化粧品の色と評価|化粧品アウトプット#51
きむっちです。
化粧品の色では色が大切ですよね。
普段化粧品の色をどうやってわかるようになるのか、知りたくないですか。
化粧品の色の評価方法について知りたくないですか。
この記事では、化粧品の色の評価方法について解説していきます。
この記事を読むことで化粧品の色についてさらに深めることができますよ。
【この記事を読んでいただく前に】
この記事を読んでいただく前に紫外線のことを知っておくとさらに深めることができますよ。
「色」とは
まず「色(いろ)」について書いていきます。
色とは電磁波の中で、肉眼で感じられる波長領域が可視光線で、
400~760nmの波長です。
太陽光線をプリズムに当てると
その中に含まれる光の波長が分光されて
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫に分かれて見えます。
色が見える原理
物体に光を当てると、次の4つに分かれます。
①物体表面から反射される部分
②物体の中に入って内部反射され外に出る部分
③物体に吸収される部分
④物体を透過する部分
着色した物質に白色光が当たると、その色を現す波長の光が反射され、他の部分が吸収されます。
例えば、赤色だったら、赤色以外の光を吸収し赤の光を反射します。
ここで、黒色の場合にはすべての色を吸収し、
白色の場合にはすべて反射するような仕組みになっています。
色の三属性
色には三属性があります。
それは、明度、色相、彩度になります。この3つを立体にして表したものをマンセル色立体と呼ばれています。
ここで、色相(しきそう)とは
赤(R)、黄(Y)、緑(G)、青(B)、紫(P)などのように色の系統を表すもので、波長によって決定されるわけです。
この中間色を加えた十色相を感覚的に等しく10分割して環状にしたものを色相環といいます。
明度(めいど)とは物体表面の反射率を表します。
明度が高いと明るく、低いと暗くなるんですよ。
白を10、黒を0(ゼロ)として10等分します。
彩度(さいど)は色の鮮やかさの度合いを表します。
無彩色を中心に置き0(ゼロ)とし、感覚的に等歩度で順次1、2、3とします。
鮮やかな色は彩度が高く、くすんだ色は彩度が低くなります。
さらに詳しく知りたい方は下の書籍からご覧ください。
最後に
化粧品の色の世界を見るといろいろと奥が深くて面白いですね。実際には色の吸収と反射ではもっと深い内容まで突っ込むとさらに面白いんですが、ここでは少し省きます。
色の吸収や色の三属性についてさらに詳しく知りたい方はネットや書籍などからご覧くださいませ。
次回のお知らせ
次回は化粧品の品質劣化をさせないための工夫などについて書いていきます。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
文章だけだと少しわかりにくいかもしれません。
書籍の中では図解されているから、さらにわかりやすくなります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの本を参考にしてみてください。
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