてきたので、思い切ってレンタルの申し込みをしました。
使ってみての感想をまた書きたいと思います。