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新しいジャンルのものづくりに挑戦。

タイトルの通りなのですが、今回は専門の職人さんにものづくりをお願いしています。

素材は食品ではなく、木材加工品です。


木材というと、杉や檜などの種類は知っていましたが、それぞれの特徴や特性などは、これまで知りませんでした。


今回木材加工の職人さんとある方のお陰で、知り合うことができ、お願いして数ヶ月が経ちました。



全く、新しい分野ですので、職人さんにいろいろなことを教えていただきながらの商品作りです。



漬物屋×木材加工職人


でチャレンジしているのは、ぬか床容器づくりです。


これまでぬか床の取り扱いについて、いろいろなご相談をお受けしてきましたが、足しぬかについてが多いです。


どのくらい柔らかくなったら足すのか?
足すぬかの量はどのくらいか?
足すのはぬかだけで良いのか?
足しぬかを行った後は混ぜるのか、混ぜないのか?

などです。


適期に適量を足すことで良いのですが、初めての方の場合、不安が大きいです。

また、熟成したぬかに熟成していないぬかを足すので若干香り、味とも薄まります。そのため数日は混ぜずに置いておけば良いです。



でももしこの足しぬかをする回数が減ったら、これまで以上にもっと簡単にぬか漬けが家庭で楽しめるようになります。


そんな夢のような容器があったらいかがですか?



木製容器の場合、木が水分を吸収してくれるため、容器内の水分を適当に応じて抜いてくれます。そのため、足しぬかの回数を減らすことが可能になるのです。



従来のプラスック容器やホーロー容器ではできない材木の素材ならではの力です。


またそれ以外にも木製ということでメリットもありますが、その詳細については長くなりますのでまた後日書きます。




ただ、この素材が木材ということで、生き物のようで加工がとても難しいです。そこを長年の経験をお持ちの職人さんにお願いし、相談しながら開発を進めているところです。


そして実際に使いながら私なりの改良点もいくつか加えているところです。


今日は宮崎県のフードビジネス相談ステーションの方の意見もお聞きしたところです。


たくさんの方々にご意見を聞きながら一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。


もう少し完成には時間がかかりますが、まもなくですので楽しみにお待ちください。



では、また明日をお楽しみに。


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