見出し画像

本草薬膳学院の授業見学会に行ってみた

先日、本草薬膳学院の「中医薬膳師コース」の授業見学会に行ってきた。
薬日本堂の漢方養生指導士の初級講座がめちゃくちゃ楽しくて、もっと本格的に東洋医学について勉強したいなぁと思って調べていくうちに見つけたこちらの学校。
麻木久仁子さんが卒業生だったり、色々活躍されている方が多そうで興味を持った。
中医学コースを学んで試験に合格すれば「国際薬膳士」の資格が取れるそう!

事前メールがめちゃ丁寧

本草薬膳学院は東京、大阪、福岡、名古屋、広島にスクールがあり、私が申し込んだのは東京校の授業見学会。
どこかに初めて行くときに一番気になるのが「迷わず行けるかどうか」。
住所をGoogleマップに入れるまでは良いけど、進む方向が正しいのかどうかの判断がいつもつかない。
方向音痴の人は絶対共感してくれるはず。。笑

申し込む前にサイト上である程度場所を確認して申し込んだけど、受付完了メールの他にすっごく丁寧な場所案内のメールが来た。
目印を教えてくれるだけじゃなく、歩ける距離にある4駅からの具体的な地図を添付してくれていて。
浅草線の場合は日本橋駅のD1出口、東西線の場合は茅場町駅の12番出口、日比谷線の場合は八丁堀駅のA5出口、東京駅は八重洲口中央出口、と具体的な出口番号&そこからの地図と簡単な説明をつけてくれている。。
こんなに丁寧な場所案内されたこと今まであったかな?
方向音痴からしたらまさに神案内・・!

あと、申し込み後に来たメールで、「見学者向けの体験型講義や実習じゃなくて、通常講座を見学する会」なのだと知った。
てっきり授業体験できるのかと思ってたから、事前にわかってよかった!

当日の流れ

時間割はこちら↓ ほぼ終日参加するイメージ。
10:00~12:00 理論(講義)「脾と胃」について
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:30 理論(講義) 薬膳食材について
14:30~15:30 学院説明会
*希望者は説明会後、調理実習を見学

10分前受付できるようにお伺い。綺麗な外観のビル!
ドキドキしながら2階の受付に入ったら、「こんにちは〜^^」って温かく歓迎されてホッ。
名前を伝えて教室まで案内され、簡単に1日の流れの説明を受けた。
見学者席が一番後ろに用意されていて、当日の教科書のコピーやアンケートなどが机に置かれていた。

教室は写真撮影がNGだったから写真はないんだけど、当日の調理実習で使う薬膳食材が20個くらい一覧で並んでたり、卒業生の活躍記事や単発コースの案内などが壁にかかってた。
教科書も自由に手に取れるように一覧になってたり、人体の解体図や舌の状態写真が並んでたり。
後ろには調理実習用にキッチンスペースがあって、理科室なような家庭科室っぽくて面白かった。

午前中の講義は「脾と胃」についてで、脾の役割や五行、呼応する身体の部位などを学んだ。
ある程度学んでいる人じゃないとちんぷんかんぷんなレベル感。
人の良さそうな男性の先生だった。

お昼休みは色々見て回ろうと思って、あらかじめおにぎりを持っていった。
軽めに食べている人が多そうで、何故だろうと思ったら午後に調理実習があってそこで食べるからだと!
何人かで集まって食べてて楽しそうだった。
年齢層は40~50代くらいな人が多そうに見えたな。
ほぼ女性だけど、男性も1人?いらっしゃった。
私も隣の席の人や前の席の人が話しかけてくれて、楽しくお話しながら教科書とか食材とか気になるもの全部見たw
バンランコン、ゆり根とか見たことなかったからテンションが上がった〜!
教科書には、中医学だから中国の歴史とかも載っていて面白そうだった。
(薬日本堂は日本の歴史が書いてある。どっちも捨てがたいネ)

午後の理論は女性の先生で、薬膳食材について教えてくれた。
この授業が個人的にどハマり!
薬膳食材の本に沿って、この食材はこういうもので〜って1個1個教えてくれて、珍しい食材の実物を見せてくれてすごく面白かった!
特に、チャングムで出てくる「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」を生で見れて感激ww
冬虫夏草は虫からキノコが生えたもので、冬は芋虫なんだけど、キノコ菌の寄生の結果、夏には虫の姿が見えなくなるくらいキノコが生えてる!っていうもの。(何でこれ食べようと思ったんだろ、昔の人・・)
見た目はエグみだけど、ハン尚宮様がチャングムのおっかさんに「あなたって冬虫夏草みたいね、少し悲しいけど栄養になるのよ」と言われた過去の会話を思い出して、最高尚宮をかけた熾烈な戦いに勝つため冬虫夏草の料理を王様に出す、っていうあれ。。

ちょっと逸れちゃったけど、w
ほんとにかいこみたいな虫からキノコが生えてた!!
あとは蛤蚧(ごうかい)っていうオオヤモリを開いたものも先生が持ってきてくれたw
オレンジに黒の点々があるオオヤモリ、なかなかの毒々しさ。w
薬膳ではしっぽを使うらしい。。なにそれ食べていいのって感じだけどw
調理実習では冷え症に効く薬膳を作るらしく、レシピの簡単な説明の後準備に。
見学者はここで別室に案内されて説明会に参加する。

説明会は見学者6名+スタッフさん。
スタッフの方も卒業生とのことで、めちゃいい人そうだった!
「中医薬膳士コース」を、通学、通信、オンラインの3パターンで学べるそう。
・通学コース:50万くらい。24回の調理実習&四診(舌や脈を見る)を学ぶ。小テストみたいな宿題がある。最終回にチームで実力テストあり。(架空の人物の症状に合った薬膳レシピを提案、みたいなものらしい)
・通信コース:20万くらい。小テストもあり、全て郵送(メール添付は不可)。卒業レポートがあって1回で合格した人が未だかつていないらしい。自分で薬膳レシピを19個作る課題がある。
・オンラインコース:20万くらい。テキストがオンライン上で公開されていて、小テストや課題も全部オンラインで完結。通信同様、薬膳レシピの課題があるが10個で良い。
ちなみに通信コースもオンラインコースも、質問はメールや電話でし放題。

この中医薬膳士コース受講者が、国際薬膳士受験資格を得られて、合格率は9割とのこと!
ちゃんと勉強すれば取れることがわかって安心した。
終わってからは調理実習の方を少し見に行って解散。
美味しそうな料理が3品できていた!(ちなみに今はコロナもあって黙食だそう)

次のステップ

実際に授業見学会に参加するまでは、薬日本堂で上級講座を受けるか、本草薬膳学院の中医薬膳士コースを受けるか悩んでいた。
私の場合、仕事があるからオンラインで受けやすい方にしようと思っていた。
参加してみて、薬日本堂の上級講座を受けてから、必要と思ったら中医薬膳士コースを受けようかなと固まってきた!
薬日本堂は先生が面白くて理解しやすいし、日本ナイズドされているのも良い。
初級講座もオンラインで受けたけど、オンラインであの面白さとわかりやすさで、質問も全部その場で答えて完結してくれるから時差がない。
本草薬膳学院は、通学できたら良いけど通信やオンラインだけだと理解しきれるか心配に。。
質問も、多分夜や休日の勉強になるからメールですることが多いとすると、回答まで少し時差がありそうで。←自分がした質問をすぐ忘れそうな人
薬日本堂で隅々まで理解した上で、受けたければ中医薬膳士コースのオンラインで中医学の内容をオンしていくのが合ってそうな気がする。
本草薬膳学院は教科書を個別に買えるみたいだから、教科書だけ先に買っておいて読んでおくのもありだな!

実際に行ってみて先生やスタッフの感じや授業の様子がわかったから、参加して本当に良かったと思う。
誰かの参考になれば幸いです!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?