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note9日目 着物にハマったきっかけ

今日は、着物にハマったきっかけを書いてみたいと思います。


着物好きな方は、皆さんそれぞれ着始めたきっかけがありますよね。

小さい頃からお稽古で着ている方、お母様が着物好きで影響を受けた方、などというのはわかりますが、大人になってからハマった方の理由は、結構バラバラで興味深いです。


ちなみに私は、成人式にも振袖を着ませんでした。

というか、式にすら出ていません。


着物の記憶と言えば、七五三くらい。

草履で歩いて疲れて、カメラを向けても無表情だったとか、慣れない口紅が気になって口の周りを舐め回していたとか。

母から聞いたことが記憶されているだけなんですよね〜。

着物を着て楽しかったという印象はナシ。


そんな私が、着物にハマったきっかけはというと...

二十代最後の夏のことでした。

当時住んでいた八王子のお祭りに、「浴衣で行こう!」
と誘ってくれた友人がいたのです。

何も持っていない私は、その友人宅で浴衣一式を借り、友人のおばあちゃまに着付けてもらって出かけました。

その日は何事もなく過ぎ、
「浴衣貸しとくから、明日も着れば。」
と友人に言われ(お祭りは3日間あるのです)、その気になってしまったんですね。


次の日は、その友人とは別行動だったため、浴衣を着るまでが大騒ぎ!

オットの実家で、おばあちゃんやお母さんを巻き込み、ネットで帯の結び方を見ながら、オットも参戦して、何とか着せてもらいました。

私はただ立っていただけ。


前日と同じく、張り切って出かけたのはよかったのですが、人混みを歩いているうちに、帯がグズグズになり、途方に暮れることに😭

着物の知識がある方なら、「文庫結びのテがゆるんで、タレの部分がしっぽのように落ちてしまった状態」をご想像ください。

「文庫結びをするときの、テを上にひと結びした状態」
の方がわかりやすいかもしれませんね😅

その後、着付けができる知り合いが、運良く通りかかってくれて、結び直してくれました。

「助かったー!」
と、ホッとしたのと同時に

「ササッと帯結べるなんてかっこいい!」

「浴衣くらいは、自分で着られるようになりたい!」

と強く思ったのでした。

ここから、着付け教室通いが始まり、着物を扱う店があればいろいろ見せてもらい、着物を着て働ける仕事や着物と関われる仕事を探し、着物のことばかり考える日々が始まりました。


このきっかけを作ってくれた友人には感謝してもしきれません。

ありがとう😊

下の2011年の記事を加筆修正しました。



人は人、自分は自分。

でも、今日も私は誰かのおかげで生きている。

私も誰かの役に立つといいな。

私にとっての当たり前が、誰かにとってはまだ知らないことかもしれないから。


最後まで読んでくださってありがとうございます。

感動する話や、ためになる話ではないですが、こんな人もいるんだーくらいに軽く読んでいただければ嬉しいです。

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