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発酵白菜を愛でる日々

ダンチュウを読んで、いてもたまらなくなった。

発酵特集で紹介されていた、発酵白菜の激旨豚バラ鍋があまりに旨そうだから。

しかもレシピを考案したのは、最近ハマっている中華料理店味坊のオーナーの方ではないか。何か縁を感じる。

これはつくるしかない。

それがおよそ2週間前のこと。

そう簡単に発酵白菜の激旨豚バラ鍋は食べられない。

発酵させた白菜、酸菜が必要だからだ。

酸菜は市販もされているらしいが、味坊の人の良さそうなオーナーは自ら漬けるストロングスタイルを推奨している。厳しい師匠だ。

未来のために何をやるのか苦手な自分は、やや重い腰を上げて漬けてみた。

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千切りにした白菜に塩を揉み込む。

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白菜から大量の水分が出てきた。

あとは水気を絞り、ビニル袋に入れて、ひたすら部屋の片隅に放置。

そして4日くらい経ったのがこれ。

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色に深みが出てきた。これ、食べれるのだろうか。腐ってない?という疑念を必死に飲み込む。

さらに放置プレイ。

10日くらい経った。

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この期に及んで、独特な匂いが部屋に立ち込めてくる。

なんというか、まろやかなんだけど、発酵したもの特有のなんともいえない匂い。

色も微妙に赤っぽいところもあるような。

でも嫌いな匂いではない。むしろ、臭いんだけど、嗅ぎたくなる不思議な感じだ。

日々育って、変化していくので、まるでペットや植物を愛でているかのような愛着すら湧きつつある。

ダンチュウの味坊のオーナーさんによると、20日以上の放置で完成するとのこと。

期待と不安を胸に行く末を見つめていたい。

激旨発酵白菜豚バラ鍋を食べれる日は来るのだろうか。

失敗したら味坊に食べに行けばいいか。

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