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【基礎英文法】(23)④英文の基礎になる「第4文型」を解説します

きむっちです。

英文法について発信しています。

基礎編として
英語の5文型と言われる中の
第4文型について書いていきます。

第4文型に入る前に
第3文型をわかっておくことが
大事です。

初めてこの記事を読まれる方は
第3文型の記事も御覧くださいね。

≪第3文型の記事はこちら≫

第4文型(S+V+O+O)の基本

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ここからは
英語の5文型と言われる中の
第4文型のことから書いていきます。

ここで、
ここから使うアルファベットは
このような意味を表します。

S:主語
 (私、彼など)

V:動詞
 (~をする、~が好きだ)

O:目的語
 (名詞)

第4文型は
S(主語)とV(動詞)に付け加えて
2つの目的語(O)を伴います。

復習として、
第3文型では
1つの目的語(O)だけで
文章が成り立つんですね。

第4文型では2つの目的語を伴うことが
第3文型とは違うんですよ。

第4文型(S+V+O+O)とは

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第4文型では
S(主語)が1つ目の目的語に対して
2つ目の目的語を与える
ってことに
なるイメージです。

ちょっとこれだと分かりにくいので、
日本語だとこんなニュアンスです。

「ヒントくれない?」

この表現だけだと
英語のニュアンスでは
ちょっとわかりにくいので、

英語で伝わりやすくしようとすると
このような表現に変わります。

「私にヒントを与えてくれない?」

この文章を元にすると、
第4文型では次のようになります。

目的語1:私

目的語2:ヒント

つまり、
あなた(主語)が
私(目的語1)に対して
ヒント(目的語2)を
与える(動詞)ってことに
つながるんですよ。

ここまで読んで
気づかれた方がいるかも
しれないですね。

第4文型では、
目的語1と目的語2では

同じものには
ならないってことです。

第4文型(S+V+O+O)の例文

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では、第4文型の例文を見ていきましょう。

Could you give me a hint ?
「私にヒントをもらえませんか?」

目的語1:me
目的語2:a hint

第4文型の特徴

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ここで、
第4文型では
目的語1と目的語2を
入れ替えることができる
のが
特徴なんですよ。

先ほどの例文だと
次のように書き変えられます。

Could you give me a hint ?
⇒ Could you give a hint to me ?

*目的語1と目的語2を入れ替えた例文

前置詞"to"を使うことで、
「ヒントをくれない、私のために」って
文章のつくりになるんですね。

注意点として、
上の例文のように
目的語1と目的語2を入れ替えた場合には
\第3文型になってしまうことです。

つまり、
第4文型ではなくなってしまいます。

なので、
目的語1に対して
目的語2を与えるってことが
第4文型のポイント
です。

第4文型(S+V+O+O)を取る動詞

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ここからは
第4文型を取る動詞を
紹介していきます。

いろんな意味の動詞がありますが、
どれもベースの意味は
「与える」
なんですよ。

ここで、
第4文型の例文で
「目的語1と目的語2を
入れ替えることができる」と
説明してきました。

第4文型を取る動詞には
次の2つのタイプがあるんですよ。

● give型
● buy型

【① give型】

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give のときには
前置詞の ”to” を使いましたよね。

第3文型にするときに to を使う
第4文型の動詞として、
以下のようなものがあてはまりますよ。

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【② buy型】

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一方で、
第3文型に書き変えるときに
前置詞の ”for” を使う動詞もあるんですよ。

buy がそのうちのひとつです。

次のような例文になりますよ。

My father bought me an apple.
⇒ My father bought an apple for me.

*目的語1と目的語2を入れ替えた例文

ちょっと
がっつりした英文法になってきましたね。

ちょっとだけブレイクタイム。

この例文で出てきた apple て単語も
面白いことがいろいろあるんですよ。

よければ、
英文法の勉強がてらに
リンゴの記事も読んでいただければ
嬉しいです。

第3文型にするときに for を使う
第4文型の動詞としては
以下のようなものがあてはまりますよ。

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第4文型と第3文型の違い

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第4文型と第3文型で大きく違うこと、

それは、
「目的語が1つか2つ」ってことです。

第3文型の場合は目的語が1つです。

第4文型の英文で入れ替えたら
第3文型になるって説明をしましたが、
入れ替えると目的語が1つになりますよね。

このときに
修飾語などで紛らわしくなることがあるので、
その点だけ注意が必要です。

一方で、
ここまででも説明してきましたが、
第4文型の場合は目的語が2つです。

第4文型の動詞は
第3文型(目的語1つ)で使えることも多いので、
よく英文の構造を見ていくように
してみるとよいでしょう。

次回のお知らせ

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次回は
第5文型について
解説していきます。

基本の英文の5文型で
最後の内容になります。

第5文型と第4文型が
ごちゃごちゃになることがあるので、
ここまでの内容を
しっかり振り返っておいてくださいね。

それでは次回まで
楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

≪自己紹介の記事はこちら≫








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