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kintone( キントーン )導入とセキュリティ: 大切な社内情報を守るために

kintone ( キントーン ) のセキュリティ対策を徹底解説します。


キントーンのセキュリティについて

顧客情報や案件管理など、企業がkintoneに登録するデータには機密性が高い情報が含まれることがよくあります。そうした情報を安全に守るため、kintoneは強固なセキュリティ対策を施しています。セキュリティに関する不安がkintone導入の障壁になっている方もいるかもしれませんが、ここでkintoneがどのようにしてユーザーのデータを守っているのかをご紹介します。

想定外の接続をシャットアウト


kintoneは、不正アクセスを防ぐためにIPアドレス制限機能を提供しています。この機能により、企業が管理するネットワークや特定の場所からのみアクセスを許可し、第三者による不正アクセスを効果的に防げます。





接続できる端末を制限


さらに、クライアント証明書による端末認証(セキュアアクセス)を用いて、特定の端末からのアクセスのみを許可することも可能です。これにより、承認された端末のみがkintoneにアクセスできるようになり、セキュリティを一層強化します。

認証アプリによる2要素認証


ログイン時のセキュリティをさらに高めるため、kintoneは2要素認証をサポートしています。Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなどの認証アプリを利用し、確認コードの入力を求めることで、パスワードだけではない追加のセキュリティ層を実現します。





操作権限の細かな管理


kintoneでは、アプリケーションやデータの閲覧・操作権限を細かく設定できます。組織単位から個人単位まで、必要なユーザーにのみアクセスを許可し、不要なデータへのアクセスを制限することが可能です。




外部機関による評価


サイボウズ社は、ISO/IEC 27001やISO/IEC 27017などの国際的な情報セキュリティ管理システムの認証を取得しており、kintoneのセキュリティ管理が厳格に行われていることが証明されています。また、サイバーセキュリティ対策チーム「Cy-SIRT」を設置し、インシデント発生の予防や早期発見、被害の最小化に努めています。



信頼性の高いインフラストラクチャ



kintoneのバックアップシステムは、データをリアルタイムで複数のサーバーにレプリケーションすることで、どのような状況下でもデータの安全性を確保しています。また、通信とデータの暗号化、契約終了後のデータ消去ポリシーを設け、ユーザーの情報を厳重に管理しています。




まとめ


kintoneでは、システム設計の初期段階からセキュリティが重視されており、複数のレイヤーで情報を保護しています。これにより、kintoneユーザーは、企業の貴重なデータを安心して管理することができます。セキュリティに関する疑問や不安がある方も、kintoneが提供するこれらのセキュリティ対策を理解することで、安全にクラウドサービスを活用することが可能です。

株式会社KI(ケーアイ)は、サイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーです。

※オフィシャルパートナーとは


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