見出し画像

やりたいことが見つからないならとりあえずweb制作会社にいくのが良いかもしれない

どうせ仕事をするのであれば、やりたいことをやれるにこしたことない派です。

とは言っても、いざ就職しなくてはいかんという段階でやりたいことが見つかっている人って、かなり珍しいと思います。大多数は特段やりたいことなんてないし、なくて当たり前です。

でも基本的に就職はしないと生活できないし、いつまでも親の臑を嚙ってばかりもいられないし、という方はweb制作会社に就職したらいいんじゃないかと思います。

自分自身、やりたいこと探しの迷路的な旅路の中で、3年前にweb制作会社に入社し、今もなんだかんだで楽しく仕事をしています。

この記事は、優秀な学生で、いろんな就職先の選択肢がありますという方向けでなく、何か作ってみたいんだよなー的なクリエイティブマインドを持て余し、くすぶっているフリーターの方とか、将来スタートアップ的な、サービス的な何かで起業的な何かをしたいなという野望系の方とかに相性が良いの提案なのではないかと考えています。

なぜやりたいこと探しの旅人はweb制作会社にいくべきなのか?

そもそもやりたいこと探しの最良の方法とは?

まずは片っ端からやってみて、自分の体で試していくこと。これに尽きる。気鋭のwantedly創業者の仲暁子さんの言っている通りかと思います。

目の前にある選択肢をつぶすためには、まずはチャレンジしてみる。思いっきりぶつかっていく。そして、ひとつずつ見切りをつけていく。
(中略)
いつのまにか他のことをはじめてしまっていたら、それが「選択肢をつぶした」証拠です。「これは自分には向いていない」と思えたら、それはあなたの人生が定まっていっている証拠なのです。

モノづくりから営業までいろいろ実験できる

web制作会社って仕事の内容が幅広いんですよね。

webサイトを作ることがメインなので、まずはデザイン的な仕事があります。

一方、ディレクターはお客さんとコミュニケーションをとったり、ときには営業提案もする。

はたまた、プログラマーの人は営業に出ることなく、ひたすらコーディングに励んでいたらします。

あとはサポートとして、日々webサイトのメンテナンスを行う人も必要です。

このように物作り、進行管理、マネジメント、コーディングなど、社内で求められる役割の幅が広い。

それだけいろんなことを社内で試せる可能性が高いということです。

自分のやりたいことでさえ、頭で考えてもわからないもの。

物作りに興味があると思っても、実はお客さんと話すのが好きだったり、マーケティングに興味が出てきたり、はたまたseoやweb広告などのwebの技術にのめり込んでいく人もいます。

だから、やりたいことが見つからない人はweb制作会社で幅広く、様々なことに触れて、自分の適性を見極め、興味を持てることを探すのは良い手なのです。

もちろん、いろんな役割があるからといって、どんどん新しいことにチャレンジできるかはその人次第な部分がありますが、マネジメントの方が適材適所を意識していれば、仕事があっていなさそな場合は社内で別のことをやってもらおうというのは良くあることではないかと思います。

学習する習慣が身につきやすい

インターネットの世界は新しいことが出てくる流れが速いので、学習しないとどんどん取り残されていきます。

これは人それぞれな話にはなりますし、自分自身できてない部分も多々ありますが、恐らくほかの業界よりも、自ら勉強する傾向があるのではないかと思います。

やりことをやる続けるには、新しいことを学習する態度は必要不可欠。その意味でも、web業界は悪くない選択です。

未経験の初心者でも入りやすい

人不足が顕著なのが原因か、わりとweb制作会社は未経験でも入れたりします。

独学で学べる部分が大きいからかもしれません。

この記事で想定している、やりたいことを探しているけど、あまり企業で働いた経験や特定の技能がない方でもweb制作会社ではスタートをきりやすいところも相性がいい気がします。

やりたいことができたとき、webの知識はきっと役立つ

ありとあらゆる産業にデジタルが浸透している昨今、何かやりたいことができたときにデジタルに関する知識があれば、非常に心強い武器になります。

もちろん、webの知識はデジタルのごく一部に過ぎませんので、ただweb制作会社にいればデジタル全般の知識が身につくわけではありません。

そういう意味では、web制作会社の中でも、web戦略、もしくはデジタル戦略の立案に携われるような、上流もやってる会社を選ぶとよいかもしれません。

もしくは、web制作だけでなく、ネット広告などのデジタル施策ついて広範囲に触れる機会があるとベストです。

たとえ、そうした会社ではなかったとしても、web制作、インターネットの世界は日々新しい技術が開発されており、実際に使うかどうかは別にして学ぶ姿勢が求められます。その意味でも、webに限らない、幅広いデジタルの知識には触れやすい環境です。

そのような中で身についたデジタルの知識は、きっとやりたいことの実現に役立つでしょう。

ひたすら実験する。自分のことを知るために。

自分の場合、web制作会社に入り、コーティングは性に合わない感じだなとわかりました。

デザインは素養がないのは明らか。

でもサイトの企画を考えるのは割と好きかもと思うようになりました。

あとwebサイトを通じて商品を売るにはどうしたらいいだろうと考える中で、マーケティングにも興味が湧いてきた。

それから、学生の頃にはイメージしていた売りたくもないものを心をなくして売らないければならないという営業のイメージも、実際に営業にチャレンジする中で変わってきました。

どうしたら目の前の人の課題を解決できるだろうか。自社の力で解決出来ないかと考えることが営業の仕事の核であり、想像力が試される難しいけど楽しい面もあるものだと知りました。

未だにこれが自分の生きる道といえるほどのものはなく、まだ道の途中。でも人生なんてそんなもの。いつまでも実験し続けることが生きることなのかもしれません。

自分も実験したいなぁと思っている人がいたら、web制作会社は最初の足がかりとしては悪くない選択肢の一歩じゃないかと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?