きむっちです。

英文法について解説しています。

従位接続詞”if”の
特徴・使い方について
解説していきます。

従位接続詞の基礎について振り返りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。

接続詞whetherは
接続詞ifよりも幅広い使い方が
できる接続詞なんですよ。

接続詞ifについて振り返りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。

接続詞 whether の意味・使い方①
「～かどうか」

接続詞whetherは
特に次の意味で使います。

「～かどうか」

接続詞ifと
同じ意味で使うことができます。

次のような
英文になります。

I don't know whether it'll be rainy tomorrow.
「雨が降るかどうかわからない」

しかも、
whetherを使った場合には
主語にすることができますよ。

一方で、
接続詞ifでは
主語にはできません。

Whether I can hold more 100 thousands yen in my deposit is a serious matter of my life.

「私の貯金に10万円以上あるかどうかは、生活していくうえで重大なことです」

接続詞 whether の意味・使い方②
「AかBか」

接続詞whetherを使うことで
次の意味でも使えます。

「AかBか」

何かを選ぶときにも
使えるってことです。

このときには
主語を省略する形で
つなぐことができるんですよ。

この場合には
”I should go shopping”と
”I should stay at home"を
接続詞”or”でつないでいます。

”or”では
句と句をつなぐことができるんですね。

I’m wondering whether I should go shopping or study at home.
「買い物に行くべきか家で勉強すべきかどうか迷っている」

また、
whether toの使い方もできます。

I wonder whether to call or email.
「電話するかメールするか、どっちにしよ」

ここで
接続詞"or”について振り返りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。

接続詞 whether の意味・使い方③
「～であろうとなかろうと」

接続詞whetherでは
次の意味を表すこともあります。

「～であろうとなかろうと」

この意味で使うときには
"whether or not"の形で使います。

例文では
次のように使いますよ。

Whether she goes or not, I won’t go.
「彼女が行こうと行かなくても、私はいかないだろう」

【②の意味での注意点】

ここで注意点です。

①の「～かどうか」の意味では
notを省略して使うことが多いんですね。

一方で、
②の「～であろうとなかろうと」の意味では
notを省略しないのが一般的です。

接続詞 whether の意味・使い方④
「AであろうとBであろうと」

②と同じ使い方になりますが、
少し意味合いが変わってきます。

「～であろうとなかろうと」

③では”whether or not"の使い方でしたね。

②と同じ”whether A or B"の使い方でも
「AであろうとBであろうと」という意味で
使うことができるんですよ。

Whether you take a train or bus, be there in time.
「電車に乗るにしてもバスを使うにしても、間に合うように来なさい」

接続詞whetherを
ifに置き換えられないパターン

接続詞whetherは
接続詞ifと同じ意味で使いますが、
ifを使えない場合もあります。

次のようなときには
接続詞ifに置き換えることが
できません。

①　名詞の後のwhether

whetherの前に
名詞がある場合には
ifに置き換えできないんですよ。

The question whether it’s possible is so interesting.
「それが実現可能かどうかはとても興味深い問題です」

②　whetherの後に
　　不定詞toが続いている

whetherの使い方②では
”whether to A or B"の使い方を
解説しましたよね。

しかし、
ifを使った場合では
このような使い方ができません。

例文を
ここで改めて振り返りますね。

I wonder whether to call or email.
「電話するかメールするか、どっちにしよ」

まとめ

whetherは
ifと似ている使い方がありますが、
ifよりも幅広く使うことが多い接続詞です。

ここまでの内容を通じて
whetherとifの違いを理解してみると
英語の幅が広がりますよ。

次回のお知らせ

次回は
従位接続詞”when”について
解説していきます。

”when”は疑問詞以外に
接続詞として使うこともあるんですよ。

できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again！

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