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インフルエンサーでもない自分が、戦略なく育児×共働き記事を書く理由

去年(2018年)の末から、noteを書くようになりました。

特に、育児×共働きに関するnoteはちょっと無理してでも書くようにしています

他のテーマのnoteを書くこともありますが、育児以外はまとまったスキマ時間ができたときか、業務上必要だと思ったときに、ざっと書いている程度です。

普段の仕事は、戦略や狙いを考えて実行しますが、育児noteに関してはあまり考えていません

というか、プライベートなものだと思っていて、プライベートなことに"仕事脳"をあまり使う気になれないというのもあります。

noteを書く目的は、徳力さんのnoteに書いている以下のフレーズが非常に近いです。

会社員やビジネスパーソンのためのブログの書き方のステップ1は、まずはブログを自分のためのメモとして書く、ということでした。
ステップ2は、ブログを友達や同僚とのコミュニケーションのために書く、ということです。
自分には文章力がないからブログなんて書けない、というのは大きな勘違い|徳力基彦(tokuriki)|note

例によって、"まえがき"と呼ぶには長くなりましたが、今回は、特に育児×共働き系のnoteに力を入れたい理由を書きます。

まとめを先に書くと、こんな感じです。

目次
・子育ては、知る/買うだけで大きく改善できることが多い
・有名人の子育てノウハウは凄いけど参考にしにくい
・共働き会社員は忙しすぎてノウハウは発信されにくい
・「教えたい」というより、noteきっかけで「教え合いが生まれてほしい」
・発信して気づいたメリットも多いので、他の人の発信も増えるといいな
・これからも地道に、無計画にがんばります

要約すると、子育ては知るだけで生活が一新することが多いが、有名メディアに載るものは極端な話ばかりなので、少なくとも周りの人に僕みたいな素朴な人が体験談を残す価値はありそうだなと。で、僕のnoteをきっかけに情報交換や発信が生まれたら最高だと思ってます。以上。

例によって、上に結論は書いていますが、ここから長々と書いていますので、興味がある方はどうぞ。


子育ては、知る/買うだけで大きく改善できることが多い

子育てって、知るだけで行動や心の持ちようが大きく変わることが多いです。

たとえば、最近SNSで見たものでいうと、夜泣きの話とかもそうですね。

私自身、現在進行系で子育て x 共働き状態です。時間を必死でやりくりしながら、苦労をした後に知識を得ては「あれ無駄だったのかー。早く言ってよ~...」と思う毎日を過ごしています。

ちなみに、去年(2018年)で一番インパクトのあった学びは「チーム育児」の本を読んだことです。この読書経験を通して、「育児と仕事はトレードオフじゃない」「むしろちゃんと育児に取り組めば、仕事にも生きる」という考え方になり、非常に前向きになれました。

知識以外にも、導入するだけで家事の負担が軽くなるモノもたくさんあります。家電が典型的です。

買うだけで生活にゆとりを持てる体験も沢山できたので、買ってよかったものを紹介するnoteも書きました。

子育てに関することは、知るだけで生活が一新することが少なくありません。「境遇が似ている周りの人の役に立ちたいというのが、noteを書く理由の1つ」です。

あえて、想定読者を置くなら「便利なことを知る直前の自分」です。


有名人の子育てノウハウは凄いけど参考にしにくい

「あえて僕が発信しなくてもよいのでは?」という思いもありますが、多くの育児本や記事は、古い例や極端な事例が多くて参考にしにくいのです。


ググると、SEOに強い有名メディアやフリーランスの方の記事がたくさんヒットします。一見、情報は十分大量にある気もするのですが、正直あまり役に立ちません。

発信力が高い経営者やフリーランスの方は、クリエイティブで面白い取り組みをたくさん発信していますが、「それって、自由度が高い環境や、資産があるからできるのでは?」と思うことが多く、そのまま使えるものが少ないのです。

有名メディアに載る記事も、SNSでバズる記事も、拡散することが重要なので、"素朴なノウハウ"が紹介されにくくて、参考にできません。

書籍も、「『ワーママ』5年目に読む本」のように身近な事例を集めた良い本もありますが、極端な話ばかりの本が多いです。そもそも有名人でないと出版なんてできないですし、売れるために特別な話が入ってしまうのも分かります。

逆に言うと、僕自身が極端ではないからこそ、自分の実践例を残すことに意義があるのだと思ってnoteを続けています。


共働き会社員は忙しすぎてノウハウは発信されにくい

共働き会社員をやっていると、「子育てか仕事か」という生活になってしまっていがちです。余計な時間は取れません。

知識を得る時間でさえ確保しにくいのに、発信する時間まで確保するのは大変です。大したメリットも期待できないですし。


そんな多忙な状況を脱するため色々工夫をするのですが、検索してもメディアでも参考にならない情報が多いと、ゼロから自分達で考え、工夫することになります。

その結果、いろんな過程でとても役立つ工夫を発明されていても、ほとんどの工夫は世の中に出ないままお蔵入りになっている気がするのです。

たとえば、身近に以下のブログのような凄い工夫を実践している人がいても、こういう話はめったに表に出てきません

で、忙しさに対処できるように頃には、苦労していた頃の工夫は記憶に残りません。僕もきっとそうなるでしょうし、後から聞かれても「うーん、色々したけど忘れたわー」って絶対になります

でも、そうやって便利な知識がお蔵入りになるのは本当にもったいないと思うんですよ。地味でも、素朴でも、役立つ子育て世帯に役立つノウハウはもっと残ってていい

少なくとも僕の周りの子育てしている人には、もっと情報交換して、楽をして欲しいのです。


「教えたい」よりも、noteきっかけで「教え合いが生まれてほしい」

子育て世帯の人たち、情報を教えたくないわけではないはずです。少なくとも僕の周りの人は。

さっきの子育てブログを書いたエンジニアの人にも、「ブログ化してほしい」と僕が働きかけて書いてくれました(ホントありがとうございます)。


他の人も、noteを見たり、何かきっかけがあれば、色々教えてくれる優しい人が多いです。知識が出回らないのは、自分から発信する時間を取りにくいだけだと思っています。

発信や情報交換を促す"きっかけ"になればいいな」と思うのも、僕がnoteを書く理由です。

僕のnoteに関するコメント欄で、周りの家庭の工夫が交換されている光景を見るととても嬉しいですし、このnoteきっかけで、どこかで「こんなnote見たんだけど、どうしてる?」みたいな情報交換が生まれていたら最高です。


あくまできっかけ提供のために書いているので、「知っていることを教えてあげる」みたいな偉そうなことは考えずに、「僕はこうやっています」というスタンスで書いています。できるだけ。

普段発信していない人でも、工夫を積み重ねて、自分では考えもつかないようなノウハウを持っています。その事実を知っていると、「教えてあげる」なんて言えません。

普段接点がない人同士でも、子育てや共働きの働き方に関する情報交換が起きるきっかけになれば、と思って書いています


発信して気づいたメリットも多いので、他の人の発信も増えるといいな

実際にnoteを始めてみて、読まれる嬉しさや新しい学び以外にも、思っていた以上に周りに理解してもらえたり、自分の考えをまとめる機会になるなど、色々なメリットがありました。


FacebookやTwitterでnoteに対するコメントをもらうことが増えました。コメントをもらえるとすごく嬉しいですし、新たな学びがあります。


また、子育て x 共働き世帯以外の人にも、意外と読まれていて、自分の環境に対して理解してくれる人も予想以上に増えました。

僕自身、保育園の送り迎えが始まってからは、周りに考え方を伝えられる機会が激減しました

勤務時刻の制限ができると、夜の予定をはじめカジュアルな話をゆっくりする時間は取りにくくなります。

お迎えの時間を意識すると、どうしても効率化志向になりますし、効率志向になると自分の考えや状況を知ってもらう機会は減らしがちです。

同僚ともそうですが、パートナー(妻)とでさえ、自分の考えを伝える機会を取るのは難しくなりました。

仕事場でも家でも、いつもプロジェクト真っ只中状態で、阿吽の呼吸で目の前のことに対処するような状態が当たり前になっています。

もしかすると普段1 on 1をしている上司が、僕の行動の背景にある考え方を理解する機会が一番多いかもしれません。

でも、noteに考えを残しておくと、周りの人が僕の行動の考えを理解しやすくなったようで非常に普段のコミュニケーションが楽になりました。


そして、アウトプットを通じて考えがまとまるのも、大きなメリットでした。

ちゃんとnoteに残そうとする過程で、自分の考えの未熟さも不完全さを知ることになり、更に学ぶきっかけや、反省の機会になっています。

以下の記事にも書きましたが、アウトプットが学びに繋がるのを日々実感しています。

実は、書きかけのまま残っているnoteが何十本もあるのですが、書きかけるだけでも学びになります。

同じ境遇なら時間が取りにくい人ばかりでしょうが、同じようなひとたちから一つでもアウトプットが出るとと良いなと思っています。

この記事みたいに些細なノウハウの紹介でも、発信するメリットは感じられました。

みなさん、ぜひ。


これからも地道に、無計画にがんばります

僕は、インフルエンサーの皆さんのように、睡眠時間を削って早起きして「毎日note更新」みたいなことはできません。

この記事もそうなのですが、子供が寝静まったときに少しずつ書き溜めるスタイルで続けるつもりです。1記事に数時間かかるので、1ヶ月に1~2本残せたら自分を褒めています。

子育て関連は、以下のマガジンに入れていくので、もし興味があればぜひ読んで、周りの人との情報交換のきっかけにしてもらえれば嬉しいです。

これからも、買ってよかったもの、楽になった考え方、学び方、健康に関すること、を中心に書いていきます

たいした推敲もできていないので(してるといつまでも公開できないので)長めの記事が多くなりますが、これからも地味なペースで、自分の正直な経験談をnoteを残せるようにがんばります。

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