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中華料理の懐の深さに恐れ入る

昼は香辣里で中国・湖南料理を初体験してきました。

唐辛子の突き抜けるような辛さが特徴。また、発酵させたり、ハーブを使ったり、漬けたりと、一手間かけた調理方法が存分に取り入れられているところもユニークです。

外食の楽しみをうまさの最大化というベクトルと、新しい味との遭遇というベクトルに分けたら、後者の魅力をとことん味わうことができます。

鯛に唐辛子で絡みをつけたメインの一品は、これまで味わったことのない味付け。淡白な白身はスープによって、さまざまな個性を身に纏って、癖になる美味しさに変身。

もう一品は、薫製した豚肉と干した豆腐の炒め物。

なかなか薫製できないし、豆腐も干すなんてことは、日本人の自分では一生かかっても出てこない発想です。

まだいけそうだということで、サツマイモの春雨を追加オーダー。これまたうまい。甘すぎず、しょっぱすぎず、酸味ききすぎず、まさにちょうど良い。よい塩梅。

ところ変われば、料理も変わる。

さすが中国は広い。普段食べてる広東料理や北京料理のみならず、まだまだ中華料理は隠し球を持ってる。この懐の広さよ。

なんでこんなに食が発達してるのか?

食への貪欲な追求?

日本と同じ匂いがする。

最近は、こうした中国のマイナーな地域にフィーチャーした新しい中華料理店が流行ってきてるらしい。

インドも良いけど、中華も熱い。

まだまだ新しい美味しさの可能性を無限に感じされてくれるワクワクする時間を過ごすことができた。

これがあるから、未知の美味しさとの遭遇、知らなかった世界の扉が開き、束の間閉塞感から自由に羽ばたけるような喜びがあるから美味しいもの巡りはやめられない。

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