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【基礎英文法】(25)接続詞-等位接続詞③|接続詞 or

きむっちです。

英文法について解説しています。

今回は
等位接続詞”or”の
特徴・使い方について
解説していきます。

等位接続詞について振り返りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。

接続詞orを使うときには
選択疑問文で使うこともあります。

選択疑問文のことを振り返りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。


接続詞orの使い方

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ここからは
接続詞orについての
次の3つの使い方を解説していきます。

● 単語と単語
● 句と句
● 文章と文章

① 単語と単語をつなげる

まずは
単語と単語をつなぐ例から
解説します。

この場合、
選択疑問文で使うことを
思いついた方がいるかもしれません。

選択疑問文でも
使うことが出来るんですよ。

Which sport do you play after school, tennis or basketball ?
「放課後にテニスかバスケットをしますか?」

平叙文(肯定文)でも
接続詞butを使うことができます。

I play baseball two or three times a week.
「私はバスケットを週に2回もしくは3回やります」

【orを含む句を主語に使う場合の注意点】

接続詞orを使った英文は
主語としてつかうこともできます。

その場合には
一番最後に出てきた主語に合わせて
動詞を変形することになりますよ。

例えば、
次の英文の場合には
”I”が後半の主語になります。

そのため、
be動詞を”am”にする必要があります。

He or I am wrong.
「彼もしくは私のどちらかが間違っています」

次の例文だと
主語は”you”になるので、
be動詞は”are”になりますよ。

He or you are wrong
「彼もしくはあなたのどちらかが間違っています」

② 句と句をつなげる

接続詞”or”で
句と句をつなげる例として、
選択疑問文で挙げますね。

Did you play baseball or study English after work yesterday ?
「あなたは昨日の仕事終わりに野球をしたのか、英語を勉強したのか、どちらですか?」

③ 文章と文章をつなげる

接続詞”or”では
文章と文章もつなげることができます。

Would you like to eat dinner, Would like a bath, or Would you watch TV ?
「夕ご飯にする?お風呂にする?それともテレビ見る?」

この場合、
何度も同じ表現が使われているから
次のように省略することもできます。

省略すると
単語同士でのつなぎ方と同じですね。

Would you like to eat dinner, a bath, or watch TV ? 

命令文,or の使い方

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接続詞or”は
接続詞”and”と同じように
命令文とつなぐことができます。

日本では
次のように訳します。

「~しなさい、そうでないと・・・」
(~しないと・・・になる)

英文では
つぎのようになります。

Study English hard, or you can't speak English more fluently.
「英語を勉強しなさい、そうでないとあなたは英語をほとんど流暢に話せなくなってしまいます」

この使い方では、
文章をつなぐときに
カンマ(,)でつなぐことになります。

命令文のことをしなかったら
後悔してしまうような内容になるから、
煽っている内容になりやすいんですね。

実質的には
助動詞の”must”や”have to"に近い
ニュアンスになります。

ここで
助動詞must、"have to"について
振り返りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。

either A or Bの用法

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”or”でつなぐ表現として
eitherを使うこともできます。

”either A or B"を使うことで
AかBのどちらか」という意味で
使うことができます。

次のような英文で
使うことができますよ。

”either A or B"は
TOEICなどの英語テストでも
よく出てくる表現です。

You can choose either apples or oranges.
「リンゴかオレンジのどちらか1つを選んでよいですよ」

この場合は
どちらかしか選べないことになります。

両方とも選べないってことを
理解しておいた方がいいですね。

この例文だと
リンゴを選んだら
オレンジは選べなくなってしまいます。

【この用法では動詞の形はBによって変わる】

ここで、
”either A or B"を主語にするときには
主語Bによって対応することになります。

そのため、
Bによって動詞の形が変わりますよ。

次の場合は
”you”が B にあたるから、
動詞の形はhaveのままで使えます。

Either he or you have an orange.
「彼もしくはあなたのどちらかがオレンジを持っている」

次の場合は
”he”が B にあたるから、
動詞の形はhasにする必要があります。

Either you or he has an orange.
「あなたもしくは彼のどちらかがオレンジを持っている」

【否定形では意味が変わる】

ここで解説した
”either A or B"は
否定形にすると次のように
全否定の意味合いになります。

つまり、
どちらも否定するってことです。

I don't like either English or Japanese.
「私は英語も日本のどちらも好きでない」

つまり、
このような意味合いになります

「AとBの両方とも・・・ない」

否定形にすると
意味が変わることを
押さえておきましょう。

次回のお知らせ

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次回は
等位接続詞”nor”について
解説していきます。

できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

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