きむっちです。

英文法について解説しています。

従位接続詞”after”の
特徴・使い方について
解説していきます。

従位接続詞の基礎について振り返りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。

接続詞afterの意味・使い方

接続詞の”after”は
次の意味で使われます。

「SがVした後で」

この意味で訳されることが多いですが、
過去だけを表すってことはありません。

意味に捉えられないように
やっていきましょう。

例文では
次のようになります。

afrerを含む文章が
動詞”leave”を修飾していますよ。

I'll leave my office after I have lunch.
「昼食を食べてから会社を出ます」

最初に説明した
「～した後で」だと
時制を合わせるってことから
”after”の文章は未来形になりそうですね。

”after”を含む文章は
現在形になります。

「～した後で」という意味から
過去形にならないように
注意しないといけないですよ。

今まで紹介してきた
接続詞”if”、”when”、”whether”と
同じですね。

【過去を表すときのafter】

接続詞afterでは
過去形を表すこともできます。

このときには、
afterを含む文章は
本文よりも前のことを
伝えていることになります。

ちょっと
日本語だけだとわかりにくいので、
英文を含めて説明しますね。

He took a bath after he finished his homework.
「彼は宿題を終えてからお風呂に入った」

この文章だと
お風呂に入る前に
宿題を終えていたことになりますよね。

さらに
「お風呂に入った」ということから
過去のことを話しています。

つまり、
過去の「お風呂に入った」よりも
さらに過去の「宿題を終えた」ってことを
伝えることができるんですね。

過去の時点よりもさらに過去を表すことを
英文法では【大過去】と言います。

大過去を丁寧に詳しく説明すると
他の英文法を併せるとややこしくなるので、
【大過去】があると知っておくだけでも
幅が広がりますよ。

afterは前置詞としても使える

afterは
前置詞として使うことも
あります。

例文として
次のような英文です。

I go to gym after work.
「私は仕事が終わったらジムに行く」

接続詞以外の使い方があると
覚えておけばいいですね。

【前置詞afterを使った日常表現】

日本語で
「明後日（あさって）」と使うことが
ありますよね。

そんなときに
前置詞afterを使うことができますよ。

the day after tomorrow
「明後日」

「明日の後の日」ってことで
「明後日」という意味になります。

「明々後日（しあさって）」だと
次の英語になりますよ。

two days after tomorrow
「明々後日」

同じように「4日後」より先も
使うことができるのですが、
少しややこしくなることも。

そういうときには
他の使い方もあるんですよ。

【after以外で伝える方法（過去形の文章）】

前置詞afer以外を使うときには、
lateの比較級となる、
”later”を使います。

three days later
（3日後）

英文だと
次のようになります。

ただし、
この表現は
過去形だけになりますよ。

例文としては
次のようになります。

I saw her three days later.
「私は彼女に3日後に会った」

ここで、
lateの比較級は
少し特殊な変形をします。

lateの比較級・最上級について
詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。

【after以外で伝える方法（未来）】

未来を伝えるときには
前置詞”in”を使います。

前置詞”in”を使うことで
「～日後に」、「～週間後に」などの
意味になりますよ。

英文では
次のようになります。

I will see him in three days.
「３日後に彼と会いますよ」

I will see him in two weeks.
「２週間後に彼と会いますよ」

ここで、
”in”を使うときには
現在が起点になります。

そのため、
過去形の文章では
”in”を使うことができません。

”later”とは違う使い方になるのが
面白いですよね。

次回のお知らせ

次回は
従位接続詞”before”について
解説していきます。

できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again！

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