この先、きっと思い出す一日。

いつも通り、7時30分に起きてトイレ掃除をする。流れで部屋も掃除機をかけて、やっと部屋が息を吹き返した感じがする。掃除機をかけるのは土曜日の朝だけなので、週の終わりにかけて、床に埃がたまり、部屋全体も目に見えないものが溜まっていく。その溜まっていたものがなくなり、軽やかな感じがするので、掃除は嫌いじゃない。

王様のブランチを観たり、本を読んだりして午前中を過ごし、昼ごはんを作る。

今日は、昨日買った石川芋(初めて買った。大きな里芋)と鶏肉があり、直感的に煮物にする。鶏肉が実にプリプリに仕上がった。甘みのある煮汁をよく吸って、とてもご飯にあう。付け合わせはオクラは出汁とかで和えようと思ってけれど、冷蔵庫の白だしがだいぶ昔のものなので、あえなく廃棄。シンプルにポン酢とおかかで和えた。

それにしても、昔に比べて減ったとはいえ、まだまだ食べ物を腐らせてしまうことが多く心が痛む。もっとうまく回せるようになりたいものだ。

昼ごはん後はスターウォーズの続きを観る。

今日はやたら工事の音がうるさくて、やや耳の遠い自分にはセリフを聞き取るのが困難。

仕方なく、字幕版をレンタルし直して、また最初から見直す。

2回目だけあって、見逃していたことをだいぶ把握できて、ストーリーも掴むことができた。こんな話だったのか、スターウォーズ。普通におもしろい。

にしても、一回目のは全然見えているのに、見えていなかったものが多すぎて自分に驚きを隠せない、今回に限らず、映画は基本的に2回観るようにしたらいいかもしれない。1回目で見えなかったものが見えてくる。

今日はそのあとにもビッグイベント。姉さんの計らいで、母とコブクロのライブで埼玉スーパーアリーナに行ってきた。

普段、あまりコブクロを聞かないので楽しめるか不安だったけど、一切の杞憂。小渕さんは最初から最後までエンジン全開。エネルギーに満ち足りたコールアンドレスポンスで2万人の会場を一つにまとめ上げていく。

黒田さんと小渕さんの掛け合いが面白すぎて、ゲラゲラ笑う。ほんと二人良いバランスだ。

もちろん、歌声は圧巻の一言。特にそこにしか咲かない花の黒田さんの感情のこもりすぎたパフォーマンスに涙がでる。

コブクロとファンとの強い絆を感じて、ずっと彼らのファンとして歩み続けてきた人たちを心底羨ましくなった。膨大な好きだけで満たされた空間に入られてことの幸せを感じた。

最後は地元に戻り、スペイン、ポルトガル料理をいただく。

そういえば、母と二人で夜に外食したのはいつぶりだろう。

この先、思い出して話す日があるとしたら、きっと今日みたいな日だ。

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