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【基礎英文法】(24)自動詞と他動詞の違い|わかりやすく解説

きむっちです。

「これまで英文法が
 あまりわからなかった」

「英文法の復習をしたい」

そんな方のために
英文法の記事を
noteで書いていきます。

今回は
自動詞と他動詞の違いを
できる限りわかりやすく
解説していきます。

ここまで書いてきた
英文の5文型も関連するので、
復習用の記事を含めながら
解説していきますね。

また、
少し発展的な内容も
含んでます。

基本的なところから
徐々に学んでいただければ
嬉しいです。

最初に

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ここから使う
文字について説明しておきますね。

S:主語
 (私、彼など)

V:動詞
 (~をする、~が好きだ)

O:目的語
 (名詞)

C:補語
 (名詞、形容詞など)

わからなくなったら
最初に戻ってくださいね。

【基本編】
① 自動詞とは

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自動詞とは
目的語を伴わない動詞のことです。

つまり、
第1文型(S+V)を取る文章です。

≪第1文型の記事はこちら≫


例えば、次の例文です。

I run everyday.
「私は毎日走る」

前回書かなかった英文でも
このような自動詞があります。

Sun rises at 6am.
「朝の6時に太陽が昇る」

このような表現もそうですね。

I talk on the phone every morning.
「毎朝電話で話す」

第1文型でできる文章は
完全自動詞とも言われますよ。

第2文型(S+V+C)も自動詞

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第2文型も
S+V+Cでできているから、
第2文型も目的語を伴っていないよね。

≪第2文型の記事はこちら≫

ただし、
第2文型では
補語がないと文章として成り立ちません。

なので、
第2文型でできる文章は
不完全自動詞とも言われますよ。

自動詞の特徴

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ここで、
自動詞と前置詞を組み合わせた熟語だと、
他動詞として働くこともあります。

例えば
さっきの”talk”で見てみましょう。

We talked about next plan.
「私たちは次の計画について話しあった」

”talk about” では
「~について話しあう」って意味になり、
目的語を伴ったような文章になります。

ただし、
前置詞とセットなので
”talk”は自動詞としての役割、
つまり第1文型の英文となります。

【基本編】
② 他動詞とは

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他動詞とは
目的語を伴う動詞のことです。

つまり、
第3文型(S+V+O)を取る文章です。

≪第3文型の記事はこちら≫

第3文型を取る動詞は
たくさんあるのですが、

わかりやすいところからだと、
前回紹介した play が他動詞です。

play を使った例文だと
次のようになります。

I play basketball.
「私はバスケットボールをする」

ここからややこしくなるので、
いったんブレイクしましょう。

バスケットボールって
いろいろな歴史から生まれたって
ご存知ですか。

ブレイクってことで、
バスケットボールの記事も
よんでいただけたら嬉しいです。

ーーーーーー
ここから他動詞のことに
戻っていきますね。
ーーーーーー

さきほどの「話しあう」って表現で
考えてみましょう。

他動詞で
「~について話し合う」を意味する
英単語は discuss ですよ。

"discuss" だったら
目的語(O)が後ろにきても
文章として成り立ちます。

この他動詞の discuss を使った
例文としては次のようなものです。

We discussed next plan.
「私たちは次の計画について話しあった」

S:私たち
V:~について話しあった
O:次の計画

【基本編】
自動詞と他動詞の見分け方

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ここまで読んでいただくと
「自動詞と他動詞が見分けにくい」って
思われた方が多いかもしれません。

ここからは自動詞の見分け方を
書いていきますね。

① 自然に起こることは自動詞

先ほどの例文で見ましょう。

Sun rises at 6am.
「朝の6時に太陽が昇る」

太陽は自然に登ることが
多いですね。

もちろん沈むほうも。

なので、
誰かの力を借りることはないです。

他にも
時間の経過に伴う
「子供の成長」や「年齢アップ」なども
同じことですよね。

このように
自然に起こりうることは
自動詞になります。

② 自動詞の基本表現は
  ある程度決まっている

自動詞で使う場合、
ある程度の基本の表現が決まっています。

例えば、
次のような表現は自動詞となります。

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このように
動詞に前置詞を加えることで
文章として成り立つときは
自動詞
です。

③ 何か対象がないと
  成り立たないのが目的語

目的語の場合には
人や物を動かさないといけないです。

スポーツするにも
自分から目的をもってやりますよね。

ここで
「学校に行く」ことも
目的を持って行動しているわけですが、
学校に行くって習慣があるから、
ある意味では自然に起こることですね。

なので、
この場合は人や物を
意図的に動かすってことはないです。

つまり、
何か対象物があることで
文章として成り立つ動詞が
他動詞ってことになります。

【発展編】
自動詞と他動詞は区別しにくい

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ここで、
ここまで書いてきたことから
少し内容が変わってしまいますが、

自動詞と他動詞を勉強する上で
ややこしいことがあります。

それは、
1つの動詞で
自動詞と他動詞のどっちの意味も持つ
単語がある
んですね。

しかも把握できないくらいあります。

例えば、
”talk”は自動詞だと書いてきましたが、
次のような使い方では他動詞になります。

I talked my mother into buying a bicycle.
「私は母を説得して自転車を買わせた」

ここでは
talk O into ~ という表現で
O(人)を説得して~させる」って
なるんですね。

つまり、
「この単語は自動詞」と思い込みすぎると
ドツボにはまってしまうことがあります。

他動詞でも
前置詞と組み合わせると
他の意味になることだってあります。

例えば
makeの基本の意味は
第3文型だと「~を作る」なのに、
第5文型だと「OをCにさせる」って
意味になります。

こればっかりは
英語をいっぱい読んで
使い分けを理解していくしかないですね。

まとめ

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ここまでにわたって
英文の5文型と自動詞・他動詞について
書いてきました。

英文の基本になるだけあって、
意外とすんなり理解しにくいところですが、
理解していくと英語が読みやすくなりますよ。

次回のお知らせ

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次回からは
接続詞について解説していきます。

英文法の記事は
今年はこの記事で最後にしたいと思います。

来年からも
英文法の記事を配信していきます。

2020年も残り3日間と少し。
年末を有意義に過ごしていきましょう。

来年からも
できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

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