たぶんベスト2014

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ノート

東京駅からすこし歩くと、女神に会える。​

※「投げ銭」スタイルのノートです。どなたにもすべてご覧いただけます。

東京駅を降りてすこし歩くと、女神に会える。

背に大鷲の翼を広げ。
まだうら若い女の姿。
岩場の上に腰かける、勝利の女神。
名は、ヴィクトリア。

ここから見れば、初々しいむすめ。
恋人を夢みて、恥じらいに顔を染め、花輪を手にして。

ここから見れば、堂々たる女神。
勝利をみちびき、勝者に、月桂樹の冠をさずける。

大理石のあ

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悲嘆にくれるオルフェウス[塑像]

※「投げ銭」スタイルです。どうぞさいごまでご覧ください。

タイトルの「オルフェウス」について

ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケのお話は、アポロンの息子(のひとり)オルフェウスが死んで黄泉の国に行ってしまった妻のエウリディケを生きたまま追いかけて連れ帰るときに約束をやぶってとちゅうで妻のほうを振り返ってしまったためにふたたび別れなくてはならなくなってしまったというお話です。ちょっと古事記

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飛行機雲

空に。

長いながい尾を引いて。

たなびく。

――飛行機雲。

あれはヒトなんだ。

あそこをヒトが通った。
その証し。

ねえ、神様たち。
ヒトは飛べるようになりましたよ。

※体験した価値に見合うとは思えなかった場合、また、ふところに余裕がない場合、お支払いは結構です。いただける方からだけいただけば、それでじゅうぶんです。

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