今も、こんな考えが、隙あらばわたしを支配していく。

休職したときもそうだった。

休んだ2年間、この考えを自分からなくすことはできなかった。

だから、毎日同じ時間に起き、ヨガをし洗濯をしごはんを作り、リワークにも通った。

結果、療養した気はぜんぜんしなかった。

好きなことに夢中になれることは、うつ病でなくても、人が生きていくうえで人生を豊かに、また日々の支えになってくれるだろう。
メンタルクリニックでも、夢中になれるものを見つけるといいと言われた。

それはわかってる。

でもわかることと、できることは違う。

わたしはなにも考えず、好きなことをすることがとにかく苦手なのだ。

楽しいと感じるなにかをしているときも、ふと
「こんなことしていていいのか？」
「辞めちゃってどうするの？後悔してない？」
と自分に問いかけてしまう。

あのねー、誰もとがめちゃいないよ。
そろそろそれで悩むのはおよし。
自分で自分を苦しめてること、わかってるでしょ。
退職しても、その鎖に縛られていたら苦しいままだよ。
辞めて良かったこと、いっぱいあるじゃん。
客観的に考えてごらん。

変われなくても焦らなくていい。
変われない自分を責めることもない。
いろんな自分がいるなかで、自分を問い詰める自分を、少しずつ小さくしていこうよ。

KIMPATSU、あなたの人生だよ。
好きになさい。